« 我々の使命 | トップページ | 雨の音 »

忖度と選挙

20241126_20241120102401図は、前回第49回の衆議院選挙の年代別投票率です。この図を見るまでもなく、若年層ほど投票率が低いということはもう常識の範囲でしょう。そこで皆さんはよくおっしゃいます。若い者の投票率上げよう、と。そして、その為に高年齢の方が、若者を忖度した政策を決めていく、というのが今の世の中です。

無風凧はこの図を見ていて思ったのです。若いものに投票率を上げるのではなく、高年齢者の投票率を下げるというのも一つの方法ではないか。

もちろんこれは暴論です。選挙=多数決=民主主義という現代の日本において、投票は絶対のものですから、投票率を下げる施策というのはありえないことは承知です。

しかし、高年齢層が逆年齢層忖度した施策をするがあまり、逆に、若年齢層の意見と逆行してしまうということはないでしょうか。現実の社会においても、忖度裏目に出るということはよくあります。立法・施策においても、裏目に出ている、ということはないでしょうか。忖度の結果が、政治不信を助長させる。だから逆年齢層がさらに選挙に行かなくなる。

無風凧の経験においても、特に最近は年代間の考え方の違いに驚くことが多くなりました。若者の気持ち、と高年齢層がおもっているものは、すでに若者の気持ちではなく、高年齢層の方の気持ちにすぎないと感じます。

繰り返しますが、上記はエビデンスベースの話ではなく、また、現代の民主主義において暴論であることは重々承知しています。

いささか行間は飛びますが、これを考えても、平等って何という問題は難しいなと思います。

図引用 第一生命研究所 「シリーズZ世代考(1)「なぜZ世代の投票率は低いのか」」(コチラ 参照)

|

« 我々の使命 | トップページ | 雨の音 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 我々の使命 | トップページ | 雨の音 »