数学オリンピックと東大推薦入試
国際数学オリンピック(IMO)で活躍した学生が、東大の推薦入試で不合格だった、という記事がバズっています。(コチラ など参照)。
不合格になった学生は、さぞ不満なことだと思います、、、というのも、高校3年間、つねに世界ランク入りしていましたからね。恐らくですが、同年代の高校生の中で彼以上の「実績」を残している数学系の高校生は皆無と思います。悔しいでしょうね。
ランキング理論で分析してみましょう
ここで、実績に「」を付けました。実績って何?という話がそもそもです。これには、2つの問題があります。
① 明示的に「●●●●での実績」と書いていない限り、どの実績を選ぶかは、選定者の恣意による。
② 実績同志の比較基準が存在しない=恣意的に決められる
ということです。つまり、面接官や志望動機審査官の匙加減(ちょっと煽ってる感ありますね)。
東北大学が、国際卓越大学に選定され、2030年から入試撤廃、すべて推薦型にする、と発表していますが、これも結果として同根です。
昔から、「東大の理科3類」に合格しても「鹿屋体育大学」には合格できない、などという話が有名ですが、これも同じですね。
教員としての無風凧の実感としては。
推薦入試の中からは「突飛な」学生が出てくる可能性がありますが崩れる学生も多い。「平均」でみるなら、受験組の方が総合力をもってると感じています。成績という意味ではなく、「地頭」という意味で、です。件の学生のこれからの「ふんばり」に期待したいところです。


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