詰将棋: お中元の作意

土曜日は詰将棋の日!

20240727 今日は、久しぶりに作った「お中元作品」の作意公開です。出題は、コチラ です。

作意:
35桂、同歩、45角成、34桂、同馬、同玉、26桂、23玉、34金、22玉、33銀、同桂、23飛、同銀、同金、同玉、15桂、同香、34金、12玉、23銀、21玉、22香、同飛、同銀成(生)、同玉、14桂打、同香、同桂、11玉、13香、12歩、同香成、同玉、13歩、同玉、23飛、12玉、22桂成、まで39手詰

この詰将棋、配置の14香を歩にしたいのですが(その方が自然ですから)、どう工夫しても実現できませんでした。

 

| | コメント (0)

詰将棋: 百手詰への軌跡5(最終回)

土曜日は詰将棋の日!

20190716 無風凧唯一の百手越えの制作過程をレポートして作意公開をしてきた今回のシリーズも、いよいよ最終回。

この作品は、「長編的練習局(自己満)」という名前を付けて、スマパラで発表されました(2019年7月15日、Nos13276)。

このブログでも7月16日に一度、記事にしています(コチラ 参照)

作意:
11桂成、同玉、21歩成、同玉、32香成、同玉、33角成、同玉、53飛成、24玉、23龍、15玉、26銀、16玉、25龍、27玉、37銀、38玉、28龍、47玉、48龍、56玉、57龍、65玉、66龍、54玉、55歩、44玉、64龍、33玉、53龍、24玉、23龍、15玉、26銀、16玉、25龍、27玉、37銀、38玉、28龍、47玉、48龍、56玉、57龍、65玉、66龍、74玉、75龍、63玉、62銀成、53玉、73龍、44玉、64龍、33玉、53龍、24玉、23龍、15玉、26銀、16玉、25龍、27玉、37銀、38玉、28龍、47玉、48龍、56玉、57龍、65玉、66龍、74玉、75龍、83玉、72龍、84玉、85歩、95玉、92龍、94角、同龍、同玉、84金、95玉、77角、86桂、同角、同玉、87銀、95玉、86銀、同玉、78桂、95玉、96歩、同玉、87金、95玉、86金、101手で詰

この作品を作った時は、スマパラ市場一番黒い作品だと思っていました。でも、先日、スマパラ全問制覇をしましたがその中に、これ以上「黒い作品」がありました。急須屋二号店様のNos22539が、本作よりも2枚、沢山黒い駒を使っていました(2024年8月17日)。でも。長編的練習局を発表した時点では、一番黒かった、ことも判りました。

さて。今回のシリーズをを機会に4週目に挑戦してみました。つまり、100手越えの2作目(?)というか、本作の改善策です。でも難しい。左下辺が無駄なことは判っていて、収束は幾つか作ることができるのですが、なかなか4週目には突入できるようになりません。いっそ、逆転でも作ってみよかな、、、、なんて思っています。

| | コメント (0)

スマパラの話

無風凧もお世話になっているスマパラ(スマートホン版詰将棋パラダイス)。

数か月間から、一日の配信問題数が4になりました。それまでは5だったので、管理人さんがお忙しいのかなあ、、、と思っています。

無風凧は。

これを機会に「まだ解いていなかった問題を全てといてしまおう」と思い立ち、「高速」使いながら、全問制覇しました。

今回解いた問題のレベルは、殆どが16以上の問題なのですが、続けて解いていると、

1)やはり、レベルは大筋、段階を感じさせる
2)昔(初期)の方が、レベル設定は易しめ
3)これだけ毎日詰将棋すると、収束部のパターンが見えてくる。

ことに気が付きます。これまで、収束部に梃子摺ってい居たのがうそのようになりました。とはいえ、着手(初手)が難しいことは変わりません。

いずれにしても。

なんとか全問制覇することができました。ぱちぱち。

| | コメント (0)

詰将棋: 百手詰への軌跡4

土曜日は詰将棋の日!

20190403 5週続きの「百手詰への軌跡」、その4回目です。これまでの記事もご覧くださいね。

右図は89手詰まで伸びたところです。この頃、4周目はなかなか難しい、ということに諦めムードがと漂い始めていました。右上で細かく手を稼いだりしたのも、このころの変更。前回、銀が足りずに双玉にした点を、どうやって「意味づけするか」ということと、その「意味づけ」で手数を稼ごうとしていました。この改作4の時点で、逆王手を入れることに成功した、というのが大きな進捗でしょうか。

それに加え、冒頭の8手に、苦労の後(悪あがきのあと)を感じてくれると嬉しい(泣)。

作意(89手時点)
11桂成、同玉、21歩成、同玉、32香成、同玉、33金、同玉、53飛成、24玉、23龍、15玉、26銀、16玉、25龍、27玉、37銀、38玉、28龍、47玉、48龍、56玉、57龍、65玉、66龍、54玉、55歩、44玉、64龍、33玉、53龍、24玉、23龍、15玉、26銀、16玉、25龍、27玉、37銀、38玉、28龍、47玉、48龍、56玉、57龍、65玉、66龍、74玉、75龍、63玉、62銀成、53玉、73龍、44玉、64龍、33玉、53龍A、24玉、23龍、15玉、26銀、16玉、25龍、27玉、37銀、38玉、28龍、47玉、48龍、56玉、57龍、65玉、66龍、74玉、75龍、83玉、72龍、84玉、85歩、95玉、92龍、94角、同龍、同玉、84金、95玉、86角、96玉、87金、まで89手詰

A:53龍は64龍で無駄な迂回になります。

無風凧的には、91の「と」も不満です(無風凧は、意図なしで成駒をつかうのが嫌いなのです。)

 

| | コメント (0)

詰将棋:百手詰への軌跡3

土曜日は詰将棋の日!

20190210_3 最近は、2019年に公開した無風凧唯一の100手越え作品の制作軌跡を紹介しています。今日はその3回目。

3回目の進捗は、

1) 周回の三周目を実現しました。

2) 71手まで伸ばすことができました。

この時から、61に先手玉がおかれています。この時は、本当に玉である意味がなく、単に「銀が足りない!」という理由です。(最終的には、玉の意味ができる、というか玉があって足すかった、ということになります。)

9筋は、一応完成品にするため(収束させるため)に付け加えたもの。

その第三回目が上図です。作意は下記。

▲5五龍△3三玉▲5三龍△2四玉▲2三龍△1五玉 ▲2六銀△1六玉▲2五龍△2七玉▲3七銀△3八玉 ▲2八龍△4七玉▲4八龍△5六玉▲5七龍△6五玉 ▲6六龍△5四玉▲5五歩△4四玉▲6四龍△3三玉 *▲5三龍 △2四玉▲2三龍△1五玉▲2六銀△1六玉 ▲2五龍△2七玉▲3七銀△3八玉▲2八龍△4七玉 ▲4八龍△5六玉▲5七龍△6五玉▲6六龍△7四玉 ▲7五龍△6三玉▲6二銀成△5三玉▲7三龍△4四玉 ▲6四龍△3三玉 *▲5三龍 △2四玉▲2三龍△1五玉 ▲2六銀△1六玉▲2五龍△2七玉▲3七銀△3八玉 ▲2八龍△4七玉▲4八龍△5六玉▲5七龍△6五玉 ▲6六龍△7四玉▲7五龍△8三玉▲7二龍まで71手詰 (* 25手目、51手目は▲6三龍も可で、無駄な迂回。)

20190201 ちにみに、第二回と比較しておきましょう。下図が第2回目。まだ47手で二周しかしていません。(作意は、先週の記事 コチラ をご覧ください。)

| | コメント (0)

詰将棋:百手越えへを目指した軌跡2

土曜日は詰将棋の日!

20190128 先週から、2019年に発表した無風凧作唯一の100手越え、の軌跡をお届けしています。参考のために、まずは先週の図をあげておきます(上図)。下図が、今週の図です。

軌跡としては。

先週は、周回の基本形を作りました。ここでは、1周半でした。

そして、軌跡としては2周に伸びたのが今週の図(下図)です。作意は下記。

作意:
54龍、32玉、52龍、23玉、22龍、14玉、25銀、15玉、24龍、26玉、36銀、37玉、27龍、46玉、47龍、55玉、56龍、64玉、65龍、53玉、54歩、43玉、63龍、32玉、52龍、23玉、22龍、14玉、25銀、15玉、24龍、26玉、36銀、37玉、27龍、46玉、47龍、55玉、56龍、64玉、65龍、73玉、72金引、84玉、74龍、95玉、85龍、まで47手詰

20190201この時は、とりあえず47手の作品としてスマパラに発表したくて、一応の完成としていましたが、、、余詰めチェックに自信が無くて、結局発表はしませんでした。

でも、「作品とするために」左辺に余計な工夫を色々したなあ、、、というのが思い出。その為に後に苦労することになるのですが、今回はここまで。

| | コメント (0)

詰将棋: 百手越えを目指した軌跡1

土曜日は詰将棋の日!

思い出の詰将棋シリーズ、今週から5週間は「百手越えを目指した軌跡」と題して、紹介していきます。

20190128 2019年、無風凧作では唯一の100手越、を作り、スマパラに採用して戴きました。捜索開始から完成まで約3か月かかりました。

その「原型」が右図です。

作意:
52龍、23玉、22龍、14玉、25銀A、15玉、24龍、26玉、36銀A、37玉、27龍、46玉、47龍、55玉、56龍、64玉、65龍、53玉、56香、43玉、63龍、32玉、52龍、23玉、22龍、14玉、25銀A、15玉、24龍、26玉、36銀A、37玉、27龍、46玉、47龍、まで35手詰

この時は、周回することで手数を伸ばすことを考えていました。その「周回の原型」です。自分なりに工夫したのは、上記中Aで示した銀の出入り。龍追いではありますが、銀の出入りを加えたところが工夫した点です。作品としてみた場合は、詰上がり図にもサプライズがありますので、是非、並べてみて下さい。

 

| | コメント (0)

詰将棋: お中元

土曜日は詰将棋の日!

20240727 今日は、皆様に、お中元の新作です。

制作の経緯:
これは、ぴよ将棋との「実践譜」を元に詰将棋になるように調整したものです。数年前、スマパラ用に「詰んでいるのに美濃囲い」を構想していたことがあったのですが、完成度が上がらず道半ばになっていました。今回、ぴよ将棋と指している時に、「似た局面になったなあ、、、」と思っていました。

不動駒がちょっと多いな、という不満はありますが、まずまずに仕上がったかな、と思っています。持駒数でお分かりいただけるかと思いますが、意外と長いです。

| | コメント (0)

詰将棋: 新飛車9、10の作意

20221029 土曜日は詰将棋の日!

最近は、「新飛車はとられるのかシリーズ」の作意公開をしています。今日はその9と10です。まずは、その9(上図)。その9は、2022年10月にこのブログで発表したものです。

作意:65銀、53玉、54金、52玉、43金打、61玉、52金打 まで7手詰

この詰将棋、手順だけをみたら「追い詰」なんですが、、、、この追い詰手順、右に一路動かしても成立するように見えるのですが。一路右に動かすと、初手63飛寄成という余詰めが成立するのです!驚き、ですね。

さて。

今種は一度に2つ、作意を発表します。続いて、その10です。

20221105 作意:93飛成(生)、同玉、73飛成、94玉、84金、95玉、85金、同玉、97桂、86玉、77銀、87玉、88金、96玉、76龍、95玉、85龍まで17手詰

これは、初手が驚き、ではないでしょうか?初手と3手目の組み合わせは気が付けば当然、なんですが、なかなか気が付かないのではないか、と思います。御通家のみなさま、如何でしょうか?

| | コメント (0)

偉業!?小山怜央四段

奨励会を経験していない棋士の誕生です!小山怜央四段。

と言っても、昨年フリークラス棋士としてプロにはなっていたのですが、本日、晴れてC2に昇級!来季は順位戦を戦うことになります。

フリークラスになってから、最短でC2昇級だと思うので、これは偉業と言って良いでしょう。

小山四段、これからの活躍をお祈りしています。

| | コメント (0)

より以前の記事一覧