詰将棋:双玉のラブストーリー(2)・・・追いかけて、追い付いて
土曜日は詰将棋の日!
先週から、「双玉のラブストーリー」をお届けしています。このラブストーリーは、スマホ詰パラの2018年~2022年の握り詰課題が双玉だったので、それをラブストーリー仕立てにしたものです。勿論、ではありますが、最初はシリーズ化は考えていませんでした。①2018年の拙作に、スマパラの管理人さんが「ぼっち」というタイトルを付けて下さったこと、②2019年の課題が双玉だったこと、で自然とラブストーリーになっていきました。と言っても、ラブストーリーに感じてくれる人はどの程度いらっしゃるでしょうか(笑)。
今回は第二話、「追いかけて、追い付いて」です。
作意:
▲62香成▽同玉▲74玉▽52玉▲73玉▽51玉▲63玉▽41玉▲42桂成▽同玉▲51角成▽同玉▲52銀▽42玉▲43桂成▽31玉▲41銀成▽同玉▲53玉▽51玉▲42成桂 まで21手
並べてみてお分かりのように、「王鋸」です。スマパラのコメントには「攻める王様はアレキサンダー大王のようだ」とありましたが、そんな感じにも見えますね。表したかったのは、玉を追う王、でした、、、、第一話(先週のこのブログ参照)、ボッチだった二人が、急接近!の第二話でした。
また、右辺には自分でも不満があります。握り詰とはいえ、お座なり感がぬぐえません。ここをもう少し詰将棋らしくしたかった、、、というか、王鋸をもう少し延ばす為に、右辺の5枚(銀より右)を使うことができるように思います。(先ほど、おもいつきましたが、柿木さんで余詰めを指摘されました)。
最終手、作意が42成圭というのが、ちょっとした味付け。玉と王が見つめあっています(はーと)。
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