音を楽しむ

年始。お寺の鐘を撞く機会に恵まれました。老若男女が鐘つきの順番を待っている。一人一人、思いを込めて撞くのですが、百人百音、どの二人として同じ音にはなりません。そして、それぞれに「音」として楽しませてくれます。

かつて。

作曲家の中川俊朗さんが「鉄球がゴロゴロと転がる音や、ホースを振り回したときになるヒューヒューとした音は、とても複雑で楽しい」というお話をされたことがあります。メロディーがなくても「音が楽しい」、というようなコンテクストだったでしょうか。

そんなことを思い出しながら、無風凧が鐘を撞く番になりました。

一撞入魂。実は叩いた瞬間のことは覚えていません。随分長い時間、余韻が残り「音を楽しむ」ことができました。同行した方が「異様に大きな音だった」と言ってくれたのが、ちょっとだけ自慢です。

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薫公会YouTubeライブラリー(好きな音楽2019年12月)

早いもので。今年も今日で終わりです。そんな年の瀬に、嬉しいメールが飛び込んできました。

最近、復活著しい箏曲家「衛藤公雄」の作品を、直弟子の渡辺由布子が演奏する「薫公会YouTubeライブラリ」が公開になりました(こちら)。

衛藤公雄氏の録音は、氏が50歳頃のものが多く、晩年の音を聴くことは出来ません。音楽が衛藤氏の中でどのように醸成されて行ったかは、芸を引き継いだ弟子の演奏を通じてしか確認できません。

渡辺由布子氏の演奏は、衛藤公雄氏の中で、「雪の幻想」「思い出」などがどのように醸成されて行ったかを感じさせてくれると同時に、その先にある「師を超える」意気込みを感じます。

年末の慌ただしい中ですが、ぜひお聴きください。感激すること、請け合いです。

みなさま、今年もお世話になりました。良いお年をお迎えください。

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もろびとこぞりて。

いま、カフェで仕事をしているのですが、、、なんとBGMは、もろびとこぞりて。一曲前は、ジングルベルでした。

無風凧は、一瞬「そうだよな、クリスマスだよな」と思ったのですが、、、、よく考えると(考えるまでも無く)今日は12月29日。クリスマスはとっくに終わっています!

もう3つ寝ると、お正月、、、♪な日にクリスマスソングを聴くと、一瞬、年末の慌ただしさから解放された気分になりますね。ラッキーでした。

年内、A4で60ページほど原稿書かなくてはなりません、、、正月返上だな、これは。

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Sibeliusを言い訳に

今日は、シベリウスの誕生日。生きていたら、満154歳です。

最近は、邦楽付いている無風凧ですが、今日だけはシベリウスファンに戻ってAndante Festivoを聴きました、、、そして、ふと思ったのですが。

シベリウス自身は、国民楽派に分類される音楽。いわゆる西洋クラシック音楽の流れを汲みながらも自国の音楽を追求した音楽かということになります。フィンランドの叙事詩カレワラを題材にした音楽は、動機・素材としてフィンランドのものを用いてます。きっと、和声やメロディー、リズムにもフィンランドに特徴的な音楽が内包されていると思うのですが、日本人である無風凧には残念ながら「この音楽のどこがフィンランドなのか」と問われてもなかなか明瞭に答えることができません。

それに対して、雅楽や民謡などは、聴いた瞬間に「日本の音楽だ」ということがわかります。調子や楽器の音でなく、わかります。その意味では無風凧は「日本人なんだなあ、、、」と、最近強く感じています。

さてさて改めてSibeliusの話。シベリウスは、人生の後ろ30年間、作品をほとんど残していません。自省癖でなかなか作品を発表できなかったのだ、と言われています。実際に、交響曲8番は一度完成したにも関わらず、1945年に自身の手によって焼却された、とシベリウスの妻アイノは語っています、、、

大シベリウスほどではないのですが、無風凧も最近、論文を書いても教科書を書いても、見返すたびに修正したくなり、なかなか脱稿しません。無意識のうちに、シベリウスの自省癖が憑ったのでしょうか、、、

そんなことを考えながら、予定通りに進まない仕事の言い訳としています。

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やっと会えたよ。

20191203

馬頭琴君:無風凧さん?驚いたなあ、、、此処には来てくれないものだと思って寂しい思いをしてたんだよ。

写真出典:自前のM5

浜松の楽器博物館に初めて行きました。ずいぶん前から気にはなっていたのですが、やっと、、、です。馬頭琴君も驚いた顔で歓迎してくれました。

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JASRAC の気持ちもわかるな。

これは、実話です。この話を聞いて、無風凧としては、Jasrac の気持ちも分かるなあ、、、と思っています。

とある音楽教室。その教室では、教室の生徒さん用に作られた楽譜があり、当然、曲はJasrac に登録してある。市販されている楽譜ではないので(生徒以外には頒布しない)、その曲を演奏したくて教室にピンポイントで来る生徒さんもいるそうです。

ある生徒さん。普段はN先生に習っているのですが、その一曲を弾きたくて無風凧の友人の教室に一ヶ月だけ来たそうです、、、ところが。そのN先生からのメールで、

「私の生徒の上達の面倒をみる必要があるので、私用に一部コピーしました」

と連絡があったそうで。楽譜には、Jasrac の許諾番号もつけてあり、禁コピーをつけてあるにも関わらず、、、これって、完全に違法コピーです。

著作権法はおろか、不正競争防止法にも抵触している。

無風凧はこれまで、楽譜のコピー問題は、先生から生徒へのコピーが大問題だと思っていたのですが、生徒の楽譜を著作権法違反してコピーする教師がいる、、、驚きです。

因みに、連絡しても、なしのつぶて、とのこと。確信犯ですね。

S県H市のN先生、このブログ、読んでますか?


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雪の幻想by渡辺由布子

最近、箏曲家衛藤公雄のことを応援(?)しているからでしょうか。面白いYouTubeがあるよ、と言うメールが飛び込んできました。

https://youtu.be/jYYc-ZD5Iw0

開いてみると、衛藤公雄作曲の「雪の幻想」の録音ではないですか!しかも、演奏は渡辺由布子さん。彼女の演奏は何度か聴いていますが、期待を裏切ることはありません。

この「雪の幻想」も、期待に違わぬ名演で大満足です。彼女の師匠衛藤公雄自身の録音も残っていて、その演奏を聴いたことも有りますし、映画「長崎の歌は忘れじ」のdvdでも衛藤公雄の音で聴くことは出来ます。しかし、新しく公開された渡辺さんの演奏は、師匠に優るとも劣らない名演。音の艶やかさは、師匠をこえているな、と感じます。

天国の衛藤公雄氏も、そんな弟子の演奏を聴いて、きっと喜んでいらっしゃるのてはないでしょうか?

というわけで、皆様、必聴です。

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BGM

最近はデスクワークが多い無風凧。デスクワークにbGMは欠かせません。

昔はカセットテープ。その後、cd,そしていつの頃からか覚えていませんが、気に入った曲はパソコンに取り込んでいます。その後、YouTubeを多用するようになり、、、

どんなメディアで聞いても、お気に入りの曲はあります、、、気がついたら、大体20枚のcdがあれば、BGMとしてほ、何とかなるようです。

いつか、そのアルバムを紹介しますね。


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耳のお休み(好きな音楽2019年9月)

先日、出張で飛行機に乗ったときのこと。

着陸態勢に入った頃から、左耳が痛くなり、、、5分後には耐えられない痛みが。飴を舐めたり、お茶を飲んだり、鼻を押さえたり、、、色々試しても、あまり効果が無く、着陸してからもなお30分くらい、苦しみました。

痛みは、なんとか収まったのですが、今も耳が「ぷくぷく」言っているような感じがします。なので、音楽を聴く気がしない。頭の中で音楽を流していても、どうも「ぷくぷく」という雑音が入るような気がして、集中できない。

ということで、2019年の9月の「好きな音楽」は、「なし」です。ゆっくり耳を休めています。

 

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夢箏(ゆめごと)、、、衛藤公雄と我が人生

このブログで、何度か箏曲家「衛藤公雄」の記事を書いたからでしょうか、「夢箏(ゆめごと)」という本が送られて来ました。お送りくださった方にお礼申し上げます。

この本、衛藤公雄氏の秘書をされていた方(著者の宮川嘉有子氏)が書いた、「思い出話し」のような内容です。宮川氏が、衛藤公雄氏をいかに大切に思っていたのか、、、、が綿々と綴られています。

昨今、衛藤氏に再び脚光が当たっているように思います。奇跡の爪音、という書籍も先年発売されましたし。

衛藤氏は、実績の割には、名前が残っていないなあ、、、と無風凧も思っています。後継者が育たなかったのでしょうか。いずれにせよ、この本を通じて、衛藤氏の音楽に対する心構えが伝わってくるように感じます。おすすめです。

詳細は、 こちら を参照してください。

 

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