日大: 学長の不見識
さすがに、あきれて口が塞がりません。日大の大麻事件に対する学長コメントを見て下さい(出典はコチラ)。曰く、
「今後、競技部組織の在り方をしっかりと検証し、改善すべき点は改善する必要がある」。
記事を読んだだけの脊髄反射ですが、学長コメントとして上記コメントを時事通信選んだ時点で、不見識が明らかです(記事は時事通信から発信されている)。
競技組織部だけの問題ですか?
ガバナンスの問題、教職員の問題、色々な課題があります。前回のタックル事件以降、「日大のほかの理事たちはその改善の検証をしてこなかったのですか?」この問いに、一人でも「やってきました」と答えることができるのなら、今回の大麻事件は起きなかったはずです。
つまり、競技部だけの問題ではない。林理事長だけの問題でもない。まあ、理事長の方が学長よりは「責任は重い」と思う日大関係者も多いでしょうが、そのように考えて至る時点で「現代組織論的にはあり得ない組織」と言わざるを得ません。(決して、林さんを擁護しているわけではない)。
更には。「改善すべき点は改善する必要がある」は、当たり前のこと。学長コメントして、この程度の事しか書けないようなプレゼンテーションしかできていなかった、と見えます。最初の報道から何日経っていますか?2週間の「隠ぺい時間」を考えると、「こういう改善をしました」というだけの「改善」ができますよ!
という訳で。
日大はこのまま変わらないのだろうなあ、、、と思っている無風凧でした。
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