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ハイプサイクルと都知事選(ランキング理論で考える)

いよいよ都知事選が本番を迎えます。

今回は(今回も?)凄い人数の立候補が予定されています。元安芸高田市長の石丸さんは、トップを切って「名前」を売った感じがします。その後、やや遅れて小池現都知事も立候補を表明しました。無風凧のランキング理論ではよく使わせていただいている「二位じゃだめなんですか?」の蓮舫さんに加え、元空幕長の田母神さん、タレントの清水邦明さんも立候補を表明。維新の会の音喜多さんも出るかも、と言われています。

まだ受付前なので今後どうなるかは判りませんが、ランキング理論的に考えてみましょう。

「ランキングはオーバーシュートする」という無風凧の理論に従うと、例えばいま、同じ「支持率(認知率?)」の人であっても、上り調子の人と下り調子の人がいることは論を待たない。ガートナーのハイプサイクルを思い浮かべる方もいるでしょう。

その意味では、小池さんは、オーバーシュートも、その後の「幻滅期」も経たうえで、今のステータスがどうなっているか?を考えるべき人。意外と安定期(刈り取り期?)に入っているかもしれない。もしくは、他の候補がカニバリズムで落ちていく中で、最後に生き残るかも?

石丸さんは、東京都にとってみれば、まだ「黎明期」に相当するのではないでしょうか。つまり、期待されるか否か、まだそれすら決まっていない状態。

田母神さんは、今回が何回目の都知事挑戦でしょうか?これまでの結果では、期待が当選レベルまで上がったことが無い。

蓮舫議員は、立候補を表明した瞬間から国籍問題で逆風が吹いています。認知度は民主党時代の仕分けであるので、ある程度得票できるでしょうが、

台風の目は音喜多さんでしょうか。しかし、維新の吹いている逆風を考えると、立候補しないという選択肢を選ぶかもしれません。(立候補しないだろう、と今日の時点では読んでいます)。

面白いのは、黒川さん。あの「つばさの党」の党首ですが、、、自分の選挙を邪魔されたらどういう態度をとるのでしょうか?ある種の炎上商法で知名度だけは上がっていますが、期待度という意味でいえば、あまり上がっていない、というのが無風凧の分析です。とはいえ。選挙結果は知名度に従う、という法則を考えれば、援助商法も「アリ」です(勿論、法律の範囲内で)。

とだらだら書いていましたが、無風凧の持っている今の情報の範囲では、現職の小池さん、が少しだけ有利なのかな、と思っています。

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