詰将棋: ステイホーム、浪費する二人(双玉のラブストーリー4)
土曜日は詰将棋の日!
双玉のラブストーリーシリーズも大詰めを迎えてきました。スマホ詰パラの「年始握り詰」が4年連続で双玉というのは、もしあしたら、管理人さんもこの「双玉のラブストーリーを楽しみにしているのかな」なんて思ってしまいました。
この第4回はコロナ自粛中の2021年正月の作品。皆様「ステイホーム」していたことを思い出していただけると思います。詰将棋でも4x4にステイホームしました。
作意
12銀成(A)、同玉、13歩、11玉、21香成、同玉、12歩成、同玉、23金、21玉、32金左、同金、同金、11玉、22金打(B)、同角、同金、同玉、33金、11玉、22角(C)、21玉、32金、同玉、33角成、21玉、23香、12玉、22馬まで29手。
詰将棋としては、(A)(B)2度の「打ち歩詰回避」,そして、(c)で22角の替りに13香とするとやはり歩詰。これだけの作品です、、、が。ラブストーリーとしては、5枚もある金銀を全部浪費してしまい、最後に貧乏図式になるところが面白い。驕る平家は久しからず、ではないですが、皆さま、分不相応な浪費は避けましょうね。
なお、双玉詰将棋としての詰め方玉の意味は非常に薄く、これを双玉と言っては申し訳ないな、という気持ちです。初出はスマホ詰パラNos.16066です、
最近のコメント