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無風凧的「憲法改正」論

先日、note に面白い記事を見つけました。この note では、炎天下の車中放置わんこの救出に関する法律がない、という結論を導き出しています。

 「動物はモノじゃない(ペットの車内放置~夏を前にして~2)」 (コチラ 参照)

この note の冒頭に、「憲法には動物の存在を示す条文はありません」と書いています。ここから、今日の無風凧のブログが始まり、です。

今の日本国憲法は、平和憲法と言われています。第二次世界大戦における敗戦後に、世界平和と世界の一員としての日本のあるべき姿を示した最高法として、策定されました。

この時代は、まだ高度成長期より前ですし、公害問題もない。南北格差も無ければ、SDGsも関係ない。「人類は万物の霊長である」ことが当たり前、の時代に作られたものです。

今、、、戦後80年を目前としている今、人類は過去に見ない進歩を遂げました。企業においても、80年同じ「目標」はありえないように、憲法も変わらなくてはならないのかもしれません。

宇宙船地球号、という言葉は20世紀の中ごろから言われるようになりました。無風凧はボールディングの提唱が最初かと思っていたら、その前から宇宙船地球号の概念はあったようです。

その宇宙船地球号の乗組員は、人間だけではありません。勿論、上述の note にあるような わんこ(愛玩動物)も乗組員。それどころか、すべての生き物は乗組員ですし、すべての資源は宇宙船地球号の資産です。未来に向かって守られて行かなくてはならないものだと無風凧は考えます。

その視座に立つと。日本国民の在り方を書いている今の日本国憲法の視野がいかに狭い物か、あきれるほどです。三大原則「平和、国民主権、基本的人権」も色あせて見えます。だって、人間の事しか考えていませんからね。もっと高い位置から、地球全体の未来を見据えた行動規範・共通の目標を作らなくてはならない。

9条問題や天皇問題以上に重要な改正が、今の日本国憲法には必要です。

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