こどもの日
今日は子供の日。無風凧が子供、と呼ばれてた時代はもう〇〇年も前の話です。
先日、数年ぶりに故郷に戻りました。当時、、、つまりこどもの頃の思い出が飛び出すことも沢山ありましたが、それより消滅都市になる恐れの方が頭から離れませんでした。
GW後半、講義の準備、論文の下書き、等に並行して数学の事に思いをはせていました。というのも、こどもの頃は数学者か音楽家か将棋棋士になりたいと思っていました。その中で、現時点では数学が一番近い所かな(決して一流ではありませんが)。いや、残っている可能性がそれだけ、という方が正しいかもしれません。(今は、角谷の問題=コラッツ予想 に邁進しています(笑))
GWは明日まで。こどもの頃に戻ってもう少し角谷の問題に挑戦します。
追記:
無風凧が子供の頃、算数(数学)にようやく「集合」という考え方が入ったのだそうです。無風凧にしてみれば、集合は算数の一つの単元でした。高校の頃に、「数学の基礎」としての集合の位置づけを理解しました(理解したつもりになっていました)。しかし、数学の世界では既に、集合から圏論に動いていたことは知らなかった。一生の不覚。
さて。最近のプログラマは圏論を「使う」ことはできます。圏論を数学の基礎として扱っているわけではない。言い換えれば、アルゴリズムの一つの選択肢として捉えているように思います。
その視点で本屋の数学書コーナーを見ると、そして圏論の教科書の何冊か眺めてみても、事前に「集合」「代数」「位相」を学んでいることが前提となっているものばかりで、圏論を学んでから集合や位相に入るカリキュラムは皆無のようです(西郷甲矢人先生が新シリーズで頑張っていらっしゃりますが、なかなか苦戦しているように見受けられます)。
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