COVID-19: 季節性インフルエンザなみ、という考え方
第八波の勢いが止まりません。それと同時に、二類五類論争や、マスク不要論も飛び交っています。致死率も下がってきました(コチラ など参照)。
無風凧にとって、非常に不思議なことがあります。それは。
季節性インフルエンザの致死率なら、皆さんは甘受できるのでしょうか? 医療技術の限界は、季節性インフルエンザ並みの致死率の実現なのでしょうか?
無風凧は否と答えます。季節性インフルだって、その致死率は下げたい。そして、致死率と共に死者数自体も減らしたい。なんせ、感染者数が増えれば同じ致死率でも死亡者の数は増えますからね。
感染者数を減らすこと、感染者の致死率を下げることは、ほぼ独立事象です。その意味で、感染者はやはり減らさなくてはなりません。
「経済が死んでは何にもならない」
確かにそうかもしれません。しかし、ここで指している経済は、「生命を守る意味で生かされている」わけではありません。経済を生かすために生かしている。さらに言えば、経済が生きていることで利益を得ることができる一握りの人のために生かされている。
その証左は、補助金の配布方法。企業=法人への補助金がなぜ必要なのか。なぜ自然人に配らないのか。この一事をもってしても、経済の生かし方が「笑止な方法」であることがお判りいただけるかと思います。つまり、今の経済再生手法以外にも、経済を生かす方法は考えられますし、その場合、感染者数を減らす方法も考案できます。
もう一度繰り返します。
季節性インフルエンザ程度の致死率だから経済に力を入れる、という考えから、超過死亡数をゼロにするように舵を切りましょう。それを実現する経済施策を考えましょう。企業の内部留保や、富の再分配方法を考え直せば、実現できます。
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