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代数学講義(高木貞治著)

図書館を逍遥していると。ふと「代数学講義(高木貞治著)」を発見。40年振り位の再開です。懐かしくて小一時間読んでいました。

この本は、昔の東大1年生の教科書だということで書かれたものです。最初の方は、高校生生の範囲を逸脱していないのですが、途中から急にスピードアップする感じがします。、、、というか、昔読んだ時は感じがしていました。

40年振り位に眺めてみると、教科書と言う意味(講義資料)としては、ずい分丁寧に書かれていて、判りやすい。一度、講義を聞いている前提で読むと(今の無風凧にとっては、俯瞰して眺めてみると)、なかなかどうして、良い進み具合です。

最近は、手を動かしてまなぶ、のシリーズなど、初学者向けの良い数学の入門書が増えていますが、60年まえに書かれた高木先生の教科書はいまだ現役だな、と改めて感嘆しました。

# 日本語がかなり「古い」ので、今の若い子には読みにくいかもしれません、、、そういう意味での「現代語訳」があれば良いですね。

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