« 邦楽の日 | トップページ | 尾てい骨 »

清水将棋連盟会長誕生!(今週の将棋ネタ20250607)

一期で連盟会長職を退いた羽生永世七冠。

その後任に、清水市代女流七段が選ばれました。

これは、、、正直驚き。プロの将棋の世界では、まだ女流のプロ棋士すら誕生していない状態で、連盟の会長、というのですから。

蛸島さん、山下さん、杉崎さんなどの女流棋士第一世代から約50年、悲願だったのではないでしょうか。

20年ほど前には、女子プロ将棋協会と分裂。いまでも分裂したまま。とはいえ、女性の棋士はフリーの中井広恵さんいれていまや80名を超える大所帯。会長を擁立できるほどには棋士数が増えています。

LGBTQや、男女雇用機会均等、、、など今風を考えれば、女性の会長と言うのは、100周年を迎えて新たなる一歩を踏み出す将棋界からの発展への宣言でしょう。

羽生さんは、それも見越しての会長退任?さすが、永世七冠。是非タイトル100期を実現して下さい。

蛇足:
清水さんが会長になったので、最近の女流将棋界の動きをちょっと眺めてみました。

西山女流三段が棋士を目指して編入試験を受けたことくらいしか、押さえてなかった。無風凧的に最近のトピックスをあげれば。

1) 女流初の外国人棋士カロリーナさんが引退していた(帰国していた)。

2) 現役の女流の中で、レーティング最高位は福間女流六冠、というのは納得。最下位が斎田晴子5段というのは驚き。

3)長沢千和子五段が今でも現役! 蛸島さんの記録を抜いて、女流現役最長期間記録更新中!(加藤一二三9段の記録も狙えるかも?)

4)竹内優月女流二級が、奨励会と重籍! がんばれ!!

5)女流のレーティング、1500以上が19人、1500以下が64人、ってなんだか変な気がする。男性棋士の場合は、172人中130位が1500に最も近い。

 

 

|

« 邦楽の日 | トップページ | 尾てい骨 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 邦楽の日 | トップページ | 尾てい骨 »