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将棋の未来(今週の将棋ネタ20260214)

今週は、ちょっと持論を展開します。

最近、おとなりの「チェス」のファン数・市場規模が大きくなっていることは、皆様も聞いたことがあるのではないでしょうか?

カスパロフの時代以降、もうAIには勝てないチェスというゲーム。勝負という意味では、既に人間の太刀打ちできる範囲ではありません。でも市場規模が増えている。

これは、手軽なゲームとして、そして映画などのインフルエンサー効果、E-Sportの形でゲームの形を変えて、、、という工夫をしているからのようです。しかし。いずれの形もチェスの「本質的な=これまでの高み」とは方向が違うと共に、芸能界のような浮き沈みに一喜一憂するようになってしまった。

これって、明日の「将棋界」のように思います。今は、藤井ブームから観る将で将棋人口は増えているように見えるけど、将棋を本当に高める作用になっているか、、、というと、もう強さに関してはAIが神様になっていて、人はそれを解釈するのみ(それすらできないこともある)。

能や歌舞伎、箏三味線のような芸事なら、名人・・・生身の人間の能力による文化承継も大切なことでしょうが、強さの神様がコンピュータになってしまった将棋が、伝統文化と同じような伸びができるとは思えません。

次のアイドルが出るかどうかだけが将棋の将来を決めるのだとすると、、、かなり寂しいですね。

 

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