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なぜ都道府県知事は国会で発言する機会が無いのか?

解散風が吹き荒れている中、全国知事会という組織が、どういう組織なんだろう、と疑問に思いました。というのも、各都道府県代表の首長さんは、国会に発言の場がないわけです。なぜでしょう?

歴史的経緯を考えれば、理解できます。首長さんはもともと国から派遣された県令。だから国の言うことを県民に伝えるための存在ですから、国会に参加して国の方向性を決める必要はないわけです。

しかし、それは明治時代の話。今は、地方の意見をまとめる都道府県政治のトップです。その首長さんに国会で発言機会がなくて、果たして日本は民主主義な決定ができるのでしょうか?無風凧にとっては大いに疑問です。

一昔前、参議院は都道府県知事で構成されるようにしよう、という流れがあったように記憶しますが、それはどうなったのでしょうか?本来的には首長さんこそ衆院議員として活躍すべきなんではないかなという気もしますが。

このように考えると、明治維新の時に作った議会民主主義の弊害が今の日本をゆがめて居るのではないか、そのように思えてなりません。

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