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東大前期合格発表

ことしの東大合格者が発表になりました(コチラ など)。開成は45年連続のトップです、、、

今年は、この結果を見て、これまでと違うことを考えました。

勿論ではありますが、それは、

① 東大をトップとした大学ランキングは維持されているのか?

② 高校教育が劣化始めているのではないか。

一つ目は、海外の大学を受ける学生が増えていること、そして寡占状態になってくる背景には「他の人気離れ」の聴講があるのではないか、ということ。例えば、これまで理科三類を東大の中の東大と称して高校を序列化することもありましたが、今年は、ついに(はじめてかも?)開成がトップになりました。灘や桜蔭からのお豪華卯者数が減っている=魅力を感じなくなった

二つ目は、受験業界における「将棋における藤井効果」がおきたのではないか。藤井さんのAI活用は皆さんもご存知かと思います。これはまだ、仮定でしかかありませんが、既に教育ではなく「生成AIを如何に活用できたか」に移行しつつあるのではないか、ということを意味しています。かつては鉄緑会がもてはやされていましたが、鉄緑のメソッドは外から見ている分には生成AIと相性が良い。そのメソッドを受けることで、「実力とは関係ないトレーニング」で合格を量産できるのではないか、と考えたということです。

先日、MITの修士1年の学生が、専門書と論文を生成AI(NotebookLM)に入れて勉強して、3か月で大学教授とタメに話ができるようになったという記事を見かけましたが、これも同様です。

そして。知識がゲーム化し、学問の深化ではなく効率的多様性が評価される時代。何かを深く考えるのではなく、広範な知識(データ)の中から、最適解を考えるように、人間の思考形態自体が変化していくのではないか。考えただけでも恐ろしい。

今年の東大の高校別合格者数をみて、感じたことを書いてみました。

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