社会人にとって最も大切な力
昨日の続き。
昨今、就活などでよく取り上げられる「社会人力」。その中では「共感力」が最上位を占めています。勿論、相手の話をよく理解することは必要なことですが、「共感」となると話は違うのではないか、と無風凧は主張します。
まず、自分で考える。自分の考えに論理的な矛盾が無いかを検証する。他人の意見をきいた際には、まず、自分の考え方と比較する(英語でいえば、クリティカルに聞く)。最近の日本人は、まず相手に賛意を示し、争いを避ける傾向にあります。自分の考えを曲げて迄、相手 に「共感」する必要があるのでしょうか?
結果、論理的には間違えた結論に行きつくことが往々にして存在します。しかし、多数決を取れば、その「間違えた結論」を支持する人が多い、、、というのも、上述のように「共感力」で間違えた結論に共感する人が多いから。
逆明利君 という言葉があります。もう忘れられた言葉なのかもしれません。この言葉の意味をご存じない方は、是非調べてみて下さい。自分で考え、正しいと思う意見をキチンという。それが、共感力よりも必要な社会人力です。
繰り返しますが、論理的に結論を出し、自分の意見を言える力が、社会人として最も大切な力です。そして、それが日本を、世界をより反映させていく原動力になっていくのだと、無風凧は考えています。
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