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党は命懸けで守るべきものなのか?

「党本部も命懸けで党再生に努力していきたい 」(コチラ 参照)

これは、昨日の岸田総理の発言です。この記事を読んで、無風凧は、ある意味であきれ、ある意味では怒りを感じ、ある意味では絶望を感じています。

党、って何なのでしょうか? 非常に不思議な存在だと思いませんか? 企業(一般的な法人)は、利益を追求します。NPO法人は社会実現を追求します。では党は?

国会議員や地方の議員が、主権者である国民の生活の向上を目的とするのであれば、また、そのために選挙で選任されているのだとすれば、党の再生が最初に出てくる言葉ではありません。党則に縛れて、地域住民の意見とは逆行する場合もありますから、党が国民利益を阻害する場合もあるわけです。

加えると。

政党こそ、最も官僚的な組織。党本部、という言葉が出てきた時点で、本部以外のメンバーとのヒエラルキーが存在する。繰り返しますが、選挙人の意見より、このヒエラルキーが重要だ、という意識が、上述の岸田さんの言葉には含まれている。

無風凧は、党、という組織は、実は現代政治には百害あって一利なし、なのではないか、と考えています。

<追加>
Covid 19の補助金。これも”法人”に対しててであり、自然人に対する補助金で貼りませんでした。奉公滅私という言葉がありますが、個人より法人を大切にする風土は、このあたりから出てきているのかもしれません。

 

 

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