百田新党の党規約で考える。
百田さんの「日本保守党」ができて約1ヶ月経ちました。党員はどれぐらい増えているのでしょうね?
その日本保守党のホームページにある党規約というものを見ました(コチラ 参照)。他の党のものを熟読したことがあるわけではないのですが、なんだかな、と思います。百田さん、しっかりしてくれ、と言いたくなる部分があります。
政党や株式会社に限らず、設立の規約というものは存在します。その規約に書かれている内容が、金太郎飴のように同じ。株式会社の場合は、登記するための条項がいくつか決められているので、日本の国の法律に従うとすると、必須事項として書かなくてならないものがあることは理解します。政党も同じなのでしょうか(不勉強で調べていません)。
無風凧が危惧することは。この形の規約で縛られてしまうがゆえに、組織は自由に動くことができない部分があるということです。例えば、現実的かどうかは別として、代表は必ず存在しなくてはなりません。
織田裕二が主演した「踊る捜査線、レインボーブリッジを封鎖しろ」のあるシーンを思い出します。犯人グループがこんなことを言いました。「俺たちはリーダーがいない。だから強いんだ。お前ら警察とは違う。(無風凧の記憶による文章)」。そう、例えばリーダーがいない組織の方が優秀かもしれません。色々な役職をなぜ事前に決めておかなくてはならないのか。組織論における、チームロールの考え方を敷衍すると、機能としての役割よりも、人間関係としての役割を決めていく方が有効な組織になっていくとも考えられます。
そのように考えると、百田新党もこのような党規約を作った時点で、できることの上限が決められてしまったように感じます。百田さんなら、ここからぶっ飛ばしてくれるのではないかなという期待もあったのですが。
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