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似て非なる食べもの

桜が随分見ごろになってきました。もう春ですね。

一昔前。無風凧がまだ新人だった頃、職場の花見は、新人が席取りをするもの、と相場が決まっていましたが、今はパワハラ、ノミハラ、ということで花見もままならない、と友人が愚痴ていました。

花見、ときくと、落語ネタの「長屋の花見」を思い出す無風凧。(長屋の花見を御存じない方は、長屋の花見を読んでから、以下に進んでください。その方が、面白さ百倍です。)

落語「長屋の花見」では、お酒のかわりに「お茶け」、卵焼きの代りに「たくあん漬け」、かまぼこの代りに「生大根」と、見た目は似ているけど、その実、まったく違う物をさも本物らしく食べる、というのが話の骨子。

ということで、似て非なる食べもの、を考えてみましょう。

20年ほど前、フルコースを全部野菜で作る、という芸術作品的な料理を出すレストランがありましたが、そういうのは横に置いて。

例えばハヤシライスとタイ風レッドカレー。遠目で見たら違いは分かりにくいと思いますが、食べている姿を見ると、一発で違いが判ります(台風レッドカレーを食べている人は汗をかいているでしょう)。

ソフトクリームとメレンゲ、なんていうのも、違いが判りませんが、同じような使われ方もするので、顕著な違いはない。

こどもの頃は、羊羹とと思って食べた「外郎(ういろう)」が、全然甘く無くて、「騙された」と思っていたのですが、最近は、ういろうの美味しさも理解できる大人になり、別の食べ物として楽しんでいます。とはいえ、これも「似て非なる食べ物」でしょうか。

この流れでいうなら、コンニャクゼリーなどは、似せて同じだけど非なる成分の食べ物です。デブだったに、一度だけお世話になったことがあります。味も似ているのですが、、、なぜか二度目はは有りませんでした。

昔、試したことがあるのが、フルボディの赤ワインと麺つゆ。ちょっと遠目では分かりにくいのですが、、、素麺を付けて食べるとその差に愕然とすること請け合い。無風凧が口に入れたものの中で、二度と食べたくない物の筆頭格が、「赤ワインをだし汁にした素麺」です。

皆さんは、どんな「似て非なる食べ物」をご存知ですか?

 

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