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長野県白馬村の副村長公募

ちょっと面白い記事を発見してので、ご紹介、です(コチラ など参照)。

記事を整理すると、

・ 白馬村の副村長を月収59万で公募した。
・ 18人が応募したが、白馬村として総合的に判断して適した人がいなかった。
・ 再公募、もしくは村から直接声をかける予定

無風凧は思うのですが(以下は、単なる私見です)。

村の外から人を呼ぶ、という判断をした時点で、「新しい考え方」をした人を副村長に据えたいという意識があったのではないか。言い換えれば、村を知らないことが強みになるような場合も意識していたと考えます。

もし、総合的に判断して、の部分に「村のことを知っている」という要素があるのなら、つまり、評価者が知っている内容を応募者が知っていることが前提であるのなら、村外に公募をかけるのは矛盾が生じていると、言えます。その矛盾は、「村から国設声をかける予定」という部分が証左でしょう。

少しうがった言い方を許してもらえば、「想定者(個人名が特定できるレベル)」がいたのではないか、思えるのです。(出来レースとまでは言いませんが)

組織は、同質になってしまうとイノベーションは起こりません。白馬村も、新しいことにチャレンジするのなら、適した人像の見直しから行い、かつ、自分たちの「想定外」の人を選出することが肝要だと考えます。

あくまで、無風凧の私見です。

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