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のどけからまし

今日の関東地方、昨日の雨が少し恨めしい感じはありますが晴天に恵まれ、サクラが満開! です。少し散り始めてであり、それがまた、風情があってよい。

来週の日曜は、もう、葉桜になっているのだろうな、と思うと、この一瞬が値千金。

世の中にたえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし(在原業平)

平安時代も今も、サクラの風景は変わらないよです、、、というのは嘘!!

いま、私たちが見ているサクラは、ソメイヨシノ。Wikipediaによると、江戸時代末期から明治初期にかけて、染井村で改良された種です。

なので、1000年前の在原業平は、この風景は見たことが無いはずなのです。当時のサクラと言えば山桜。花が先に咲くソメイヨシノとは違い、葉芽も一緒に芽吹きます。ですから、風景は、ちょっと違うものになるのです。

とはいえ。

風景は違えど、日本人がサクラを愛でる心は、1000年たっても変わらぬようで。春の心をもって人生を過ごしたいものです。

追記: 蘊蓄語りで恐縮ですが、滝廉太郎の名曲「花」に出てくる桜木もヤマザクラやエドヒガンです。滝廉太郎が作曲した1900年頃、ソメイヨシノはまだ爆発的な人気を誇る前、の状態でした。

 

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