宝玉と王杖(Walton作曲)
先日、昔からの友人に、Walton作曲の戴冠行進曲(1番、2番)のスコア貰いました。
Waltonの戴冠行進曲2番「宝玉と王杖」は無風凧の大好きな曲で、感謝感謝です。
この曲は、スコアによると、演奏時間として6分45秒を、作曲者が指定していますが、無風凧が昔、演奏したときに参考にしたフェネル/イーストマンの演奏は、もっと時間をかけて、随分ゆっくりした速度だったと記憶しています。
幾つか、Youtubeにあるものの時間だけ見てみると(音は聴かずに表示秒数だけで見ているので、少しずれがある)、
フレモー/バーミンガム:7分
W.Walton/Philharmonic:7分20秒
J.Wlliams/BostonPops:6分45秒
F.Fennel/Eastman Wind=7分50秒
と随分演奏時間に差があることが判ります。行進曲だからMM=116というわけではないようで(笑)。
そこで、無風凧はスコアを見ながら脳内指揮してみました(実際に指揮棒を持ってい行った。)
大体7分10秒から20秒程度。自分が参考にしたフェネルよりは随分早いけど、スコアの指示時間よりは約1割、遅い計算です。
無風凧の棒は、
1)戴冠行進曲とはいえ、やはりマーチだから、ということでテンポのブレを極力少なくしていること、
2)トリオの部分をVIVIDに訊かせるように、記憶の中のFennelよりは速い演奏になっていること(無風凧が演奏した当時も、もう少し早く演奏したのかもしれない)、
などが特徴でしょうか。
いずれにしても、久しぶりに楽譜とまともに取り組んで楽しい時間を過ごすことが出来ました。
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