音楽も聴けないのかなあ?
新聞記事だけで判断するのは危険ですが、世知辛い世の中になったなあ、と思ったので今日の記事に(コチラ 参照)。
記事によると、「公務でウイーンに行った公務員が、プライベートタイム(業務外時間)にウイーンフィルメンバーの演奏会に行ったことを、問題視した」というもの。
記事で知る範囲ですが、ウイーンフィルの演奏会に行きたいがためにウイーン出張を作ったわけではなく、あくまで公務が先にあり、その余暇時間に演奏会に行った、というように理解できます。
以下は、あくまで「公務出張が先に決まっていて、現地でのプライベート時間に演奏会に行った」という前提の無風凧の意見ですが。
この演奏会に行くことの、何処に「問題があったのか」理解できないというのが本音です。もし、公務中の仕様とだというのであれば、海外出張中の個人の時間、は無し、ということでしょうか? だとすれば、ある意味では労働基準法違反です。
まして、当該公務員の上長が「謝罪」と思われる発言をしていることにも、合点がいきません。李下で冠を正さず、という精神は判りますが、それは「本人」の意識の問題。今回の場合は、「謝罪をする=個人の時間は無い者が妥当と判断する」という前例になりかねません。
そうそう。以前、国会議員が「海外視察」と称して渡欧。報告書も出さない、という事件がありましたが、それとは「前提が違う」場合の意見です。お間違え無いようにお願いします。
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