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2023年12月

好きな音楽(2023年12月)

聴覚過敏で、リアルに音楽を聴くことは少なくなった無風凧。最近は、BGMもノイズも聞かずに、耳栓の二重重ね(つまり、耳栓の上から密閉型のヘッドホン)ということも多くなってきました。

こうなってくると、好きなん音楽というよりは、「いやな音」が気になります。街を歩いている時、電車に乗っている時、図書館にいるとき、オフィスで研究している時、、、其々嫌な音、というのがあります。

まず、予想していない破裂音。モノを落とす音や、ガラスが割れる音、車のぶつかる音。これらは大敵です。車のブレーキのきしむ音は意外と耐えられます。道を歩く人が財布やハンドバックなどにつけている「鈴」の音は、苦手。猫が付けているならかわいいと思うのですが。聴いた瞬間に、猫か人かは判ります。

意外なところでは、ファミレスなどの「自動配膳マシーンの注意音」。なぜか知らないけど、イライラしてしまいます。

そろそろ、2023年が終わります。今年の最後は、除夜の鐘、、、これも、脳内で鳴らすことにしましょう。皆様、良いお年を!

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詰将棋: 令和五年、最大の「合格」

土曜日は詰将棋の日!

20221203_20221122115601 思い出の自作詰将棋のシリーズ、令和五年最後は、「最大の合格」です。

見てお分かりのとおり、盤上五枚の駒で作る最大の五角形(ごかく → ごーかく)です。

作意: 21飛成、同玉、22飛、31玉、64角、41玉、42角成 まで7手詰

3角形、5角形は、理論上の最大値を達成することができましたが、4角形は、理論値には届いていません。6角形に挑戦している途中で、このプロジェクト(駒数角形で面積最大の詰将棋を作る)は頓挫してしまいました、、、、

皆様、今年の自分に大きな「ごーかく」を出して下さいね。
 

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年賀詰が、、、(将棋界雑感)

そろそろ、年賀詰を作らねば、と思っている今日この頃。でも、脳内CPUは違う問題を解いていて、なかなか詰将棋にまで順番が回らない(TSSのスケジューリングが下手なだけ?)

今日は29日。ちょっと焦り始めました。

所で。

今年も藤井八冠の活躍に沸いた将棋界ですが、藤井八冠では敗れそうにない記録があります。

それは、「年間勝数」「年間対局数」の記録。

八冠の勢いが続いている限り、対局数は増えませんから(予選やリーグ戦に参加しない為)、、、かつての羽生さんの「年間89局」は越えられないでしょうし、勝数68も越えられないように思います。

年間勝率の中原16世の記録は、もしかしたら破られるかもしれませんね。楽しみでもあり、残念でもあります。

隠れた記録として、あまり表にはでてきませんが(将棋ファンならご存じの方も多いですが)、タイトル戦連続出場期間。これは、大山15世が持っているいる記録で、10年を超えています。つまり、10年間、タイトル保持者か挑戦者として総てタイトル戦に出続けていたわけです。棋戦当時よりも増えた今、10年間を越えることができるでしょうか? これは、まったく未知数、ですが、なぜか「大山十五世の記録が残る」気がします。というのは、藤井八冠の「次の世代」、、、今の小中学生?。。。。の台頭が見込まれるから。

などなど、久しぶりに将棋ネタを書てみました。

ブログ更新が終ったので、脳内CPUを本業に戻します。

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Yahooの記事、誤解か間違いではないかと思う。

先日、YAHOOで面白い記事を見つけました(コチラ 参照)。

6÷2(1+2)=?

?は、数学者でも1と書く人と9と書く数学者がいる、という記事でした。

これを見て、無風凧は思うのですが、9と書く人、数学者の中にいるのでしょうか?(算数の世界は、別です。付録参照)

演算の順番は、厳密にきまっているので、この場合は、1ですね。なぜかって? 

上述の場合ですが。優先順位で書けば、下記の2項目だけです。

① ×マークの省略は、割り算の記述に優先。
② 二項目が括弧のなので、括弧の中身を計算。

だけです。だから、1+2をして3。 2x3で6。6÷6で1。

記事では、6÷2で3. 1+2で3。3x3で9 という答えを出す数学者がいるという事でしたが、①②の順が逆なので、ありえません。

仮に、文字であらわしてみましょう。

a ÷ b(c+d) と書いたときに、 a(c+d)/b と変形すること、ありますか?ありませんね? a/{b(c+d)} です。注: { }は、判り易さのために付記しました。

ということで、Yahooの記事の一部は誤解か間違い、少なく問も9と答える数学者はいないと思うのですが、、、皆さん、如何でしょう?

付録:
記事中では、算数だと②と①の順番が逆だから9になる場合があるということです。本当にそうだとしたら、算数の教育指導要領の書き換え、が必要だと、感じてしまいます。

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組織論で日本政治を見ると。

日本では2015年に流行ったTeal組織論。

そのTeal組織論の中で、組織成熟度で5段階中下から2番目のアンバーに位置するのが官僚制度。

官僚制度で実現しないことは、より上位の組織形態でも、実現できます。

つまり。

組織論の立場でみれば、今の政治機構は、時代遅れ、であり、効率的でい。すくなくとも、組織成熟していないと言えます。

官僚制度より質の悪い組織形態は、「暴力による支配=レッド」だけだと思うと、政治機構の抜本的改革が必要です。

無風凧は、最近、色々な意味で憲法の改正が必要だと考えていますが、国会と衆議院・参議院を決めている、という諸悪の根源という意味で、憲法改正を望みます。(決して9条問題や24条問題で憲法改正を主張しているわけではありません。)

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政党不要論

年の瀬のこの時期に書く内容ではないかもしれませんが。。。

最近、「政党は不要」だと強く感じるようになってきました。そもそも、今の日本国憲法には、政党の存在は定義されていません。(法人格は持っていますが、、、)

そのように考えると。

いま、問題になっている「政治資金」は、「国会議員が国会議員の為に作った法律」だということができます。つまり、お手盛り。そのお手盛りのルールですら守ることができていない、というのが現状です。

だから(少し行間跳びますが)、少なくとも「政党」は不要です。

議員は、地域の代表・代弁者。だとすれば、政党の「党則に縛られる」ことがあってはならないし、その地域の最大幸福を考えることが優先で、党の票集めは議員の仕事ではない。政治の場(議会)で出した結果により、票が集まる仕組みを作る必要があるでしょう。

「ネオ直接民主政治」とでも名付けておきましょうか。

このように考えると、「法律の体系自信が既に老朽化している」「国会も県議会も旧態依然で、22世紀には日本は無いかも」と思ってしまいます。まあ、無風凧が22世紀まで生きていることは無いと思いますが(笑)。

 

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食いしん坊たちの会話2

20230825 ごんべ(右下): メリークリスマス! みんな、七面鳥のローストをたべているかい?

ろみ(中下):我が家では「鶏のカラアゲ」を食べていたわよ。おねえちゃんが、お肉だけ丁寧に外して私に食べさせてくれたわ。

らぶ(右上):鶏の骨は、私たちにとっては天敵なの。わんこの飼い主さんなら常識ね。

はな(左): 鶏のカラアゲって、食べ物なんですか?

ごんべ・ろみ・らぶ: 美味しいよ~!

写真出典: 特命希望様
先月に続いて、食いしん坊の会話ですね。。。はなちゃんは食べたことが無いようです。

らぶちゃんも話していますが、鶏の骨はわんこの大敵。みなさま、ご留意ください。

 

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メリー・Xマス!

20210310 まるたろう: メリー・クリスマス!無風凧さん、今年のクリスマス・プレゼントは何をくれるの?あれ?去年は何だったっけ?そういえば、おととしも、、、、一度も貰ってないじゃないか!!

写真出典 自前のM5
まるたろうと無風凧は一心同体ですからね。Xマス・ギフトはなくても友情は固い!え?親しき中にも礼儀ありだって?そうか、、、今度、まるたろうを綺麗に洗濯してあげようかな。(実は、まるたろうは水が嫌いらしい)。

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詰将棋: 原型

土曜日は詰将棋の日!、、、(まるたろうふぁんの皆様、ごめんなさい。まるたろうは明日、クリスマスイブに登場します)

20231223最近は、新作を作る時間が無いので、思い出の自作の作意を公開しています。今週は、無風凧唯一の百手越え作品の「原図」をお送ります。発表はスマホ詰パラで2019年1月28日、Nos12436です。発表当時のタイトルは「長編に向けての習作1」でした。

作意:
52龍、23玉、22龍、14玉、25銀(A)、15玉、24龍、26玉、36銀(B)、37玉、27龍、46玉、47龍、55玉、56龍、64玉、65龍、53玉、56香(C)、43玉、63龍、32玉、52龍、23玉、22龍、14玉、25銀(A)、15玉、24龍、26玉、36銀(B)、37玉、27龍、46玉、47龍、まで35手詰

発表時のタイトルにもありますように、この作品は、「長編詰将棋」を作る素材として作成されたものです。竜追いのように繰り返しを増やして、100手を越えたい!ということで、その原型がこれ。普通の龍追いと違うのは、2度出てくる(A)(B)のように、銀が出入りするところです。先例を知らないのは無風凧の勉強不足だと思いますが、自分なりに工夫した点です。

この作品を発展させて、100手越え(と言っても、101手ですが)の詰将棋作りました。

蛇足:この詰将棋は、56の香が、最初は玉側、詰上がりでは詰め方に変わっているだけ、です。その部分もお楽しみください。(C)の▲56香は、着手は簡単ですが制作には随分頭を使いました。

 

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これは、何ハラスメントでしょうか?

最近、激ヤセ気味で、健康の心配をしています。周りの友人や学生も心配してくれてますし、無風凧が気にしていることも知っている。

そんな中、

「スリムになって素晴らしいですな。あやかりたい」

と言ってきた上司(?)がいます。メンバーのことを見ていなかったことは歴然。無風凧としては、すごく嫌な気分になりました。その場では笑顔で返しましたが、本音では、ハラスメントだと感じています。

これ、何ハラスメントと言えばよいのでしょうか?


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これは、あかんな。

先日。

とある友人の大学教授の話。

「就職面接用にガクチカは何がいいですか?」

と、問われたのだそうです。その教授は、

「大学生として、研究に邁進しましたというのはどう?」

と言ってみると、

「先生、それじゃ就職できませんよ、、、」

と言われてしまったのだそうで。

無風凧よりいくつも若い教授ですが、さすがに人間が出来ている。わらって聞き流したそうです。無風凧なら、「大学には何しに来るところ?」とか「指導」が入っていたでしょうね。

、、、

上記の会話は2つ問題点があります。

一つは、いわゆる「企業」は大学には何も期待していない事。

そして、学生は大学は就職のための予備期間と捉えている事。

もう学校教育法崩壊ですね。教育無償化は、こんな会話からも「無駄な税金の使い方だ」と無風凧は考えます。

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何故なぜ5回

思考法で有名な何故なぜ五回。

ライドシェア問題にこれを適用してみましょう。

タクシーが足りない → ライドシェア というのは、「なぜなぜ1回」の答えです。

ではなぜタクシーが足りない理由は? その理由を5つ考えてみましょう。そして、その5つにそれぞれ理由を5つ考えていくと、、、、実は、根本問題はタクシーが足りないことは、大した問題でないことが分かってきます。

なぜ、こんなに「車が必要になってきたのでしょう?」これだけでも、理由は山積。それらを解決すれば、ライドシェアでなくても、タクシー不足は解消できるのではないでしょうか?

もっといえば。

現代日本の混ん権問題を突き詰めて考えて、そこから解決していきましょう。

無風凧は、何故なぜ誤解を繰り返して、まず最上位に必要なのは宇宙船地球号の乗組員であるという自覚、その上で日本というシステムの老朽化、そして「人口減少社会への対応遅れ」、そして、新「直接民主主義」そして、責任のとれるリーダー、にまとめられると考えてます。もっとあるかもしれませんが、まずは、これらから解決していきませんか?

でも、今の国家体制では無理だなあ、、、、

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改憲には賛成するが、、、、

無風凧は、改憲には賛成です。

しかし、今の各党が思案(試案?)として出している、現行法の微調整もしくは該当箇所の修正レベルではありません。

宇宙船地球号の一因としての立場、生物多様性(動物の権利保護を含む)、そして国民主権と多様性など、1からの組みなしが必要。勿論、会議対も、刷新することが前提。

そのような「改憲」を目指したい。ということは、聊か過激ではありますが、今の憲法学者は、ほぼ全員「不要」になります。そもそも論として、法律を作るのは、国会議員・識者に限る、と言った時点で、「国民を母集団としたオピニオン」とはズレています。(統計学的に)。

是非、国民の意志(民意)に沿った憲法をRe-Constructしてほしい。その意味で、改憲賛成です。

繰り返しになりますが、今出ている改憲案は何れも一長一短で、やはり1からの組み立てが必要です。

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政治は数ではない。真理と倫理と理論である。

とある政治家の講演を聞いて、無風凧の感想をまとめると、「政治は数ではない。真理と倫理と理論である」になります。

政治家=基本は議員 は、人気=得票数で決まります。いま、人気と書きましたが、ここが無風凧が最も「危惧」するところです。真理や倫理を凌駕うする「人気」で、政治家=国の方向性決める人 を決めることは、非常に危険だと警鐘を鳴らします。

真理に従うべき、の良い例は「それでも地球は回っている(ガリレオ・ガリレイ)」でしょう。教会がどれだけ力を持っていても、自然の真理を動かすことはできません。民衆の「意見を変える」ことはできても、地球をとめて星を動かすことはできないのです。

だから、政治をする人は、「真理(事実)」は何かをまず知らなくてはならない。勿論、時代よって変わっていく「事実」もあるでしょう。だけど、その時点での最新の真理には従わなくてはなりません。

もう一つは倫理。

倫理は、宗教や国にによって異なります。法律は、倫理を順守するための制度です。倫理が異なれば、勿論法律も変わらなくてはなりません。宗教や国によって異なると同時に、時代によっても変わります。また、同じ国の中でも「多様な倫理」は存在します。その倫理でどのようにすれば、国を統べることができるか。最良の策は、「国の大きさを小さくすること」です。人の数が少ないほど、倫理は統一しやすい。

でも、この「国の単位を小さくする」事には2つの副産物があります。まず悪い方。それは、規模の経済を追うことができなくなります。ですから、「お金」を追いかける人にとっては、小さな国は魅力が無くなる。2つ目はその反対です。国における貧富の差は小さくなります。

今の日本の国の大きさはどうでしょうか?これから縮小化してく中で、どのような単位を取っていけば、よいのでしょうか?そして、日本だけではなく、地球単位でみたときにはどうなるのでしょう?

その真理と倫理を組み合わせ、論理的な矛盾がないように施策することが政治の仕事です。人気取りが政治家の仕事ではない。極論すれば、駅立ちする暇があれば、人口減少問題をどうすれば解決できるか、論理的に考える時間にあててほしい。

今日は、問いかけだけで終わりますが、最後にもう一度、主張します。

政治は数ではない。真理と倫理と理論である。

 

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ライドシェア問題をネタに、会議の在り方を考える。

先日、とあるMtgでの話。

ライドシェア(古い言い方では白タク、という人もいますね)問題ねたにワイワイガヤガヤしていたのですが。

推進する意見を持っている人が、

「反対派の人は、乗らなければ良い。賛成の人だけ、白タクに乗ればよい。これでお互いの主張は通っているだろう?」

との発言。これで会議が一気に盛り上がりました。というのも、白タクという制度に対する賛成・反対と、個人として「使う・使わない」を混同した発言に、参加者の多数が異を唱えたわけです。

一件正論にみえる上記発言も、よくよく見ると「論点のすり替え」がなされていることに気が付きます。これは、無風凧がよくいう「タバコ飲みの正論」と同じ構造です。

「同じ部屋にいる二人。片方は愛煙家、片方は嫌煙家」

という状態で、愛煙家の人が、

「お互いの自由を尊重しよう。僕はタバコを吸う。君は吸わない。お互いの主張をとおして平等だよね」。

この発言が「理論破綻」ことは皆様も理解していただけると思います。上記のライドシェア発言も同じ構造を持っています。風紀や制度、危篤事業者の権利の問題をはじめとして、「乗る/乗らない」以外に色々と考えたうえで「反対する人」は沢山います。

皆様も、是非、論点を合せた議論を心がけて下さい。特に政治家の皆様、よろしくお願いします。

 

 

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詰将棋: 要不要を教えて下さい。

土曜日は詰将棋の日! 

Screenshot_20190814_095526 思い出の自作詰将棋を紹介していますが、今週は皆様に是非教えていただきたいことがあります。

それは、右図の詰将棋で、39(若しくは79)の香が必要か否か、というものです。

作意:
42角(A)、52玉、53角成、同成銀、41銀(A)、51玉、52歩、同成銀、同銀不成、同玉、43銀(A)、53玉、54歩、同成銀、同銀不成、同玉、45銀(A)、43玉、44銀、54玉、55歩、同成銀、同銀、同玉、56歩、同玉、45銀(A)、55玉、56歩、同馬、44銀、54玉、55歩、同馬、43銀不成、53玉、54歩、同馬、42銀不成、52玉、53歩、同馬、同銀成、同飛成、41角(A)、51玉、52歩、同龍、同角成、同玉、42飛(A)、53玉、43飛成迄53手詰

作意中、(A)と書いた7か所は、すべて対称形で4筋の替りに6筋に同じ駒を打っても詰将棋としては成立しています。そのために、「左右対称」とする必要があると考えています。

もし、39もしくは79の香が無い場合。実は全く同じ手順で詰ますことができます。でも、「対称形ではない」ので、「余詰」になってしまうのではないか。ということで、39香(79香)は必要でしょうか?不必要でしょうか?

みなさま、お考えを教えて下さい。

ちなみに。
この詰将棋は、「非対称形から対称形に戻る回数」の記録を狙ったものです。対称形の回数は、猫田いわし様作の完全立体対称曲詰(コチラ 参照、おもちゃ箱です)があります。猫田様の作品は、初手から最終手まで「常に対称形」です。一度も非対称にはならない作品(すごくきれいです!)。それに対して、この作品は、対称形から一度非対称にして、もう一度対象にもどす、ところに面白さがあります。非対称→対象の回数の記録は存じ上げませんが、6回、対称形に戻っています。心残りは、詰上がりが対象ではないこと、かな(笑)。

この作品はスマパラ2019年8月11日、Nos13411で公開されたものです。

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パーティー券事件

もう止まらない!って感じの政治家の「パーティー券事件」。議員になれば何でもあり! という感じです。

政治資金規正法8条の2「対価(会費)を徴収して行われる催物で、当該催物の対価に係る収入の金額から当該催物に要する経費の金額を差し引いた残額を、当該催物を開催した者又はその者以外の政治活動(選挙運動を含む。)に関し支出することとされているもの」

って、どう考えても「寄付行為(これも、政治資金規正法で認められていますが)との違い」を見出すことができません。どちらにしても「手焼きせんべい」というか、泥棒と警察を同じ人がやっていれば捕まることがない、というのと同じ図式です。

そもそも。

「返報性の法則」に鑑みれば、寄付をくれた人に対して何らのお礼や負い目を感じるのは、「人」であれば当然のことです。だから、政治家に対する寄付行為は、どんなに善意で行ったとしても、議員側が「何らかの返報」を行うわけで。この原理を知っている人や団体が寄付もしくはパーティー券を購入したら、政治は公平ではなくなるわけです。

その上で。

政治は金がかかる、と昔から言われています。金がかかるように作っておけば、その中から幾許かの個人流用(つまり、還流や裏金)があっても目立たなくなります。まさに、「木を隠すなら森の中」ですね。

このようなことを考えていると。

やはり今の「国会」を一から作り直さなければならないな、という思いが強くなってきます。国会とともに法体系も、行政システムも。古来、人類は「革命」を繰り返してきましたが、血を流さない革命が必要な時期に来ています。

 

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図書館帰りに

無風凧邸から約20分、ちょうどよい散歩距離に図書館があります。運動不足解消を兼ねて、週に1,2度通っています。(本当は、図書館まで徒歩3分方が嬉しいのですが)。

その帰り道。わんこの散歩時間にぶつかります。しーば、黒ラブ、シュナ、ちわわん、トイプー、、、彼らにまじって、甲斐犬とおぼしきわんこも。皆さん、無風凧にしっぽを振ってくれます。手を振ってくれないのは4本足で歩いているからですね。

それが楽しみで、図書館に通っている無風凧です(帰り道の八百屋が安いことも散歩の理由の一つです(笑))。

 

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京都清水寺の「今年の漢字」が 税 に決まりました。なんだか、言いえて妙。過去に発表された「清水寺の今年の漢字」の中で、最も「意味深」ではないでしょうか。

というのも。

税という言葉の語源は、農作物を持っていかれること、を指しています。「脱」と「税」のつくりを見くらべればお判りいただけると思います。では、平安時代からなぜ「税」という制度があったのか。昔は「租庸調」などという時代もありましたが、結局は「貴族の為に提供するもの」を税と呼ぶわけです。昔は 庸 という労働奉仕もありましたが、今はなくなりました(徴兵制度があった戦前は、ある意味では 庸 があったと考えてよいかもしれません)。 

その 租庸調の 租 が残っているのが今の税。 税の三法則を「公平・中立・簡素」ということもあるようですが、実際そのように行われていると感じている人が少ないことも事実でしょう。つまり、税は公平・中立・簡素ではない。税で潤う人のために集められたもの、という認識が一般国民の半数以上ではないでしょうか?

公共事業などに、税金は使われます。また、公務員の給料は税から支払われます。このように考えると、語源とは違う「今の税」になっていることは間違いないでしょう。でも、利権まみれの公共事業、不平等な課税、自然人よりも法人を優遇する税制、これらを「玉虫色に隠している」のが現在の税制だということができます。

今年の漢字が「税」で会ったことをきっかけに、皆さん、今一度「税って何」を考えてみませんか?

 

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高度専門型インターンシップ

2025年卒採用から、インターンの形が変わります。

インターンはキャリア教育、大学は専門教育、と分けた点や、一日型のインターンをインターンとは言えないようにしたなど、制度変更としては「頑張ったな」という気がしていました。

特に、高度専門型インターンシップというキャリア形成は、学生の長い人生を考えると「良い仕組みだろう」と思っていたのですが。

実際はどうでしょうか。学生は、「インターンに行く」という天下の御旗を得て、学校に通わなくなる、ということが横行しているように感じます、というか、23年入社の学生も、就職先が決まると「インターン」という名前の「青田買い」で入社前教育を始めてしまいます。しかも、「アルバイト価格」ですから、起業にとっては笑いが止まらない、というところではないでしょうか?

無風凧は主張します。

教育基本法の精神を思い出してほしいな、ということを。高度な学術を得る為に、そしてその結果を流布するために大学教育は存在します。決して就職予備校ではありません。

無風凧の目で見ると、2025からのインターン制度の変更は、大学の「就職予備校化」を推進しているように見えます。

大学教員の皆さん、文部科学省の皆さん、それでよいのでしょうか?

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献金問題

国会で、献金が話題に鳴っています。パーティー券も同様。

無風凧的の考え方では。

パーティー券は姑息で、即刻廃止すべきもの。いろいろな形をしている企業献金は、そのまま国庫に入れるべきもの、と思っています。

政治にはカネがかかる、と知り合いの議員さんたちも言いますが、それは、ほとんどの場合「知名度を上げるため」「選挙管理委員会の指示にした場うため」です。国会議員になるためには、1000万は必要という声も聴かれるほど、です。

だからと言って、知名度があるから議員になる、というのは本末転倒。確かに献金やパーティー券の問題はないかもしれませんが、そもそも論としての「資質」の問題があります。

決して、PaperTestが全てだとは言いません。しかし、議員になるために必要な「最低限の知識テスト」は火調なのではないかな、、、と思うこともしばしば。いや、知識テストではなく、倫理間隔テストかもしれません。

話を元にもとどして。

いまの選挙制度は、時代に合っていないことは火をみるよりも明らか。先例主義が好きな日本ですから、このさき20年くらいは変わらないでしょう。この部分に穴をあけて、時代にあった選挙方法を考えてみたいと思う人はいませんか?国会をはじめとする議会の「かたち」を変えたいと思う方はいませんか?無風凧と一緒に、理想像を作ってみませんか? ご連絡待っています。

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BOOKOFF

久しぶりに、BOOKOFFで1時間以上も本を眺めていました。

丸善、JUNK堂、紀伊国屋なども良くいきますが、BOOKOFFも大好きです。

というのも、よく売れた本ほど、早く中古になるし、値段が下がるのも速いですからね。売れ行き状況が判るというものです。

だから、急ぎでない本を定価で買ったあとに、BOOKOFFで見つけると、ちょっと「もったいなかったな」と反省(?)したりします。

とはいえ。

無風凧が本当に探している本は、神田でも見つからず、Amazonの中古にも並んでいない本。

そういうのが出てきてほしいな、と思うと、BOOKOFF通い、神田通いは止められません。

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詰将棋: ラブストーリーの終焉、財産二分

土曜日は詰将棋の日!

20231209 双玉の詰将棋シリーズも今回が最後。2018年~2022年のスマパラの握り詰が双玉問題だったので、それをラブストーリー仕立てしました。最終回となった2022年は、握りの駒が玉王含めて六対子。だから、玉方と詰め方に二分する、つまり、財産二分の詰将棋を作りました(「と」がちょっと気になるところですが)。つまり、離婚準備です(笑)。タイトル「財産二分」。初出はスマパラで2022年1月11日、Nos.17831です。

作意:
24桂、11玉、12歩、同飛、同桂成、同玉、13飛、同玉、24銀、22玉、33銀成、11玉、13飛、12飛(A)、同飛成、同金、31飛、21歩、同飛成、同玉、22歩、同金、同成銀、同玉、33金、13玉、24金、12玉、23金上、同銀、同金、21玉、22銀、まで33手詰

せっかく財産を分けたのに、最後はやはり繋がっている二人でした。ハッピーエンド、でしょう(はーと)

この詰将棋、実は(A)で角合で作っていたのです。一応できたつもりで、柿木さんに余詰チェックをお願いしたら、12飛で詰将棋が成立していた。しかも余詰めなし。こういう奇跡もあるんですね、ということでそのまま投稿しました。お時間ある方は、是非Aで12角として、その後もお楽しみください。

 

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アンダンテフェスティーボ

今日は12月8日。シベリウスの生まれた日、そして、アンダンテ・フェスティーボを聴く日です。

耳の調子があまりよくないので、昨年に続いて今年も脳内演奏会しました。

普通に弦楽四重奏(無風凧は弦楽合奏版より四重奏が好き。でも最後のTimpaniは加えます)。

ちょっとした蘊蓄ですが、アンダンテフェスティーボの冒頭部。スピードと音を少し工夫すると、ベートーヴェンの第九になります。まあ、第九に感じるのは無風凧だけかもしれないですけど。

今回は、随分ゆっくりと演奏を脳内演奏して、、、あれ、繰り返しの回数が、となってしまいました。

ふと、誰の演奏を鳴らしているんだろう?と思ったのですが、思いつかない。多分、記憶にある演奏のどれかだと思うのですが、どれなんでしょう?。ただ、弦楽四重奏版にTimpaniは無いですから、その部分は確実に無風凧の合成です。

最後に強引にTinmpaniにCodaして今日の演奏会は終了しました。

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人間の本質は社会的動物ではないのかも。

最近のZ世代の言動を見ていたら、社会的な動物、とは思えないことが多い。いや、Z世代だけではなく、すべての世代で「社会的」という言葉の意味が変わってきているように思います。

就活や企業で必要とされる「コミュニケーション力」も、30年まえ、無風凧が学生の頃に勉強していた頃の「コミュニケーションの力」ではない。基本は個人。他人と争わないだけ。結果に対して興味も責任も持たないので、本当の意味(=マッキーバーの定義した、という意味)のコミュニティができない。こんなことをつらつら考えていると、人間の本質は社会的動物ではないのではないのかも、と思い始めました

太古の昔。日本でいうなら江戸時代くらいまでは、生活の上での「協業・分業」が必要でした。だから、「コミュニティ」を作って共存が必要だった。

歴史でいえば第一次工業革命以降、コミュニティの意味ではない人間関係ができてしまった。つまり、階層。そのころからだと思うのだけど(それまでもあったとは思いますが)「生活=金銭=階層(支配)」という別軸ができてしまった。これは言い換えれば、「公私」を分ける場合ができたということ。

このころから、コミュニティの意味が変わり始めてい居たのかもしれません。(マッキーバーとは時代が前後しますね、小さな矛盾ですが、本筋的にOKでしょう。)

21世紀になって。物流と情報流がコモディティ化した社会においては、「公私」言い換えれば、収入の手段と自分の時間を分けることが当然になってきた。当然な人の代表格がZ世代。そして、分けることができない世代が旧人類。今の社会は、この二種類の人間が共存している時代だといえる。

さて。上述を言い換えれば、人が社会異的動物であるのは、食が取れなかった時代の方便。本質は「社会的動物ではない」という結論になります。

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日大と日本の根源問題

日大と日本。漢字で書くととても似ています。

そして。

基本的な問題も同じです。

①規模が大きくなりすぎ。

②リーダーシップが発揮できない(真の意味での責任が取れない)。

③背後霊(?)が多くて統率できない(②と似ているかも?)

④隠ぺい体質がある。

⑤忖度体質がある。

。。。。

同じに見えてきませんか?

最近考えているのですが(20年前に書いた論文をい久しぶりに見つけて懐かしかった、というのもあるのですが)、インターネットの時代になって、コミュニティの大きさが大きくなり過ぎました。また、規模の経済学ではないですが、規模を追いかけます。それ以上に、人は「成長することを望みます(ランキング理論的に解釈して)」。

これらは全て繋がっているように感じます。

どこかを崩さなくては、日本は差異発展できない、日大も再生できない。では、どこが崩せそうか、、、、①ではないでしょうか?

責任をとれる大きさにコミュニティを分けていく。

日大と日本が最初に選ぶべき、唯一の道です。

 

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アメ横~上野駅

アメ横をゆっくり歩く、なんて何年ぶりかな?

上野駅から新幹線に乗るために、御徒町から上野駅、つまりアメ横を歩きました。

アメ横の雑踏は変わってなくて、「ああ、アメ横だ」と感じることができました。懐かしい。でも、お店は随分変わっていて、お気に入りのお店がいくつも無くなっている。それより、匂いが変っていることに驚きました。なんていえばよいのか、鼻が「ここはアメ横?」って言うのです。

上野駅は、工事中ですが、なんとなく寂れたな、という感じで、寂しく思いました。

日本の人口減、特に地方の限界都市の問題などが叫ばれていますが、その影響が上野駅に出ているのかも?と分析したのですが、だとすると、「上野は心のふるさと♪」は今でも変わらないんだな、と思いました。

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日大アメフト廃部問題

日大のアメフト部が廃部になる、ということで、ネット上ほかにぎわっています。

世論は、「廃部反対」の方が優勢なように感じます。その理由は「大麻に関係していない人の人生まで奪ってしまうのは可哀そう」。

無風凧は。

世論に反対するようで恐縮ですが、「廃部賛成」です。理由は以下の通り。

1) そもそも、大学の存在意義はなにか。教育基本法第7条「学術の中心として、高い教養と専門的能力を培うとともに、 深く真理を探究して新たな知見を創造し、これらの成果を広く社会に提供 することにより、社会の発展に寄与するものとする。」に鑑みた場合、アメフト部がその目的に合致しているものではない。日大のアメフト部は、心身を鍛錬する意味での適度なスポーツの域を脱している。

2) 連帯責任を問うことは最悪である。その意味では、連帯責任としての廃部には反対である。しかし、大麻・マリファナの使用や存在を知っていながら報告を行わなかった輩は、共同正犯に近い。少なくとも、犯人隠匿である。その人数は、報道等によると相当数になり、過半数もありうる。それらを退部させないことに、疑問を感じる。

3) その代わりに、(技術的に不可能であろうとはおもいながらも)本当に噂レベルでも知らなかった学生は、他校アメフト部への転校を無償で認める。企業の場合、倒産による転職は日常茶飯である。それと同様に考えれば、転校が妥当な処理であろう。

大学は、変わらなくてはなりません。本来の学術の中心である自覚が必要で、経営(入学者増)の為に、スポーツや就職実績を誇るのは本来の目的から脱しています。あくまで学術成果が、大学の看板です。大学が大学であり続けることが、科学立国に本を世界の一流国に再浮上させる最高の方法です。

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ハチ公生誕100周年記念の公益社団法人秋田犬保存会の本部展

今日は、有明でハチ公生誕100周年記念の公益社団法人秋田犬保存会の本部展が行われています(コチラ 参照)。

無風凧は、知るのが遅すぎた。つい先(昼まえ)ほど知りました。午後から予定を入れてしまっているから、、、有明まで行けません。行きたかったなああ、、、

今年一番の後悔しています。

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詰将棋: ステイホーム、浪費する二人(双玉のラブストーリー4)

土曜日は詰将棋の日!

20231202 双玉のラブストーリーシリーズも大詰めを迎えてきました。スマホ詰パラの「年始握り詰」が4年連続で双玉というのは、もしあしたら、管理人さんもこの「双玉のラブストーリーを楽しみにしているのかな」なんて思ってしまいました。

この第4回はコロナ自粛中の2021年正月の作品。皆様「ステイホーム」していたことを思い出していただけると思います。詰将棋でも4x4にステイホームしました。

作意
12銀成(A)、同玉、13歩、11玉、21香成、同玉、12歩成、同玉、23金、21玉、32金左、同金、同金、11玉、22金打(B)、同角、同金、同玉、33金、11玉、22角(C)、21玉、32金、同玉、33角成、21玉、23香、12玉、22馬まで29手。

詰将棋としては、(A)(B)2度の「打ち歩詰回避」,そして、(c)で22角の替りに13香とするとやはり歩詰。これだけの作品です、、、が。ラブストーリーとしては、5枚もある金銀を全部浪費してしまい、最後に貧乏図式になるところが面白い。驕る平家は久しからず、ではないですが、皆さま、分不相応な浪費は避けましょうね。

なお、双玉詰将棋としての詰め方玉の意味は非常に薄く、これを双玉と言っては申し訳ないな、という気持ちです。初出はスマホ詰パラNos.16066です、

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今日から師走

今日から12月。教師も走る師走、です。本当に走り回っている。ここで愚痴を書くのはよしておきますが(と言って、書いている(笑))。

無風凧が学生の頃、初めて大学で講義をしていた頃、そして最近、学生はどんどん質が変わっています。それに従っていくのが教員の務めでしょうか?それとも学校教育法にあるように、学術的に高度なことを教授すべきでしょうか。学生の「学問に対する興味」はどんどん減っているように感じるのは、無風凧だけではないでしょう。

加えて。真面目な話、世界最先端のことを教えることが可能な教員は、日本には数少ないと思います。数学にしろ物理にしろ、日本はすでに二流国ですからね。無風凧も、自分の分野で最先端を走っているか、と問われると、胸を張ってイエスとは答えられません。情報の伝搬は早いもの、昨日の最先端は今日はもう過去の知識になっています。

理科系に限らず、社会科学、人文科学も状況は同じでしょう。先端を走っていない教員は学生に何を考えさせれば良いのでしょう?卒業論文に、何を書かせればよいのか、かなり悩んでしまいます。

世界最先端の香りだけでも、感じて欲しいなと考えている無風凧です。

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