目には目を。
注目の事件の判決が出ました。(コチラ など参照)。
この事件は覚えている方も多いのではないでしょうか? 富士山に近いリゾートホテルの経営者が、眼前の富士山の景観を損ねる他社の樹木(福るからあるもので、いわば景観の一部)を、富士山がよく見えるようにしたい(つまり、リゾートホテルの価値をあげたい)為に、伐採。伐採のみならず「枯らし」も大なった事件でした。
当初、このホテルのオーナーは、自説を繰り返し、一時は国外逃亡迄したと記憶します。しかし、逮捕まじかとなると一転して、和解方向にもっていこうとした、というのも、経緯の一部として付け加えておきます。
この事件の変欠が18日、甲府裁判所で出ました。結果は、懲役1年、執行猶予3年、供託金2000万円です。
この判決、皆様どう思われますか?ここから先は、無風凧の愚痴だと思って頂いても良いのですが、結局、「やったもの勝ち」な判決だと無風凧は断言します。まず、あまりに軽すぎます。
経済価値だけ考えても。景観が良くなったホテルの稼働率が10%、Occupation が10%上がったとしましょう。これは、向こう10年以上つづくことです。1億円の売上だったホテルは、毎年2000万円、10年以上の利益をあげるとすると、現在価値では2億円です!
いずれ2億を濡れ手に粟と考えれば、1年くらいの執行猶予余や供託金2000万円(これはいずれ戻る)は、小さなものではないでしょうか?
未来価値を算出することはなかなか難しいものだとは思います。が、M&Aを始めとする企業買収においては、日常茶飯。日本の刑事罰も、未来価値を算出したうえでの刑罰にする時代が来たのではないでしょうか?
<追伸>
罰金は、その人の「収入・生活水準」も考慮すべき点があると考えています。例えば、100万円の罰金がはした金の人にとっては、100万円は罰金としてのいみを持ちませんから。
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