やりがいを失った日本人
これはきのうの記事です(コチラ 参照。デイリー新潮が引用元です)
――ここから引用
「仕事にやりがいを感じる」は5%で145カ国中最下位! なぜ日本の会社員はやる気を失ったのか
では誰が、われらサラリーパーソンのモチベーションを奪ったのか。その答えも明白。経営者である。
ーーここまで引用
記事を最後まで読んで、もう一つ、大切な視点を2つ、加えてほしい、と思いました。
失敗をした時の責任は部下、でも成功しても褒められない。もし、まわりから称賛されるとしたら「ベンチャー企業で成功した場合」ほとんど。
つまり、「傾向となるも牛後となるなかれ」なのです、、、これって、この20年間の政治の方向性と一致しています。
意思決定を早くする、という意味で、企業や法人をの「トップの権限」を大きくした。判り易いのは大学ですね。教授会の位置づけは、かつては意思決定機関でしたが、平成何年かの改正で「意見を述べる」に変ったと記憶しています。これでは、「やる気」がでなくなるのも当然。
これに含まれるかもしれませんが、もう一つ。世代交代が遅い。長寿化は悪いことではありません。いや、人類の勝利、と言っても過言ではないでしょう。でも、長寿化により「意思決定が高齢化している」のは問題です。主戦力で働ける人たちが意思決定に参加できない仕組みになってしまっている。これでは、「やる気」が出ないことは当然です。
今日は、デイリー新潮の記事に意見を加えてみました。
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