音楽を聴かない日々(好きな音楽2023年1月)

1月。音楽をほとんど聞きませんでした。聞いていたのは、小川のせせらぎや、波の音、焚火の音、、、と言った感じの音ばかり聴いています。

去年の9月頃から時々聞いていたのですが、1月はほとんどそういう「音」を聴いていました。

人は、「自然な音の中で生きてきた」ことの証でしょうか。だんだん、音楽から、「音」に移りつつあるような気がしています。

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音楽の価値(好きな音楽2022年12月)

昨日、NHKの「音楽サスペンス紀行 引き裂かれたベートーヴェン その真実」という番組の最後の部分だけ、ちょっと見ました。

そして、、、無風凧は悲しさに打ちひしがれています。

番組によると、1970年代に始まった「ベートーベンの全校訂プロジェクト」が、東西ドイツの統一によって、中止になったとのこと。そして、その校訂作業をしていた人(名前は失念)は、「偉大な仕事だったのに、なくなって残念だ」。

無風凧は、声を大にして言いたい。「偉大な仕事を辞めたのは貴方です。音楽の価値をお金(生活)に置き換えて、止めたのは貴方です」。

本当に価値があると思うなら、そのまま続けていればよい。きっといつの日か、誰かが見つけて日の目を見る。その日がいつになるかはわからなないが、それだけの価値がある、と思うならば続ければよい。

プロジェクトがなくなり、給料が出なくなったからやめる、ということは、校訂者にとっては「自分の給料程度の価値」しか、はじめから感じていなかった証左ではないか。

番組では、東西ドイツが統一されたことの価値が大きい、などの言い訳をしていたが、それは言い訳にもなっていない。本当に能力があって、価値があるのなら、泥水をすすってでもやるべき仕事、ではないだろうか。

そう考えると、出演していた校訂者にも、そしてこのようなプロットで番組にしたNHKにも、無風凧は悲しさを感じるのである。

追伸: ちなみに。校訂者の「運命」の解釈は、無風凧の解釈とは違っていた。その点は、機会はあれば、じっくりと議論したいと思った。

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今年のアンダンテフェスティーボ

12月8日は、シベリウスの誕生日。1865年生まれですから、生きていたら今では157歳です笑。

毎年、12月8日はアンダンテフェスティーボを聞く日、、、ですが。今年は、スコアを読む日にしました。

準備は耳栓。静かな部屋で耳栓すると、静かというより耳の感度が上がったような感じになります。

そこで、スコアを読み始める。弦楽四重奏のスコアではありますが、頭の中では金管四重奏(サクソルン四重奏)にしている。

1)コルネット2,テナーホン、ユーホニアム。

途中で気が付くのは、ユーホニアムでは下の音の安定性がない。なので、バストロの音を足してみる。

2)コルネット2,テナーホン、ユーホニアム、バストロ。

原曲のVn1と2を単純にコルネットに置き換えるのは安易だということが気になり始める。

2番コルネットはフリューゲルホーン持ち替えの方が印象が良い。

3)コルネット1,コルネット2(フリューゲル持ち替え)、テナーホン、ユーホニアム、バストロ。

テナーホンの伸びる音域とヴィオラの音域は同じはずなのに、テナーホンでは音が薄い感じがする。しかし、バリトンホーンにするとさすがに音域がすこし苦しい感じだ。ここはフレンチホルンの方が倍音が複雑になって良い感じがする。

4)コルネット1,コルネット2(フリューゲル持ち替え)、フレンチホルン、ユーホニアム、バストロ。

ここでもう一度気になるのは、バストロ。トロンボーンの音も悪くはないが、もっと深みのある音が欲しい。ここはE♭チューバ当てる方が全体を包み込む感じが出てくる。

5)コルネット1,コルネット2(フリューゲル持ち替え)、フレンチホルン、ユーホニアム、E♭チューバ。

これでもう一度頭で流してみる。最後のTimpaniは、欠かせない。なにせ、天国の門の開く音だから。

6)コルネット1,コルネット2(フリューゲル持ち替え)、フレンチホルン、ユーホニアム、E♭チューバ、Timpani.

Tubaが加わると、フリューゲルの音は少し邪魔。コルネットでよいと修正。

7)コルネット1,コルネット2、フレンチホルン、ユーホニアム、E♭チューバ、Timpani.

これで完璧だ。

157歳のシベリウスも、この編成のアンダンテフェスティーボを聴くと、大喜びではないだろうか。

12/9追記:
E♭テューバは①少し音が丸すぎる気がする、②フレンチホルンがF管である、の理由でFテューバに変更。

8)コルネット1,コルネット2、フレンチホルン、ユーホニアム、Fチューバ、Timpani.

随分、すっきりして、祝祭感がワンランクアップしました。

 

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英語聞き流し(好きな音楽2022年11月)

今月になって。

ふとしたことで「英語の聞き流し」の Youtubeを聞き始めました。Youtubeには、数多の「聞き流し」が存在します。

視覚情報で「英語を読む」と理解できますが、「耳だけ」だと、半分もわからない。。。。え?無風凧の英語力、こんなに落ちてたの?と危機感にさいなまれています。

もっとも。英語の聞き流しは「BGM」ではなくなり仕事の進捗が遅れます。「コーヒータイムだけにしなくては」と考えています。

 

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たきび

かきねのかきねのまがりかど

たきびだたきびだおちばたき ♪

今朝起きたときに、この歌が頭の中を流れていました。同様なので忘れることはないでしょうけど、不思議な感じがしています。

ところで「たきび」。

無風凧が子供のころは、よく「たき火」をしていました。裏庭の草刈りをした時、納屋を作り直して木くずが出た時、大掃除をしてゴミが出たとき、、、ほぼ毎週たき火をしていました。たき火というより、ゴミ焼という方が正しいかもしれません。

でも、最後にたき火をしたのはいつだろう?もうしばらくしていないなあ、、、と同時に。たき火をする風物詩も見かけなくなりました。

時代の流れではありますが、たき火をして、その周りに近所の人が集まって、という風景は、地域コミュニケーションの一つの形式でした。そのようなつながりが最近は無くなってきました。

古き良き風習。残してほしいなあ、、、と思いながら、「たきび」を口ずさんでいます。

 

 

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ポモドーロ・タイマー(好きな音楽2022年10月)

先月に続いて、今月もヒーリング系のBGMを良く掛けています。その中で「ポモドーロ・タイマー」というものを知りました。

ポモドーロは、トマトを意味するイタリア語。パスタ職人を自負する無風凧にとっては、見過ごすことのできない単語です。トマト時間、、、何だろう?

仕事をするときに効率的な時間配分は、25分集中5分休憩、4回繰り返したら30分休憩、を繰り返すことなのだそうで、そのような時間配分促すタイマーを「ポモドーロタイマー」と呼ぶそうです。

ポモドーロタイマーでググると、Youtubeに一杯!ということで、最近はこのポモドーロタイマーをBGMにんしていることが多い。

とはいえ。

来客があったり、論文書いている時についつい我を忘れて、、、ということもあり、あまり厳格には守れていません。そもそもですが、本当に集中するときには、BGMすら不要なわけで。

とはいえ、25+5分の生活がだんだん馴染んできている無風凧でした。

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音楽教室の著作権料問題

一昨日、最高裁でJASRAC vs 音楽教室の「著作権料問題」の判決が下りました(コチラ など参照)。

判決要旨は、「音楽教室における生徒は著作権料を払わない、教師は支払う」ということです。

この判決は、ちまたで言われているよりも、「音楽教室側の負け」です。というのも、

1)「著作権料(割合)」を高くすると、結果として受講料が高くなり、生徒側が支払うようになる。
2) どの曲を練習しているかで、教室の受講料を変えることはできないだろうから、結果として一律の値上げになる。
3) JASRACは、包括で受け取るから、結果として濡れ手に粟。

いま、JASRACは「負けた風」を装っていますが、実際は高笑いではないでしょうか?

さて。音楽教室での「レッスン」における著作権および著作料は、どのようにあるべきでしょうか?最高裁判決が出た後ですが、改めて考えてみましょう。

まず、著作権法22条。ここでの問題は「公衆に聴かせることを目的として」という部分です。音楽教室の講師が生徒に対して演奏する場合、
1)生徒が公衆にあたるか
2)そもそも聴かせることが目的か
という二点を問いたい。公衆という場合に、1対1で成立するのか。そして、講師は「聴かせることを目的としているのか」。
月曜日の最高裁判決は、一人であっても公衆という判断をしたのでしょうし、演奏は「聴かせることを目的としている」と判断したのでしょう。しかし、無風凧的には、「公」が入った時点で、一人相手というのは日本語として合点がいかないし、講師は「弾かせる」ことを目的に演奏していて「聴かせる」ことを目的としていない。「弾けるようにするために」演奏する場合と「聴かせるために演奏する場合」では、心持が違います。そのあたりを考えても、22条から言えば、著作権料支払いの対象にならないと考えるのです。

別視点で。音楽教室で演奏されることの「広告効果」。究極の「ロングテール」です。楽譜の売上は言うに及ばず、Youtube等での再生をはじめとしたある意味の著作権料収入。加えて、音楽に接する時間がふえるということは、可処分時間の中および可処分所得の中で音楽の存在がおおきくなるということで、音楽文化の発展につながります。風が吹けば桶屋が儲かる式だと思う方もいらっしゃると思いますが、目先の1%の収入でどれだけの機会損失をしているか。この点を考えても、音楽教室での著作権料徴収は否定されます。

とはいえ。最高裁判決は絶対です。今後、法律が変わらない限り、今回の判決に従って著作権料を支払うことになっていきます、、、残念。

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訃報:一柳慧氏

作曲家の一柳慧先生がなくなりました。享年89歳。一柳先生のご冥福を心からお祈りいたします。合掌。

無風凧にとって、「現代作曲家」といえば、最初に一柳先生の名前を挙げます。巨匠中の巨匠。

その一柳先生と言えば。何といっても高校時代に「タイム・シークエンス」の楽譜を見たときの衝撃が忘れられません。ピアノを弾きながら、右手は同じ音の形。左手も音形は一緒。だけど、右手だけが徐々に遅くなっていく、、、一小節の中の音符の数が、19,18,17,16,15,、、と減っていく。この楽譜は、たいへん悔しいけど所見では頭の中でならなかった。20世紀音楽の諸相というレコード(当時はまだレコードでした!)で、堀由紀子さんの演奏を聴いて、自分の読譜力の未熟さに打ちのめされたことを思い出します。

上野文化会館小ホールで行われた、「80歳記念演奏会」も思い出深いです。ゲネプロから拝見しましたが、80歳とは思えないパワフルなパフォーマンスをしておられ、無風凧はとても楽しませていただきました。

卓球がお好きだったとのことで、一度ご一緒さえていただく予定でしたが、色々あって適わず仕舞い。とても残念です。

改めて、一柳先生のご冥福をお祈りいたします。合掌。

# 最近、訃報続きですね、、、、

 

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9月に聴いた音楽(好きな音楽2022年9月)

Youtubeの自動選曲でBGMを決めている無風凧。だったのですが、先日、Youtubeで「ヒーリング・アンビエント系」のBGM(というかBack Ground Sound)にいきあたり、最近は、その手のYoutubeを選んでかけています。

集中力が上がる、とか、心が落ち着く、などなど、、、の名前がついたYoutube音楽。映像も森や川が多かったりするものです。

ずっとかけていて思うのですが、確かに「音楽というより音だな」という感じ。いわゆる音楽が入っていてもそれが全くと言ってよいほど主張しない。環境音という雑音を「シャットアウト」するために、耳のそばでガードしてくれているという感じ。

BGMって、本来そういうものなのかなあ、、、と納得した無風凧です。

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次の戴冠行進曲はだれが作る?

英国のエリザベス二世女王が崩御されました。70年7か月という長きにわたる女王、お疲れさまでした。ご冥福をお祈りします。

エリザベス2世の前の英国王、だれだか即答できる方はいらっしゃりますか? そう、映画「英国王のスピーチ」で取り上げられたジョージ6世です。ジョージ6世は、第二次世界大戦時代ですが、映画を見て親近感がありますので(失礼!)、更に身近に感じます。

映画でしかジョージ6世のことを存じ上げませんが、その長女がエリザベス二世ということを考えると、あらためて「血は争えない」と思います。二代続けて、素晴らしいKing(Queen)でした。

新国王のチャールズ三世。70になっての戴冠は、英国史上最高齢ではないでしょうか?もしかすると、世界でも最高齢かもしれません(大統領ならもっと上を行く方がいますけど)。

さて。ジョージ6世、エリザベス2世の戴冠の際の行進曲は、Sir Wiliam Waltonが作曲しました。ジョージ6世のCrown Imprial, そしてエリザベス二世のOrb and Sceptre は、いずれも名曲中の名曲。無風凧の大好きな曲で、吹奏楽編曲版なら多分両方とも演奏したことがあります。Crown Imperial のTrioは、最も好きなTrioです。(蛇足:Army of the NileのTrioで、Cornetのカウンター・メロディーも捨てがたい)。

ということで、無風凧の興味は新名曲の誕生が楽しみだ、という方に移っていきます。作曲者Waltonは1983年に帰天していますから、今度はどなたが作るのでしょう? 今から楽しみです。

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