先日の「くら寿司」に続いて、「かっぱ寿司」でも、コラボキャンペーンが企画されているそうで。
9月17日からの配布開始を前に、「お願い」が発表されました。
主催者にしてみれば、、、性善説に立っての話ですが、、、転売目的での飲食ではなく、食事をした「おまけ」であってほしいという気持ちの表れでしょう。
しかし、この転売ヤー問題は、それだけでは終わらない、法律と「良識」のはざまの問題です。ここで「良識」とかいて、転売がさもわるいことのような印象を持たれる方もいるかもしれませんが、それこそが、本日の記事の狙いだったりするわけですが。
まず、転売を全て明確に禁じることは、できません。ここでいう転売は、「良識ある」転売までを含みますから。もし、これを禁じてしまうためには、個人間の売買をすべて禁じることになります。だって、土地なんですべて転売ですよね?だれかから買って、それを、転勤などの都合で売却する、こういう行為まで禁じることになりますから。
加えると、日本は自由主義国家であり、個人で利益を上げるための行為を禁止していません。個人事業主が、並行輸入の代理店的な役割で利益をあげること、など、日常茶飯です。これと、転売ヤーの違いはどこにあるの?と言われると、法的な意味で明確には区別が出来ません。いや、転売ヤーの言い方一つで、区別ができない状況にすることが出来ます。
加えると、転売ヤーの方々も、きちんと投資(物品購入)をして、それなりに勤労しているとなれば、違法性を問うことは難しい。それどころか、職業選択の自由を奪ってる、とでも言われる可能性すらある。
この状況を打破するには。
価格は全て「競争価格にする」という一手しかありません。勿論、そうなると、プロモーション側(ここでいうかっぱ寿司やくら寿司)は手が出せない、、、ということになります。
これでは、誰もなっとくしないでしょう?
結局、自由主義経済において、市場(民間)にでたものを制御する方法は、現実的には無い、が答えとなります。
もしくは、全ての物(権利)は、国家に帰属し、私たちは使用権だけを有している、という形にすれば可能かもしれませんが、これは超社会主義国家です。でもこれが本来の意味でのユートピアかもしれませんが。
くら寿司の騒動を見て、かっぱ寿司が早めの一手を打った、ということはある意味では評価できるかもしれません。でも、本質的解決には至って居ない、というのが、きょうのお話でした。
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