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ホーソン実験をいま、行ったら。

組織論の研究の中で、最も有名な実験の一つ、ホーソン実験。メイヨーらがホーソン工場で行ったこの実験は、人間関係の重要さや内的動機(意識)の重要さを論証しました。

ただ。

無風凧は、先日から思うのですが、労働者の労働意識は元より、人間関係を含む社会環境も変わった今、同じ結果になるのでしょうか?

ということで、ネット記事(学術的な意味ではEvidenceや引用として不適切)を中心に、社会学の論文(これは学術的に引用可能)なども参照して考えてみました。

恐らく。

異なった結論が導かれるのではないかな、といまは思っています。

少なくとも、メイヨーらが結論した

「注目されることによる業務効率の向上(人間関係の一部)」

は、成立しない。注目されることを、「負のファクター」として扱った方が良いように思います。勿論、「総体として」であり、個人によってはちゅうもくされることによりやる気が出る人も少なからずいるとは思うのですが。

思考実験を重ねて、上の結論を得た今、時代は確実に変わっているな、と実感しています。

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