エンハンスド・ゲーム
スポーツの世界では、薬物(ドーピング)禁止は、世界のコンセンサスになっています。しかし、逆張りを考える方は、いつの代にもどこにでもいらっしゃるようで。
「エンハンスド・ゲーム」の国際大会が来年開かれるそうです。(コチラ など参照)
エンハンスド・ゲーム。簡単に言えば、「薬物OK」のスポーツ大会。
ゲーム自身の「面白さ」でいえば、おそらく、こちらの方が面白くなるのではないでしょうか。例えば、100m走では、9秒を切るように記録が出るかもしれませんし、マラソンでも1時間50分を切ることになるでしょう。
スポーツは心技体、とよく言います。例えば技は、体を動かす「技能」を指すものです。でも、衣装や靴などの「技術」が勝敗を分けていることは、皆さんご存知のこと。トレーニング手法の「デジタル化」も、その一端でしょう。
身体も、、、例えば、食事もいまやテクノロジーですね。でも、現状はプロテインは合法で、ドーピングは違法なわけです。
そのように考えると、かつての「心技体」からは随分かけ離れたところで「心技体」を争っている、、、行ってみれば、デジタル・ドーピングは進んでいるのです。
決して薬物を推奨するつもりは有りません。が、その線引きが、非常に難しい時代になっているのだな、と強く感じます。
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