詰将棋:思い出の作品1
土曜日は詰将棋の日!
まずは、ご報告。角2桂4枚の長手数記録をねらった作品が、採用待ちになりました(詰将棋おもちゃ箱、 コチラ 参照)。ぱちぱち。
5月11日に投稿したもので、先日、採用待ちのメールをいただきました。TETSUさま、ありがとうございます。
長手数記録策としては、飛2香4も名前を載せていただいていますので(コチラ 参照)、これで2つ目です。
さて。
メモに作りかけの素材はあるのですが、手持ちの作品は先週までで全部公開済。まだ公開されていないのでは、おもちゃ箱に採用して戴く角桂の作品と、それの双子作品のみです。双子作品の方は、おもちゃ箱掲載後ときめてますので、手持ちは無くなりました。
ということで。
しばらく(論文執筆中?)は、新作を作る時間がなさそうなので、思い出の作品と、その作意を書いていきます。無風凧はこれまで、あまり作意を書いてこなかったなあ、、、という反省でもあります。
思い出の作品シリーズの初回は、スマパラに初めて採用された作品と、その改作版です。
上図は、初採用作(ブログは、2018年8月2日)。
タイトル:225種類の詰将棋?
作意:▲51飛 ▽32玉 ▲42金 ▽同玉 ▲53金 ▽32玉 ▲52飛成 ▽21玉 ▲12銀 ▽31玉 ▲42龍 まで11手詰
当時のブログにも書きましたが、無仕掛けで角桂無し、という詰将棋(無仕掛けは、どうしても角桂が活躍しがちです)。それ以上に、配置ゴマはすべて「ほかの駒種に変えられる」というVUCAの時代作品です(当時は壁詰将棋と呼んでいました)。初期配置の場合の数は225通りだと思います。
さて。この作品を、リメイクしたのが下図です(ブログは、2023年4月8日)。
タイトル:6手目の局面に注意
作意: ▲43角 ▽32金 ▲同角成 ▽同玉 ▲21角 ▽同玉A ▲51飛 ▽32玉 ▲42金 ▽同玉 ▲53金 ▽32玉 ▲52飛成 ▽21玉 ▲12銀 ▽31玉 ▲42龍 まで17手詰
上図と下図の違いは、持ち駒だけ。リメイク図Aの局面が、初発表作「225種類の詰将棋?」になっています! 2手目の32金が限定合。これを発見したときは、一晩眠れないほど、興奮したことをいまでも覚えています。
ちなみに。途中原図に戻る、という作品はどの程度あるのでしょうか? 3度戻れば、ちょっとした記録になるかな?詰将棋作りを再開したとき、テーマの一つしてみたいと思っています。
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