学習指導要領

先日の話(紙か電子か(コチラ 参照))の続き。

高校以下の学習指導要領の大改正は10年に一度。次は2030年です。これをみて、

「え?これだけ世の中の進歩が速いのに、10年前の指導要領で大丈夫なの?」と思った方は、きっと無風凧と気が合います。

生成AI一つとっても、この3年で激変。2030年を生き抜く力は、2020年にはまだ影も形もなかったものを使いこなす必要があるわけです。

義務教育は、読み・書き・ソロバン、という日本古来の考え方でいえば、これは普遍の真理だと思います。逆に言えば、ここまでは「三つ子の魂」の時代に、学校教育のみならず家庭教育でも構築する必要がある。

その上で、中等教育(中学・高校)では、それらを使って何が出来るか、社会人になっていくための「基礎より一歩前」を勉強する。無風凧の解釈でいえば、頭の引き出しを構築して、沢山の物を整理できるようにする。

その後にそれらをどのように使うか、、、が高等教育(大学)。

初等教育の読み・書き・ソロバンは、時代が変わっても個人の資質として必要な物でしょう。中等教育の「頭の引き出し」は、人に依っては既にスマホなどの「外部装置」に任せてしまっている場合も多い。

このような時代に、10年に一度の改正、では世界に比肩できなくなるのも必定という物でしょう。

大学でも同じで、要求される基礎的なリテラシーが、日々変わっていきます。去年のシラバスは今年はもう使えない、という時代がきています(勿論、科目に依ります!)

猫の目の改善策は、実は最悪だとは思います。なんせ、日本全体を以後課すための「慣性力」を考慮しなくてはなりませんから。でも、10年は、、、いくら何でも長すぎるのではないでしょうか?

いっその事、教員任せにしてしまうっていうのはどうでしょう?なんて考えている無風凧です。

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これは、殺犬罪を設けるべき?

凄い事件が起きました(コチラ 参照)。

車上荒らしが車ごと盗み、中にたチワワを川に投げ捨てて殺してしまったというもの。

勿論、日本の民法上、動物は「もの」として扱われます。が、動物愛護法においては、民法とは違う解釈がなされ、「物」から一歩踏み出そうとしています。しかし、今回の件は「窃盗」でくくられてしまうと、その財産の一部として扱われてしまう可能性があります。

子供がいて、子供を川に投げ捨てたら、殺人罪か少なくとも傷害致死が窃盗よりも上位の犯罪になりますから、殺人罪容疑で逮捕ということになりますが、今回はあくまで窃盗、、、、なんとなく解せません。

人間は、畜産動物の命を貰っているではないか、それはどうなる、という反論は勿論重々承知の上。畜産業者を殺牛罪、殺豚罪で問うことはできないでしょう。しかし、愛玩動物としてのチワワは、殺犬罪として立件してしかるべきではないか。(現在は殺犬罪は刑法上存在しません)

本件、検察は、拘禁刑(いわゆる懲役)5年を求刑しています。初犯であれば殺人も懲役3年まで下がることを考えれば、5年が執行猶予無しで結審すれば、殺犬罪、が現行法制度上では「情状で入った(社会通念に照らし合わせた合理的判決)」結果と言えるかもしれません。

皆さんはどう思われますか?

追伸:
無風凧は、食物連鎖 を考えます。原始時代であろうとAI時代になろうと食物連鎖(動植物の捕食被食関係)は変わりません。また、帰るべきではないという立場をとっています。この立場を生かすような立法を目指しています。

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数学オリンピックと東大推薦入試

国際数学オリンピック(IMO)で活躍した学生が、東大の推薦入試で不合格だった、という記事がバズっています。(コチラ など参照)。

不合格になった学生は、さぞ不満なことだと思います、、、というのも、高校3年間、つねに世界ランク入りしていましたからね。恐らくですが、同年代の高校生の中で彼以上の「実績」を残している数学系の高校生は皆無と思います。悔しいでしょうね。

ランキング理論で分析してみましょう

ここで、実績に「」を付けました。実績って何?という話がそもそもです。これには、2つの問題があります。

① 明示的に「●●●●での実績」と書いていない限り、どの実績を選ぶかは、選定者の恣意による。

② 実績同志の比較基準が存在しない=恣意的に決められる

ということです。つまり、面接官や志望動機審査官の匙加減(ちょっと煽ってる感ありますね)。

東北大学が、国際卓越大学に選定され、2030年から入試撤廃、すべて推薦型にする、と発表していますが、これも結果として同根です。

昔から、「東大の理科3類」に合格しても「鹿屋体育大学」には合格できない、などという話が有名ですが、これも同じですね。

教員としての無風凧の実感としては。

推薦入試の中からは「突飛な」学生が出てくる可能性がありますが崩れる学生も多い。「平均」でみるなら、受験組の方が総合力をもってると感じています。成績という意味ではなく、「地頭」という意味で、です。件の学生のこれからの「ふんばり」に期待したいところです。

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大阪と構想

2月8日は、もう一つ面白い選挙がありました。大阪の首長ダブル選挙。

「大阪都構想」を掲げる吉村維新の会代表の「強権発動的な選挙」でした。横山市長と共に吉村府知事も再選しています。

しかし。

今回の選挙は「勝利」と言ってよいのかなあ、、、とランキング理論の専門家としては思います。

まず、対立候補が居なかった。普段の選挙なら、「都構想の是非」をめぐっての「政策論争」が選挙の争点になるところですが、他党は候補すら出さなかった。だから、本当の意味での「勝利」と言ってよいのか、悩ましい。

加えて、無効投票の多さ。10%を超える無効投票、、、無効を投じるために投票場に行くのは、究極の「徒労」です。それでも無効投票をする人がこれだけいた、ということは、潜在的な反対層がもっと多いことを示しています。

さらには、ランキング理論的には、既にオーバーシュートを越えて、幻滅期に入っています。その意味でも、都構想を主軸にした選挙、維新が勝ったとは言いにくい状況です。

大阪と構想、都構想だけでなく、構想すること自体に問題があるのかもしれません。

<追記> この大阪の選挙結果は、詳細はこのブログでは書きませんが、大阪が一気に地方都市化することを示唆しています。「やらなきゃよかった選挙戦」(やっときゃよかった公文式、のもじり)という感じです。

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高市首相大勝利

昨日の衆議院選挙の結果。

高市自民党は歴史的な勝利を収めました。300議席越えは無風凧もびっくり!です。

予想外なのは、これに引っ張られた形で、維新も微増だということ。チーム未来の安野さんは、もう少しいけるかな、と思っていましたが、こんなもんでしょう。

色々な方が色々なコメントを発表しています。全て「ごもっとも」な感じがしますが、、、高市さんが買ったというより、中道が一人で転んで負けちゃった、というのが、無風凧の分析=ランキング理論的な結果です。

と同時に。同じ劇場型選挙でも、先に自民党が大勝した小泉郵政選挙と異なり、大儀・主張の少ないものでした。いつまでこの勢いが続くのか。

出る杭は打たれる、ではありませんが、この先、全方位から集中砲火になります。まだ分析のためのデータが集まっていませんが、このままいくと短期政権に終わる可能性が高い。(ランキングのオーバーシュート現象)。年内かなあ、、、、

追伸: 安野さんの主張は、無風凧の言う「理系のわかる首相」と同じですね。施策総てに賛同するわけではありませんが、理系首相の誕生には第賛成です。

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ピンピンナナ(117)

117と聞いて。

時報の電話番号だ、と思う人はもう少数派でしょうか。それとも高齢化の影響で、まだ半数以上の方がご存知かもしれません。

親の「つもあがり30符4翻(11700点)」だと思った方、また最近は増えているそうですね、麻雀人口。ただ、マンガン扱い(12000点)にする場合も多いようです。

さて無風凧にとっての117は、1月17日。何といっても阪神淡路大震災。もう31年になるのですね。時が過ぎるのは早いものです。兵庫県は、この2,3年、県知事問題で随分有名になった感もあり、阪神淡路が忘れ去られていくようです。それは自然の摂理でしょう。とはいうものの、寂しいものです。

復興は去れたような、でも「変わっただけ」な感じもします。それも悪くはないのでしょうね。この先の少子高齢化時代、神戸は維持できるのかなあ、、、

改めて被災された方のご冥福をお祈りします。合掌。

蛇足:恋のダイアル177は、野口五郎です。

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卒論に生成AIを使うのはアリか無しか

師走も押し迫ってきました。教師も走るほど慌ただしい、という意味でつけられた師走。

忙しいのは教師だけではなく、学生も同じです。

先日、ある学生から、「生成AIを卒論に使うことの良否」について問われました。とてもホットな問題です。

特に、つい先日から、ChatGPT5-2とGemini3の「覇権争い」が激化の傾向にあります。

先日、無風凧も記事に書いたように(コチラ 参照)、もう完全に人間を凌駕しつつ、、、あります。

学生にとっては、鬼でもないのに金棒を持ってしまったようなもの。使い方を間違えないようにしてほしいと思いますが、、、

つらつら考えると。

昔、電卓が出始めた頃は、電卓を使うと馬鹿になる(計算能力が落ちる)と呼ばれました。

ワープロの時は、「漢字が書けなくなる」。

グーグル検索も、当初は随分「学の世界」からは嫌われていたものです。曰く、嘘が多い、と。

しかし、いまはすべてインフラと言っても過言ではありません。

その意味では、生成AIもインフラ化します。それも、爆速で。

そう考えると、「卒論に生成AIを使うこと」を禁じることは意味が無くて、それより、如何にうまく使うか、が人生を謳歌するカギになるように考えます。

なので。

無風凧は、生成AIで卒論を作成する事を推奨したいと思います。

ただし。課題をこなすだけではなく、その上での「Creative,Critical, Cool」な主張をすること、が条件です。現時点ではまだ、その3つのCは、生成AIではできないことですから。

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オフィスの電気ケトル

オフィスの電気ケトル(湯沸かし器)を新調しました。

これまでは、T-Falの物でしたが、今回は「GDPに貢献!」ということで国産の物にしました。

電気ケトルは、いわゆるオールドテクノロジー。とはいえ、T-Falが日本に来た時に、その速さに驚いた記憶があり、それ以降ずっとT-falを使っていました。

能力としては、今回の国産のもので全く問題ないのですが、、、スイッチの向きが逆! なんです!!

間違えることはないし、間違えても大した問題ではないのですが、このような「小さな違い」は意外と気になるものです。標準化しレクないかなあ、、、その方が、ユニバーサルデザインとしての貢献もできるのに、、、などと感じている無風凧でした。

 

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お米の値段

最近、ネット上では「新米余り」がニュースになっています。あれだけ「米不足」「米高騰」が叫ばれていたのに、いきなり「米あまり」「暴落」になるのは、日本人の特性でしょうか。

市場原理から言えば、米が高くなると消費量が減る、のは必定。そして、代替食品をに頼らざるを得なくなります。

この場合、代替食品は、価格的にはコメの値段より「低い」ことが条件ではあるのですが、ある意味では「米よりも高くても、満足するなら」そちらに流れてしまいます。

問題はココからです。米が抱負に戻って価格が下がっても、代替品で満足した人が必ずしも戻ってくるとは限りません。

今回の米騒動の場合、パスタやうどんを代替品とした方は多かったと聞いています。だとすると、パスタ価格が上がらない限り、満足度はキープしますから、米への回帰はおこならない。

この部分を、農水省の方々、特に鈴木新農水相は考えなかったのでしょうね。かれは、昨今のお米の価格を適正だと認識していたようですが、上述のように、競争力がなくなっていたことは、事前に分かっていたことです。だとすれば価格競争力で、一旦需要をもどして需要を確保し、もし適正価格よりも低いというのであれば、そこから再度価格をあげていくという戦略を取らなくてはならなかった。

今更感はありますが、12月か、遅くても1月には一度米価の暴落があるでしょう。それによって、需要量が戻るか、、、それが、今後の日本の農政=米政策の鍵になることは間違いないでしょう。

鈴木農相、どう考えますか?

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博士増員計画

文科省が、またまた可笑しなことを発表しました。「博士3割増員計画で年間2万人」だそうです(コチラ など参照)。この記事中には、「人工知能(AI)に関連した論文の割合を現状の世界10位から5位に引き上げ」とも書いてあります。これも噴飯ものです。

まず、博士3割増員計画ですが。

記事によると、博士を取ることを「目標」にできる体制を抜きしにして、科研費を始めとする「成果に直結する予算」を増やしています。まあ記事を読まなくても、文科省の官僚たちの考えることは想像できるのですが。要は「現場を知らない官僚」ということになります。

研究の現場で何が起きているか。科研の枠組みが、如何に既得権益的で形骸化されたものであるか、などは理解が出来ていない。

本当のイノベーションは、「科研に外れた研究」の中から見つかる可能性がたかいと断言できます。というのも、10年後20年後の世の中を正確に予測できる人はいないから。今更AI関連論文を10位から5位に、というのは、その言意味からも合点がいきません。5年後くらいは何とかなるでしょうけど、その為に今から博士増員しても、泥縄、って感じです。

それにそもそも10位から5位にって、どういう基準で作るのでしょうか?まさか、上海ランキングやTHEの結果での順位をさしている?とすれば、猶の事、論文数の順位を争う意味はなくなってしまいます。

それに、ホリエモンさんも先日行っていましたが、「全員がB(平均点)になるような教育」を続けている以上、上記の結果は必定ですし、悪貨は良貨を駆逐するではないですが、無理をした博士の増員は、本当にやる気のある人、を腐らせてしまいます。

もし。本当に将来の学力・競争力に危惧を抱いているのなら、このはなせ3割増計画は廃案にすべき、と無風凧は考えます。

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