地域できめること。
秋田の熊騒動。ようやく、立てこもっていたコンビニから熊を捕獲することができ、いずれにせよ一歩前進しました(コチラ,など参照)。
記事にもあるように、このタイプの事象、特に殺処分を含む猛獣の人家への立ち入り等は、賛否両論、県や市の業務にも支障が出るほど、の意見が寄せられます。その後の「駆除=殺処分」に対する諸意見が寄せられるわけです。
無風凧は、2つの論点を挙げます。
1つめ。それは、人間以外の動物と人間の関係はどうあるべきか、、、つまり、「種」の問題。これが過熱して、炎上しているのが毎度のことのように思います。
2つめ。今回のブログの主張ですが、地域の事は地域で決める、という地方自治の基本原則。記事にもあるように、意見の電話の大半は当該地域外からの意見だとのことです。上述の「動物の関係」に対する意見は、21世紀のネットワークの時代、地域を飛び越えた議論を巻き起こしてしまうのです。
この2つの議論を、ごちゃまぜのまま進めてきているのが今の日本。分離することができないでしょうか。原理原則を決めたうえで(1つめ、の論点)、決定はその地方の事情に合わせて地方で決定する(2つめ、の論点)。
無風凧は、人間も動物の一種。共生の道を選ぶというのが1つ目の論点の人類共通の解となるであろうと思います。この共生は、無駄な殺生はしない、という意味と、食物連鎖の中において、必要数の殺生は許容されるとう意味を含んでいます。
その上で。
地域で起きたことは、地域で決める(2つ目の論点)。これは、無風凧が当該地域に住んでいないので、これ以上の意見は出しません。地域の方々の結論を尊重します。
国家間も内政不干渉の原則があります。それと同様、国家間の部分を「地域間」に置き換えたものが上述の意見です。
是非、地域て決めたことを尊重してほしい、と希望します。
| 固定リンク
コメント