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転売ヤー問題

このブログでも何度か取り上げている転売ヤー問題。イベントチケットや、獺祭などでネットを賑わしてきましたが、今回はマクドナルドのポケモンカードで発生しました(コチラ など参照)。

この事件(あえて事件と呼びます)、構造は簡単です。

・マクドナルドがポケモンカードを販促品(景品)としたセット販売をした。

・ポケモンカードにプレミアム価値があると考えた転売ヤーが大量購入し、セット販売のハンバーガー等は廃棄された。

・マクドナルドの想定していた客層(子供)には届かい事例が多く見つかった(←ここは伝聞)

今回に限って言えば、完全にマクドナルドの思慮不足と指摘します。理由は2つ。

先ずいえるのは、景表法違反、です。明らかにマクドナルドの判断ミス。というのも、ハンバーガーとポケモンカードの「経済価値」が逆転しているからです。ポケモンカードがどの程度の経済価値をもって売り買いされているか、を算出すれば、景表法違反になる事は容易に算出できます。その簡単な確認を怠ったことを、マクドナルドの落ち度と言わず何というのでしょう?

そして、マーケティングのミス。もう少し細かく言うと、ターゲットユーザーとタッチポイントの設計がズレていた。ポケモンカードのメインのユーザー(コレクター、購入者、お金を払う人)と、ポケモンファン(マクドナルドが考えていた子供たち)のギャップを把握できていなかった。これは、余りに初歩的にミスで、なぜこんな設計をしたのだろう?と不思議に思う程です。子供をつれて親たち(セカンドターゲット)が一緒に来る、というストーリーを描いたのだとすれば、それは仮説作った時点で、顧客を読み間違えています。

転売だけで利ザヤを稼ごうとする転売ヤーは、モラルとして許されないことが多いことは無風凧も理解していますし、賛同しています。

しかし、販売側の工夫や、価格設定の間違いにより結果として転売ヤービジネスが成立している場合も数多くあります。今回のマクドナルドは、マーケティング部隊の戦略ミスだと無風凧は分析します。

転売ヤーを撲滅するのは、まず、正しくマーケティングし、ターゲットユーザーに適正価格(=社会的な価格=均衡価格、見えざる手の調整後の価格)で届ける。その努力を今以上に遂行してほしいと願います。

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