令和6年の書初め
今年の書初めは、大きく2つ、最後に小さく2つ。
まず、まじめに「角谷予想」に取り組んでみよう。無風凧の命数を考えると、最後まで行けるか否かわからないが、頭が少しでも動くうちに(既にさびてはいるが)全力投球。
小学校の時に「完全数」に出会い、自分で偶数の完全数の公式を見つけたとき以来、数学の魅力に取りつかれてしまった。その頃から、角谷予想とゴールドバッハの予想、奇数の完全数問題、それから友愛数親愛数の問題はどれかは解きたい、と思うようになっていた。しかし、数学好きが幸いしたのか災いしたのか。大学の頃からシミュレーション物理に傾倒してしまい、それ以来〇〇年、純粋数学からは離れてしまい、「数学の周りを逍遥」する研究者・実務家になってしまっていた。シミュレーションでそれなりに特許も取ったし、手法も開発したが、数学としては、線形代数と解析学とグラフ理論を中心に「ありもの」を応用していただけ。
昨年後半、とあるきっかけで「角谷予想(コラッツの予想)を解いて見せる」と豪語してしまった、、、今は、問題の難しさを再確認して少し後悔しているが、言は戻らない。やるからには、成功させたい。2022年のTAOの論文はおおよそ理解したつもりだがまだ不明点もある。そんなレベルだから相当高いハードルである。類体論をはじめとする数論幾何の知識などの知識不足を感じており、多度神社の上げ馬神事の壁よりも高いかもしれない。
さて、2つ目の書初めは、その上げ馬神事と関係があるが、やはり「動物の権利を守る」である。なにもビーガンになるわけではない。宇宙船地球号の乗組員として、自然の循環、食物連鎖の範囲を守り、無駄な命をうばったり虐待を無くしたり、、、が理想であると考えている。角谷予想と違い、明確な「ゴール設定」をすることができないが、社会的な運動を通じて、「民法に動物を入れる」もしくは「憲法に動物条項を加える」程度まで進めれば、良いなと思う。2024年のマイルストーンは、どのあたりが適当だろうか?
最後に小さく2つ(本当はこれが一番大切かも)。家庭円満と健康。特に、2023年は、無風凧史上もっとも体調を崩してしまい、周りに迷惑をかけてしまった。こちらは、まず食欲を取り戻すところから。
| 固定リンク
コメント