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日本人の宗教観(集英社オンラインの記事が面白い!の続きの続き)

今日はここから。出典は集英社オンラインの記事(コチラ 参照)です。

「(前略)官僚として徹夜で働いても、労働時間や仕事のハードさに見合った年収が得られないなら、外資系企業やコンサル企業に行った方がいい(後略)」

これを見て、「日本の危機」を感じた方も少なくないのではないでしょうか。労働に見合った対価、というのは、とても正しいような気がします。というか、これを「正しい」と思った時点で、既に「日本人気質」から離れてしまっているのではないか、と無風凧は思うのです。

「労働すれば収入が増える」「収入が増えることが社会貢献の証」、という考えは、キリスト教的な契約思考が根底の考え方。神様との契約によって、神が個人の評価を行ったうえで収入という形で神の御加護がいただけるという流れです。周りの人が喜ぶから奉公滅私で働くという和の国の思想ではありません。

戦後、GHQが行ってきた日本人の宗教観の変更の成果が、こういうところに現れています。万世一系の日本国の美徳が、こういう形でなくなっていく、、、というのは寂しいものです。

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