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文化勲章をランキング視点で見る(ランキングについて考える)

秋の文化勲章受章者が発表になりました(コチラ など参照)。受章された皆様、おめでとうございます、、、とまずは申し上げておきます。

というのも。

ランキング学視点でみた場合、この文化勲章は、非常に特異で、ある意味では日本の文化を阻害するものになる可能性が高いからです。

まず、受章者の年齢を見て下さい。92歳、87歳、86歳、86歳、80歳、76歳、75歳。

芸の道は長く険しい物。だから、この年で最高の域に達した、、、ということなら、まだ話は分かりますが、この中でそれに相当する人が居るでしょうか?すでに、ピークを過ぎた方々ばかりのようにお見受けします。そして、本当に「勲章=お金のかからないご褒美」です。

ところが。

ランキング論的に考えれば、この叙勲は「経済価値」を含みます。経済価値がつけば、それだけ「発言力」が強くなります。そして気がつけば「老人支配社会」が続いていく、、、

このように考えれば、「ご褒美としての勲章」は、日本の国力を下げる方向につながる可能性があります。勿論、叙勲されることを目標にした切磋琢磨という個人もいるでしょうから、一概に否定してしまうこともできないのですが、結果として「ある年齢になるまでは取れない」となると、逆の意味でMotibationを下げる要因になります。

というわけで。

文化勲章・文化功労者は、現役世代に挙げてほしいものです。

# 注: ことしの受賞者の中に、無風凧的には「ありえない受章者」がいます。誰とは言いません。でも、実力ではなく、人的ネットワークで受章したような方です。許しがたい、、、と個人的には思います。真理は多数決では決まりません。論理のみのちからで真理は決まります(きっぱり)。

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