詰将棋: 出現マジック一号
土曜日は詰将棋の日!
思い出の自作詰将棋シリーズ。今日は、無風凧作の「出現マジック第一号」となった「マジックです、虹だけじっと見て11数えて下さい」を紹介します。スマパラでは2019年5月23日、Nos.13009です。
作意:
▲23銀 △同玉 ▲32銀 △同玉 ▲41角 △22玉 ▲32飛 △13玉A ▲14香 △同玉 ▲12飛成(生) まで11手詰
この作品は、スマパラ11786の三輪勝昭さまの作品をみて、「すごいなあ、、、」と思って真似した作品です。配置はそのままで、2枚、付け加わるだけで詰め上がります。とても美しい、と感じます(というか、11786を解いた時に、是非自分でも作りたいと思いました)。出現マジックという言葉も三輪様の言葉ですし、実はタイトルもお借りしています。スマパラをされている方は、ぜひ、三輪様の作品をご鑑賞ください(三輪様の作品に比べると、無風凧作は駄作で恥ずかしいレベルです。)
少しだけ、自作解説。
このころ、2筋に壁を作って、玉の逃げ場がなくなる(つまり、本作の詰上がり)状態をいくつか研究していました。この詰上がりはいつか使いたいなあ、と思っていた時に、出現マジックをしり、応用してみた、というのが制作過程です。
実は、Aで23玉42飛成以下の変長駒余り、もあり、、、傷のある作品です。
出現マジック、という形式は非常に気に入ってしまい、その後も幾つか作成しました。例えば コチラ 。それ以外にもいくつかあります。それらはまた、改めて。
| 固定リンク
コメント