Sibeliusを言い訳に

今日は、シベリウスの誕生日。生きていたら、満154歳です。

最近は、邦楽付いている無風凧ですが、今日だけはシベリウスファンに戻ってAndante Festivoを聴きました、、、そして、ふと思ったのですが。

シベリウス自身は、国民楽派に分類される音楽。いわゆる西洋クラシック音楽の流れを汲みながらも自国の音楽を追求した音楽かということになります。フィンランドの叙事詩カレワラを題材にした音楽は、動機・素材としてフィンランドのものを用いてます。きっと、和声やメロディー、リズムにもフィンランドに特徴的な音楽が内包されていると思うのですが、日本人である無風凧には残念ながら「この音楽のどこがフィンランドなのか」と問われてもなかなか明瞭に答えることができません。

それに対して、雅楽や民謡などは、聴いた瞬間に「日本の音楽だ」ということがわかります。調子や楽器の音でなく、わかります。その意味では無風凧は「日本人なんだなあ、、、」と、最近強く感じています。

さてさて改めてSibeliusの話。シベリウスは、人生の後ろ30年間、作品をほとんど残していません。自省癖でなかなか作品を発表できなかったのだ、と言われています。実際に、交響曲8番は一度完成したにも関わらず、1945年に自身の手によって焼却された、とシベリウスの妻アイノは語っています、、、

大シベリウスほどではないのですが、無風凧も最近、論文を書いても教科書を書いても、見返すたびに修正したくなり、なかなか脱稿しません。無意識のうちに、シベリウスの自省癖が憑ったのでしょうか、、、

そんなことを考えながら、予定通りに進まない仕事の言い訳としています。

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やっと会えたよ。

20191203

馬頭琴君:無風凧さん?驚いたなあ、、、此処には来てくれないものだと思って寂しい思いをしてたんだよ。

写真出典:自前のM5

浜松の楽器博物館に初めて行きました。ずいぶん前から気にはなっていたのですが、やっと、、、です。馬頭琴君も驚いた顔で歓迎してくれました。

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JASRAC の気持ちもわかるな。

これは、実話です。この話を聞いて、無風凧としては、Jasrac の気持ちも分かるなあ、、、と思っています。

とある音楽教室。その教室では、教室の生徒さん用に作られた楽譜があり、当然、曲はJasrac に登録してある。市販されている楽譜ではないので(生徒以外には頒布しない)、その曲を演奏したくて教室にピンポイントで来る生徒さんもいるそうです。

ある生徒さん。普段はN先生に習っているのですが、その一曲を弾きたくて無風凧の友人の教室に一ヶ月だけ来たそうです、、、ところが。そのN先生からのメールで、

「私の生徒の上達の面倒をみる必要があるので、私用に一部コピーしました」

と連絡があったそうで。楽譜には、Jasrac の許諾番号もつけてあり、禁コピーをつけてあるにも関わらず、、、これって、完全に違法コピーです。

著作権法はおろか、不正競争防止法にも抵触している。

無風凧はこれまで、楽譜のコピー問題は、先生から生徒へのコピーが大問題だと思っていたのですが、生徒の楽譜を著作権法違反してコピーする教師がいる、、、驚きです。

因みに、連絡しても、なしのつぶて、とのこと。確信犯ですね。

S県H市のN先生、このブログ、読んでますか?


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雪の幻想by渡辺由布子

最近、箏曲家衛藤公雄のことを応援(?)しているからでしょうか。面白いYouTubeがあるよ、と言うメールが飛び込んできました。

https://youtu.be/jYYc-ZD5Iw0

開いてみると、衛藤公雄作曲の「雪の幻想」の録音ではないですか!しかも、演奏は渡辺由布子さん。彼女の演奏は何度か聴いていますが、期待を裏切ることはありません。

この「雪の幻想」も、期待に違わぬ名演で大満足です。彼女の師匠衛藤公雄自身の録音も残っていて、その演奏を聴いたことも有りますし、映画「長崎の歌は忘れじ」のdvdでも衛藤公雄の音で聴くことは出来ます。しかし、新しく公開された渡辺さんの演奏は、師匠に優るとも劣らない名演。音の艶やかさは、師匠をこえているな、と感じます。

天国の衛藤公雄氏も、そんな弟子の演奏を聴いて、きっと喜んでいらっしゃるのてはないでしょうか?

というわけで、皆様、必聴です。

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BGM

最近はデスクワークが多い無風凧。デスクワークにbGMは欠かせません。

昔はカセットテープ。その後、cd,そしていつの頃からか覚えていませんが、気に入った曲はパソコンに取り込んでいます。その後、YouTubeを多用するようになり、、、

どんなメディアで聞いても、お気に入りの曲はあります、、、気がついたら、大体20枚のcdがあれば、BGMとしてほ、何とかなるようです。

いつか、そのアルバムを紹介しますね。


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耳のお休み(好きな音楽2019年9月)

先日、出張で飛行機に乗ったときのこと。

着陸態勢に入った頃から、左耳が痛くなり、、、5分後には耐えられない痛みが。飴を舐めたり、お茶を飲んだり、鼻を押さえたり、、、色々試しても、あまり効果が無く、着陸してからもなお30分くらい、苦しみました。

痛みは、なんとか収まったのですが、今も耳が「ぷくぷく」言っているような感じがします。なので、音楽を聴く気がしない。頭の中で音楽を流していても、どうも「ぷくぷく」という雑音が入るような気がして、集中できない。

ということで、2019年の9月の「好きな音楽」は、「なし」です。ゆっくり耳を休めています。

 

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夢箏(ゆめごと)、、、衛藤公雄と我が人生

このブログで、何度か箏曲家「衛藤公雄」の記事を書いたからでしょうか、「夢箏(ゆめごと)」という本が送られて来ました。お送りくださった方にお礼申し上げます。

この本、衛藤公雄氏の秘書をされていた方(著者の宮川嘉有子氏)が書いた、「思い出話し」のような内容です。宮川氏が、衛藤公雄氏をいかに大切に思っていたのか、、、、が綿々と綴られています。

昨今、衛藤氏に再び脚光が当たっているように思います。奇跡の爪音、という書籍も先年発売されましたし。

衛藤氏は、実績の割には、名前が残っていないなあ、、、と無風凧も思っています。後継者が育たなかったのでしょうか。いずれにせよ、この本を通じて、衛藤氏の音楽に対する心構えが伝わってくるように感じます。おすすめです。

詳細は、 こちら を参照してください。

 

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オススメ演奏会情報!!

20191107blog とっても面白そうな演奏会の情報が飛び込んで来ました。これは行くっきゃない!! 

「西洋に流れ込む邦楽の奇蹟」

何が面白そうかって。

昨年聴いて最高に面白いと思った「流觴曲水譜」を、当代随一の尺八菅原久仁義先生と、若手実力箏曲家が演奏する。それだけでも、聴きに行く価値は十分にあるというものです。

他に、幻の名曲「雪の幻想(衛藤公雄作曲)」を衛藤公雄から直接教えを受けた渡辺由布子が演奏するのだから、期待は高まります。

是非是非、のオススメです。

11月7日木曜日 1830開演
日本外国特派員協会(FCCJ)

流觴曲水譜
雪の幻想
春の海
六段の調べ 他

詳細の情報は、 コチラ でどうぞ。

 

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六段の調べ

お正月に良く聴く「六段の調べ」。お箏の名曲として、日本人なら、いや多分世界中で有名なこの曲。ちょっと調べてみると、色々面白いことがわかりました。今日は、その中から「へえ」と言ってもらえそうな話をかいつまんで。

1。 皆川達夫先生の説:「六段の調べはグレゴリオ聖歌」だ、、、

2。 作曲した八橋検校は、バッハに生まれ変わった(八橋検校の没年=大バッハの生年=1685年)

3。 明治初期、ほぼ唯一の「器楽曲」として海外にも紹介されたために、日本国内でも有名になった。。。

4。 それまでは、単なる初心者用の箏練習曲。。。

、、、、

などなど。特に3は驚きです。確かに、邦楽器のための器楽曲というのは、明治以前にはすごく少なくて、ほとんど「詞」が付いているものです、というか、合いの手やお囃子が楽器の役割でしたからね。組歌、長唄、声明、、、全て「唄」が主で楽器は伴奏(合いの手)。三曲合奏(尺八、三味線、箏)という邦楽の合奏形態も、最近の話、、、、

とても興味深い調査でした。

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池辺晋一郎先生のトークより

1929年は、日本人作曲家の当たり年。その1929年生まれの作曲家の作品を集めた演奏会に行きました。この演奏会は、池辺晋一郎先生の企画とのことで、曲の間のトークは池辺先生。そのトークの中で、とても面白いことをおっしゃってとので、今日はその話。

昔の作曲家は、お互いを批判して切磋琢磨したご、最近の作曲家は、お互いを誉めてお仕舞いだ、とのご発言をされました。

これは、とても重要な事だとおもいます。批判すること、そして、冷静に批判を受け入れることは、誰にでもできることではありません。昔の作曲家たちは、それをこなしていた、、、奥が深いと思います。


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