高大接続・年内合格・リメディアル教育
昨今、色々な形の「推薦入試」による大学合格があります。入試も多様化、ということですね。ある意味では、大学側の経営事情による「青田刈」の側面もあるように思います。
その一つの結果が、早期の大学合格。早ければ、高校3年の2学期には進学先が決まっています。
進学が決まって、「やる気が増す」学生もいるでしょうが、安心して遊び惚ける学生も多い。
この「遊び惚ける学生」は、、、、下手をすると、受験組に対して約半年間、高校での学習時間が短くなります。もっと言えば、受験組が「本気で追い込みをかける」時期に、何もしない、、、ということになります。当然、学力は上昇しません。
推薦入試で合格するためには、高校でも「優秀」な成績であったことはおそらく間違いない事でしょう。しかし、半年間の勉強時間の差は大きい。小学校から高校まで12年間の修学時間があるとしたら、その最後の5%を欠いてるわけですから、学力差は出ます。
この「青田刈」の責任を、高校側は大学に押し付けようとする。大学側が引き受けるとなると、、、経営事情による「リメディアル教育」が必要になります。本来、高校で習得すべき内容を、大学教員が教える、、、まあ、大学教員は、高校の先生のように「教員免許」を持っているわけではないですから、高校生への教え方では、劣る部分もあるのであないでしょうか。
また、高校側も、卒業を厳しくするなどの方策で、「遊び惚けることが無い」ようにすることが、推薦者としての務めだとおもうのです。
このように考えると。
年内入試、年内推薦合格、という制度は日本の国力を下げている一つの要因のように思えてなりません。
「推薦入試はペーパーテストの後」とするだけで、ずい分変わると考えます。なぜそうしないのか、無風凧には理解できない。不思議です。


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