「コミュニケーション」と「呑みニケーション」
静岡県知事に続いて奈良県知事が炎上しそうな雰囲気。山下奈良県知事の発言が下記。
” また、職場内でのコミュニケーションの重要性を説明。自らを「飲みニケーション奨励派」と称し、「飲みに誘われたらなるべく断らず、先輩や上司と交流を深めてほしい」と呼びかけた。”(コチラ から引用)
皆さんはどのように思いますか? コミュニケーションの大切さに反対する人は少ないでしょう。とはいえ、呑みにケーションを是とする人は、少数派になっているのではないでしょうか?
労働基準法に詳しい弁護士の解説などによると、「忘年会など、組織で行う飲み会は業務の可能性がある」というのが主流。Z世代の中には「飲みにケーションは、素面では言えない業務命令をアルコールの力で出すための場所」と、考えている人もいるようです。
コミュニケーションだけに特化すれば、かつては「タバコ部屋会議で全ては決まる」と言われていた時代がありました。忘年会では、役職別会費は当たり前という時代からだんだん参加費一律性に変っている。そのように「かわっていく時代の中」で、良いコミュニケーションは何か、を考えることが肝要です。
時代は変わっていきます。人も組織も、組織マネジメントも変化しています。吞みにケーション推進派は、どうすれば部下が「心から」呑み会に参加してくれるか、考えたことが無い人が多いように思います。言い換えれば、全ては呑みに来てから、という前提のコミュニケーション術。呑み会に来ないこと自身を悪として、自己擁護している。逆の立場でみれば、呑みにケーション派が自ら「コミュニケーションを拒否している」と捉えられかねません。
あなたは、呑みにケーション以外のコミュニケーション手段、もっていますか?
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