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契約書は弱者の味方か?

ビッグモーターの暴露話を読んでいると、現代日本の縮図のような気がしてきませんか?今日は、この話(コチラ 参照)。

記事によると、

1)投稿者側(弱者)は、禁煙車を希望した。しかし、実際は喫煙者だった。

2)BM側(強者)は、契約を盾に喫煙者を売る、と言い張った。

このケースでは、「BM側が禁煙車です」と説明をした録音が残っていたので「BM側が折れた」らしいです。でも。録音が残っていなかったら、、、契約書が残っている時点で、裁判所は「BM側」に立った判決を言い渡す可能性が高い案件です。

契約書は、一般に「強者」が作ります。強者にとって都合の悪い契約書はない、というより、「強者をまもるために契約書がある」と言っても過言ではない。口頭での確認事項など、「知らぬ存ぜぬ、契約書通り」ということで、無風凧も何度か泣かされたことがあります。

よくよく考えると、マイナカードも同じですよね? デジタル庁の責任は一切ない。うまく逃げるように書かれているわけです。

日本を改革するには、この悪習を一掃することから始めなくてはなりません。

 

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