京都市長選挙
今回の京都市長選。自公立民推薦無所属の松井さんが当選しました。当初優勢と思っていた村山さんは直前で失速(パー券疑惑)。京都と言えば共産vs非共産の印象がありますが、共産党の福山さんは、僅かに届かず、でした。
今回の選挙程、中央政界の動き=政党政治 が如実に反映された選挙は珍しいのではないでしょうか?結局、どこの政党の推薦をとりつけるか、で結果が決まってしまうというのは、地方自立の立場から考えれば、正しい姿ではないように思います。その意味で、少し残念な結果になりました。
地方は地方。その地にあった政策・施策があります。その政策論争をしてほしい。教育無償化などをはじめとする、「全国規模」の動きに同調するのであれば、地方行政という機能は不要になります。中央官庁から派遣された方が、遥かに効率的です。
日本は、これから縮小社会に入っていきます。地方は「生き残り」が苦しくなる。中央からの「補助金」頼みの行政は、早晩行き詰ります。つまり、地方が自立(自律)することを目指す必要があると考えます。中央=国会は、現在は「都市部」に主導されていることは否めません。これは、すべての政党において言えることです。「地方創成」という言葉が、本音を表している。
その意味において。
今回の京都市長選挙は、国政選挙を占う意味で面白い結果だと感じますが、京都民の立場に立った時に、本当に京都の人たちが望む行政になるか、聊か疑問です。
#注: コンクラーベではないので、票が割れると意外な候補者が当選することもあります。
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