イチロー選手、殿堂入りに考える(ランキングについて考える)
先日、2025の日本プロ野球殿堂入りが発表になりました(コチラ など参照)。
阪神の掛布選手、中日の岩瀬選手、審判として活躍した富沢審判と共に、イチロー選手も選出されました。選出された皆様、おめでとうございます。
イチロー選手は、マリナーズの印象の方が強い方も多いかもしれませんが、元々はオリックスに在籍。日本のプロ野球選手でもあります。
アメリカでのイチロー選手の活躍している皆さんにとっては、 殿堂入りは満場一致で決まったと思う方も多いかもしれませんが 、記事によると、 7%の人が イチローの殿堂入りに賛成しなかったということです。 もう少し 正確に言うと、 選出者(殿堂入りを決める人、今回有効349人)1人が投票するのは 7名の推薦選手。 その7名の中にイチロー選手を入れなかった方が7%(26人)いたということです。
無風凧は思うのです。
この選出は、ある意味で ランキングです。 選出者の軸は様々あるでしょう。 例えばまだ若いだとか。 また、 選出者自身の所属 や出自によって、 イデオロギー的にイチローに投票できないという人もいたかもしれません。ランキング=社会的ランキング≒投票には、すでについて回る問題です。逆に、 7%程度 投票しなかった人がいる方が、自然な感じがします。 もちろんこの感じがするというのも、「 無風凧の軸」に沿った考え方ですが。
イチロー選手が 満場一致での殿堂入りでないことに不思議だと思う方も多いかと思いますが、 結局ランキングのもつ「性質」として 、避けることができないものだと言えます。
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