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重版考

先日。図書館で見かけた本が大変良い内容だったので購入しようとしています。

が。

新本は重版未定。中古本は10倍以上のプレミアムがついている。さすがに手が出ません。

これって、ある意味では正常な状態です。というのは、「欲しい人」と「売りたい人」を「価格」で平衡させていますから。アダム=スミスのいう「見えざる手」、即ち自由競争社会が正常に機能しているわけです。とはいえ、10倍のプレミアは「異常」だと感じます。

個物販売系の価格高騰の例では、コンサートチケットの転売も「見えざる手」です。チケット以外の転売自身は、現状では「違法行為」ではありません(と、記憶しています)。コンサート業界は躍起になって撲滅を謀り、チケットだけは「違法」になりました。

ついでに言えば。楽譜も絶版が相次ぎ、こちらは「違法コピー」がまかり通っています。

本や楽譜の場合は「重版する」というだけで、この「異常事態」は解決できます。にも拘わらず、重版されない。

なぜなんでしょうね?

 

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