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監督官庁の責任。

最近強く思うのですが。

ダイハツの不正、日大の大麻、古くはアネハ、、、いずれも、監督官庁のお墨付き、なんです。なのに、その監督官庁の責任が問われることはありません。口頭での謝罪がある場合はありますが、あくまで「自分たちは被害者」という姿勢です。

これって、おかしいと思いませんか?

本来は、第三者機関として検査すべきものを、「報告書だけ」で済ませて、その内容の審査で終わらせる。報告書+審査で済ませているというシステム自身が既に、破綻しています。ダイハツはその嚆矢でしょう。

そういえば、大学も数年に一度は、外部評価を受け無くてはなりませんが、実際は報告書を読んで疑義を唱えるだけ。内部調査と呼ばれる一日だけ、学校に赴いているのが評価の実態。これでは、大学の「正しく評価」できていません。日大はその最たる例でしょうし、日本中の大学を「第三者目線で」見直せば、多分半数は「不合格」になるのではないかと思っています。これは、文科省の手抜き、の結果です。

動物虐待の問題。今年も多度大社の上馬神事がネットを騒がす時期になってきましたが、これも環境省と警察庁の怠慢。ペット業者クーアンドリクの場合は、環境省に加えて厚生労働省の認識不足も指摘できます。

お墨付き(認可・許可)を与えた監督官庁は、その許可や認可に不整合があった場合は、同等の責任を感じてほしいものです。

 

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