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ナルト+トランプ に見る著作権の本当の問題

トランプ米大統領が、日本のアニメ「ナルト」を想起させる紛争をした動画をアップした、という話がバズっています。小野田知財戦略大臣がアメリカに強く申し入れをした、との報道もなされています。

トランプ氏は以前、ローマ教皇のコスプレをしたこともあり、これも一種の「著作権違反」だと考えてよいでしょう。ローマ法王のコスチュームに明確な著作権があるわけではありませんが、何らかの意味で「のっかっている」ことに違いはありません。

つまり、常習犯にちかい、といってよいと無風凧は考えています。

パロディ・コラージュ・オマージュというのは、アートの手法。これは禁じられているわけではないので、著作権法違反とはなかなか線引きが難しい、ということはお断りした上で。

ナルト事件に戻って。トランプ氏に、もし著作権法違反という司法判断が下されたとして、トランプ氏に何がマイナスになるでしょうか?

1) 人目を集めるという広告効果は既に挙げている。(敗訴になれば尚のこと、人の眼に触れるので効果絶大)

2) 罰金刑が課されるとしても、トランプ氏の資産からすれば、スズメの涙にもならない。

3) 損害賠償も2)と同様。そして、支払ったら支払ったで、またニュースになり広告効果を上げる。

つまり。ある程度の資産を持ってしまった人・組織に対しては、著作権問題は「コスト問題」にすり替わるわけです。劇場型犯罪と同様の構造になってしまいます。

著作権問題の本当の「闇」は、コスト問題化にある。これに気が付かせてくれた、今回のナルト・トランプ事件です。

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