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2022年12月

音楽の価値(好きな音楽2022年12月)

昨日、NHKの「音楽サスペンス紀行 引き裂かれたベートーヴェン その真実」という番組の最後の部分だけ、ちょっと見ました。

そして、、、無風凧は悲しさに打ちひしがれています。

番組によると、1970年代に始まった「ベートーベンの全校訂プロジェクト」が、東西ドイツの統一によって、中止になったとのこと。そして、その校訂作業をしていた人(名前は失念)は、「偉大な仕事だったのに、なくなって残念だ」。

無風凧は、声を大にして言いたい。「偉大な仕事を辞めたのは貴方です。音楽の価値をお金(生活)に置き換えて、止めたのは貴方です」。

本当に価値があると思うなら、そのまま続けていればよい。きっといつの日か、誰かが見つけて日の目を見る。その日がいつになるかはわからなないが、それだけの価値がある、と思うならば続ければよい。

プロジェクトがなくなり、給料が出なくなったからやめる、ということは、校訂者にとっては「自分の給料程度の価値」しか、はじめから感じていなかった証左ではないか。

番組では、東西ドイツが統一されたことの価値が大きい、などの言い訳をしていたが、それは言い訳にもなっていない。本当に能力があって、価値があるのなら、泥水をすすってでもやるべき仕事、ではないだろうか。

そう考えると、出演していた校訂者にも、そしてこのようなプロットで番組にしたNHKにも、無風凧は悲しさを感じるのである。

追伸: ちなみに。校訂者の「運命」の解釈は、無風凧の解釈とは違っていた。その点は、機会はあれば、じっくりと議論したいと思った。

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年末のご挨拶

20221230

あかりちゃん: 無風凧さん、おひさしぶりだわねえ、、、年末のご挨拶?私いま、食事中なの。だから、こんなところで勘弁してね。来年もよろしく!

写真出典 自前のM5
今年も初詣はいけないだろうなあ、、、と思ったので、年末にあかりちゃんに挨拶に行きました。あかりちゃん、ずっとお口をもぐもぐさせていました。(あかりちゃんは、神田明神の神馬です)

 

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言うは易し、ではありますが、、、、(長崎五島列島、黒島問題)

長崎五島列島の黒島が、ついに無人島になりました(コチラ など参照)。

無人島、過疎村、、、人口が減ってしまい、行政サービスが行き届かなくなってしまう場所は、後をたちません。時代による人気土地の変遷もあるでしょうし、大都市の方が過ごしやすい、、、でも、生まれ育った町だから離れられない、というのが実情でしょう。また、引っ越しのための費用が無いために引越しをしない方もいるに違いありません。

営利企業なら。

不採算部門は切り捨てでしょう。つまり、過疎村は、いくつか統合して新しい部門になる。今の日本の過疎村も、企業の不採算部門のように選択と集中できれば、ずっとよくなります。

勿論、言うは易し、ではあります。難しい点は沢山あります。

でも。

「地方創成」を狙うは、経済の原則から言えば逆行しています。過疎村に住みたい人は、「行政サービスの一部を自前で賄える人(企業)のみ」というルールをつくる。そのようにすれば、ある程度の国家予算も、公共サービスの予算も低減できます。

出来ないのは、「メンタル」の問題だけ。でも、今の過疎村だって「若手が出ていくから」。だということは、親もそれについて都会に出ていく、とすれば、今の日本の過疎問題の幾許かは解決できるのではないでしょうか?

国会議員の皆さん、まじめに考えてみませんか?

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詰将棋: 三輪勝昭「幻の城」

土曜日が詰将棋の日! ですが、12月31日は大みそかなので、三日早く詰将棋の日にしました。

先日。神保町の「まんてん」でカレーを食べた帰りに、アカシヤ書店に寄りました。と言っても、よていの行動ではありません。普段は通らない裏道をわざわざ歩いたわけで、、、きっと、「呼ばれた」のだと思います。

お店に入って、これもとても不思議なことですが、詰将棋作家三輪勝昭氏の「詰パラ別館 幻の城」が目に飛び込む。お店に入って10秒もたっていないのに、目に飛び込むというのは、尋常ではありません。やはり「呼ばれた」というのが正しいでしょうか。

そして、1分後には購入していました笑。やっぱり呼ばれたような気がする。(誓って言いますが、購入する5分前は、「幻の城」の事は露も考えていませんでした)

三輪さんのお名前、そして「幻の城」の存在は前から存じ上げていました。スマパラでは、コメントを頂いたこともあります。三輪さんの作風、そして、解説文ともに、無風凧のお手本の詰将棋作家です。しかし、その代表作を集めた「幻の城」はレベルが高く、無風凧に解けるものではないと思っていたので、少し距離を置いていたのです。が、ついに買ってしまいました。

柿木使わずに全部自力で解こうと思います。無風凧の命数と解き終わるのはどちらが早いだろう?と今から心配しています。しばらくは、創作も中止です。まずは、幻の城を攻略します。

まずはこの冬休み、最初の五問だけでも解けるように頑張ってみますか。

いずれにせよ。2022年の最後によい「クリスマス・プレゼント」を手にした気分です。

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読書

皆さんは、大学の頃、どんな本を読んでいたのだろうか?

無風凧は、、、「本」というよりは、「教科書」と格闘していた記憶があります。今でも高橋康先生の「場の量子論」とかJJサクライ氏の「現代の量子力学」なんてはよく覚えています(というよりは、よんだ本の名前は多分全部覚えていますが)。書き出すととまらないけど、原島鮮氏の力学Ⅰ・Ⅱ、原央の半導体バイポーラトランジスタの動作原理、巽先生の流体力学、Feynmann-Hibsの経路積分、松原先生の統計力学、土居先生Fortran77、霜田先生のレーザー工学なんては、ボロボロになるまで読んだ。高木先生の解析概論は高校の時です笑、、

とまあ、昔話はここまで。

今の学生は何を読んでいるのでしょうか?一説には、一年に一冊も読まない学生が半数以上いるのだとか。彼らは何をしているのだろう?

先日、経済学部の学生が質問に来て、あまりに初歩的なことだったから伊藤元重先生の教科書を出して「まずはここからここまでを読んでご覧」と指示したのだけど、まず読めない。Twitterになれすぎているのでしょか?一行前に書いてあった内容を記憶していない。少し長い文章は無理なのかもしれません。読書以前に、「文章が読めなく」なっているのだと実感します。

本屋に行くと、鎌倉殿の13人の写真集などもありますが、これも「文章」とよべるような文章は乗っていない。写真の「説明」をしているだけ。日本語が分からなくても、そのページに何を書いているか、じゃわかる。その意味では「読書は不要」。

横を見ると、お笑い芸人が書いている本がある、行間が広い!しかも、文字も大きい。さらには「日本語ではなく叫びだけ」。。。。う~みゅ。これは紙の無駄使いではないだろうか。

皆さん、しっかりした本を読みましょう。ここでいう本は、「内容を理解するために言語脳を使う文章」が書かれているものです。できれば、オムニバスではなく、100ページ200ぺーじで一つの論を展開している書籍。

そうしないと、頭のなかがどんどん退化していきますよ。

 

 

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まんてん

神保町に用事があったので、久しぶりにまんてんでカレーを食べました。何年ぶりだろう。

昔と変わらない店員が、トンカツを切ってくれていました。

おみせんならんで、着席して、注文して、たべて、支払って。

何年も変わらない、矛盾のない動産。コウイウ矛盾のないドウサハ気持ちがよいですね。かれーも、懐かしかった。


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トレーニングよりも大切なこと

20221225 はなちゃん先生: まだ6歳の頃よ。せかままがくるとこんな顔になるの。お外が好きだから、ここで誰か来てくれると嬉ちいのー!

写真出典 特命希望様ご投稿
こうやってハナちゃん写真が送られてくると、はんちゃんばまだ元気なのでは、と錯覚してしまいますね。でも、そろそろ3回忌。
ちなみに、この写真はハナちゃん6歳の頃のものだそうです。もう10年前ですね。

 

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<検討中>詰将棋: クリスマス・ギフト

20221224

<余詰めが見つかり、検討中です。>

土曜日は詰将棋の日!

年末、寒波が押し寄せているようですね。北陸地方は言うに及ばず、新幹線もストップしているようです。

雪が深くても周りが寒くても、頭の中は詰将棋でホットに!ということで、今年のクリスマス・プレゼントです。

この詰将棋。

数年前に作って発表していなかったものです。18と が美しくないので発表を躊躇っていましたが、最終手が24(今日は24日ですから)の作品だから、発表してみました。

この詰将棋、見た目よりも意外と長いですよ。

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年の瀬(付: これも地方自治?)

20210310 まるたろう:年の瀬、無風凧さんはパソコンの前で何かカチャカチャしている。仕事が終わらないんだろうなあ、、、

写真出典: 自前のM5
今年ものこり一週間。やり残したことが沢山あり、色々焦っていますが、焦るばかりで眼も頭も指も昔ほど動きません。随分寂しい笑。

さて。今日のネタは、長野の公園廃止問題。(コチラ など参照)


この問題、無風凧視点で見れば、沖縄の基地問題と同じ構造です。沖縄県人=騒音被害を訴えた人、というアナロジー。原発も同様でしょうか。さらには、高校時代に社会の時間に議論になった火葬場創設問題、でしょうか。全体最適を考えれば、局所が我慢することで達成できる問題でしょうが、当事者にとってはたまったものではありません。(注: 長野の公園廃止に関して騒音被害を訴えた人は、公園を廃止という主張を強く主張していないように見えますから、アナロジーは「立ち位置」としての比定だと考えて下さい)

全体最適の方は、第三者が増えれば増えるほど、当事者は分が悪くなる。(もっとも、もっと行けば逆張りの人権主義者がでてくるかもしれませんが)。署名活動などはじめようものなら、日本中から「公園廃止反対」が届く。もしかしたら、海外からも届くかもしれません。Web技術の進歩で、情報伝達が早くなり、昔なら「地方」つまり当事者間の問題で解決できていたものが、全国問題となってい仕舞います(という無風凧も、このようにして記事を書いているので、同類といわれるかもしれません)。

地方の問題は地方で。その原則を作らなければ、早晩、日本はネット独裁国家に成り下がってしまうでしょうね。

⇒ ネット独裁国家は。
① 多数決が優先され、個人の人権は無視される。
②多数決はインフルエンサーの動向で結果が決まり、法律や判例よりも優先される
③だれも責任を取らなくなる
という特徴を持っています。いわば、ネットが神になってしまうわけです。

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責任の所在

無風凧の近所で起きた事故。責任はどこにあるのか。

登場人物: 医師、看護師A、患者、看護師B(薬剤師かもしれません)

状況: 電話診療の際、
①事前に看護師Aからの患者への問診、
その後、
②医師と患者の問診、
③そして投薬指示が医師から看護師Bになされた。

責任の所在はどこ?
1.患者は、看護師Aに自分の投薬種の変更希望を伝えた。
2.看護師は、医師にその希望を伝えなかった。しかし、患者は看護師Aに伝えていたので、医師との問診の際には変更された薬がくるものと考えていた
3.医師は、看護師Bに変更前の薬を指示した。
4.結果、患者にとっては負担の大きい変更前の薬が投薬された。

これは、実話です。機微な投薬種の変更だから笑って済ませる、ことではありません。ひやりはっとではありませんが、この手の「伝達ミス」は、場合によっては生死にかかわります。アレルゲンやアナフィラキシー系の情報でも、同様のことが起きないとは限りません。

ちなみに。上記クリニックの看護師Bは、

「効果が同じだから医師が判断しました」と当該医師に確認もなく、まくし立てたそうです。つまり、二重の意味で情報ミスをしていますし、最後の判断はもしかすると「医師法違反」のそしりもあります。

Aから医師への伝達ミスが原因であることは明らかなこの事故。実際は、患者の泣き寝入りで片が付いたのだそうです(つまり負担の大きい変更前の薬を甘受せざるを得なかった)。

 

 

 

 

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COVID-19: 季節性インフルエンザなみ、という考え方

第八波の勢いが止まりません。それと同時に、二類五類論争や、マスク不要論も飛び交っています。致死率も下がってきました(コチラ など参照)。

無風凧にとって、非常に不思議なことがあります。それは。

季節性インフルエンザの致死率なら、皆さんは甘受できるのでしょうか? 医療技術の限界は、季節性インフルエンザ並みの致死率の実現なのでしょうか?

無風凧は否と答えます。季節性インフルだって、その致死率は下げたい。そして、致死率と共に死者数自体も減らしたい。なんせ、感染者数が増えれば同じ致死率でも死亡者の数は増えますからね。

感染者数を減らすこと、感染者の致死率を下げることは、ほぼ独立事象です。その意味で、感染者はやはり減らさなくてはなりません。

「経済が死んでは何にもならない」

確かにそうかもしれません。しかし、ここで指している経済は、「生命を守る意味で生かされている」わけではありません。経済を生かすために生かしている。さらに言えば、経済が生きていることで利益を得ることができる一握りの人のために生かされている。

その証左は、補助金の配布方法。企業=法人への補助金がなぜ必要なのか。なぜ自然人に配らないのか。この一事をもってしても、経済の生かし方が「笑止な方法」であることがお判りいただけるかと思います。つまり、今の経済再生手法以外にも、経済を生かす方法は考えられますし、その場合、感染者数を減らす方法も考案できます。

もう一度繰り返します。

季節性インフルエンザ程度の致死率だから経済に力を入れる、という考えから、超過死亡数をゼロにするように舵を切りましょう。それを実現する経済施策を考えましょう。企業の内部留保や、富の再分配方法を考え直せば、実現できます。

 

 

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ソ連100年

今年は。ソビエト社会主義共和国連邦、いわゆる「ソ連」が建国してから、100年。12月30日が建国記念日ですから、あと10日でちょうど百年ということになります。

キエフ大公国(旧キエフルーシ)は、今のロシアやウクライナの「文化的な源流」にあたります。ムソルグスキーの「展覧会の絵」でも、最終曲が「キエフの大門」。だから、プーチン氏はソ連100年の日までにキエフを取り戻したいと思っていたのではないか、と無風凧は思っています。だから、ウクライナ奪回を目指した。いろいろな政治的な背景もあると思いますが、イデオロギーとして、ロシアの心の祖国、という意味です。

のこり10日で取り戻すことはできないと言えましょう。だとすれば、この後どうなるか、、、諦めて敗北宣言するか、イタチの最後っ屁みたいな特攻するか。はたまた第三の方法があるのでしょうか。

いずれにしても、12月30日が大きな日になることは間違いない、と思っています。

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株式会社は誰のものか。

株式会社はだれのものか。

経営学・組織論としては、古典的な問であるとともに、色々な答えが正解になる問題でもあります。

しかし、これまでの議論は、Stake Holderとして、「経営者」「従業員」「株主」を中心とした議論で、おざなりに「消費者(客)」や「社会」が入っている程度でした。

そんな意味で、TwitterのCEOであるE.マスク氏が、Twitter User全体にたいして自分の進退を問いかけるという「前代未聞」な行動が注目されています。(コチラ など参照)

これは、新たなる「株式会社の意識決定者=だれのものか」がしめされたということです。つまり、Twitterのユーザすべてが意思決定者。しかも、上記記事のとおりだとすると、議決権はみな等しい。

マスク氏の行動は、敷衍すると「株式会社の存在意義」にまで広がります。つまり、業務内容・サービス内容ですら、Twitterで多数決をとりながら進めることが可能だということを示しています。

無風凧は。

衆愚ということ言葉があるように、多数決の結果が必ずしも正しいものではないと思っていますし、StakeHolder毎の「近接度」は考慮されてしかるべきだと考えています。つまり、完全多数決主義につながるような経営意思決定には懐疑的です。

この結末、どのようになるのでしょうか? しばらくは目が離せません。

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朝寝、昼寝

随分と睡眠不足が続いていたようです。

今朝は、午前中に三時間、午後にも三時間、ぐっすりと寝ました。

夕食が終わり、今日は早目に布団に入ろう、と思っています。

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詰将棋: 美しくない王

20221217 土曜日は詰将棋の日!

この詰将棋は、45の王が美しくありません。まだまだ改良の余地があると思いながらの発表です(言い訳:師走に走る職業なもので、、、)。

狙いは、21になり捨て香を世に出す手順、なのですが。どうやっても、23角成の余詰が消せない。ということで、とりあえず、王を置くことで余詰を回避しています。美しくない。

もともと、七色で実現しようとしていたのに、歩が入らずに王になったのも美しくない。4×4で作ろうとしたのに配置で45にあるのも美しくない。

さらには。収束が単なる駆けっこになったのも美しくない。コンパクトに13手詰程度に仕上げたいものです。

だったら、なんで発表したんだ!?と言われそうですが、毎週土曜日は詰将棋の日! ということで、この楽しみは諦められません。

今週も駄作にお付き合いくださり、ありがとうございます。

 

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CAPIC

CAPICでは、 全国の刑務作業で作られた商品を販売してくれています。受刑者の社会復帰のための労働学習施設で作られたもので、値段に対して質が良いことがとても嬉しい。無風凧は、もう10年近く、普段履きの靴はCAPICで購入したものです(同じ型の靴をもう10足以上買っています。)。

人件費が格安に抑えられているために安価であるCAPICの靴。でも、運送費をはじめとして物価高になったためでしょうか。この2~3年で2割以上、値上がりしました。2割上がっても、C/Pは普通の靴よりの良いので、先日、また一足かいたしたのですけどね(型も同じ、サイズも同じ)。

明日から、新しい靴を実戦配備します。。。と言ったところで、今日はおやすみなさい。

 

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一応完成(ペペロンチーノ雑炊風)

ほぼ毎日、研究を続けている卵入りペペロンチーノ。一応の完成を見たのでレシピ公開。

というほど、工夫したわけではないのですが、思いっきり手抜きをしたら、意外と美味しかった。

フライパンに入れたオリーブオイルにニンニクをいれて香付けするのは基本。この時点で、好みの量のペペロンを入れておく。

ガーリックオリーブオイルができたところで、お湯を300㏄くらい。そして、塩。そのまま飲んでも美味しい程度の塩をいれます。そして、ここにロングパスタを入れます。今回は7分茹でを使っています。2分もしたら柔らかくなり始めます。

無風凧は、面倒くさいのでここで火を止めてふたをする。そして、5,6分もたって蓋を開けると、ちょうどアルデンテ。そして、お湯はほとんどなくなっている。味をいったん確認したうえで、卵を落とす。(場合によってはお湯を50㏄くらい足した方が良い場合もある。)卵とじになるとうにかき混ぜて、2分ほどすると、出来上がり。

フライパン一つでできるし、火を途中で切っているから省エネにもなる。それに、失敗が無い。これをベースに、キムチを入れても、VeryGood.きっと明太子や高菜漬けなどをからめてもおいしいでしょうし、無風凧的には三つ葉やセリ、水菜などをとっぴんぐしても美味しいと思っています。何のことはない、ペペロンソースを使った雑炊で、お米のかわりにロングパスタをつかった、という感じ。

もしかしたらこれ、大ブームになるかもしれません。

 

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これは民主主義か?

高市早苗経済安全保障担当相のツイッターが盛り上がっています(コチラ など参照)。

経緯をかいつまんで書くと。。

岸田首相が表明した防衛費のための増税論に対して、高市担当相が異を唱えた、というもの。

とはいうものの、無風凧の着眼は、増税の話ではなく、「一定の覚悟をもって」の部分。そして、その後のTV放送での発言「明日クビになったらすいません。ごきげんよう(コチラ 参照)」。

閣議は、全員一致が原則。そして、首相には大臣の任命責任がある。だから、高市大臣は「自分の発言が気に入らないなら、お気に召す人に変えて下さい」と発言しているわけ。

これは、無風凧に言わせると、由々しき発言です。それは、民主主義の根幹を揺るがす発言だから。これを許してしまうと、首相の「独裁」を認めてしまうことになります(ちょっと中二的発想ではありますが)。

そもそも、会議は議論の場。色々な意見が出て、それを審議して、よりより良い提案にしていく。その過程が無く、主催者の意見をそのまま了承する会議(ここでは閣議)は、独裁と同じです。民主主義国家の根幹を揺るがします。

更には、「思い通りにならないなら人事変更」が行われるというのは、もっとありえない話。国会議員は、色々な民意の代弁者。その代弁者を、勝手に変えていくのは、民意の勝手形成にほかなりません。つまり、民主主義は行われていない、ということになります。

無風凧としては、高市さんの発言をもっと取り上げ、民主主義を取り戻してほしい、と熱望します。

# 追伸:
政府・官僚経験者は、自分以外の意見を「話す場」を設ければ民意を反映したと考える傾向があります。その「話す場」が「恣意的あっても」民意になります。この思考パターンは非常に堅固で、民間に転じても(つまりは天下りしても)変わりません。三つ子の魂百まで、ということでしょうか。天下りは、このような思考パターンの人の再生産に尽力してるわけで、結果として「民主主義」から遠ざかっていきます。

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嗅覚過敏

最近、スメルハラスメント、というハラスメメントが取りざたされることがあります。有名なのは、新幹線の中の「556の肉まん」でしょうか。

今日乗った電車。ポマードべたべたの初老の方が乗ってきました、気持ち悪いほどの匂い。完全にスメルハラスメント。556の肉まんよりも、はるかに災害です。

無風凧は、聴覚過敏、視覚過敏に加えて嗅覚花瓶もあるかもしれません。聴覚は耳栓で、視覚はアイマスクで対応できますが、嗅覚は対応方法が思いつ言いません。なによい対策、ありませんか? 

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今年の漢字

毎年清水寺で発表される「今年の漢字」。2022年は「戦」になりました(コチラ など参照)。

ロシアのウクライナ侵攻が今年最大の記事ということでしょか。そのほかにも参院選(戦?)、サッカーのW杯戦、将棋の藤井五冠の活躍なども戦いです。

無風凧的は、「慢」かなあ、、、、と思っていました。慢性、我慢、慢心、怠慢、傲慢、、、思い当たる記事が沢山あります。COVID-19の第八波は慢心が導き出したものでしょうし、ウクライナ侵攻はプーチン氏の傲慢、知床の観光船はいたるところの部署の怠慢の結果、、、という意味で「慢」。

来年は、「機」にしたいなあ、、、と思っています。心機一転、機会均等、勝機を逃さず、機敏に動く。という感じです。

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もうちょっとで完成

最近の研究テーマは、「卵入りペペロンチーノ」。

ペペロンチーノはシンプルですが、炭水化物だけになります。少しは蛋白質も必要、と言うことで、卵入りペペロンチーノを開発しています。

少し固ゆでのパスタをペペロンソースにいれ、ゆで汁も入れて煮詰める感じで乳化。食べ頃になるちょっと前に溶き卵を入れる、、、まるで雑炊と同じです。

もう一捻りで、お店に並べられるレベルになります。もう少し、研究します。

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詰将棋:玉様と七人の刺客

土曜日は詰将棋の日!

20221210 今週は趣向を変えて、七色詰将棋。ただし、すべて盤上の詰方駒です。ちょっと珍しいのではないでしょうか。例によって、詰め手順に見るところはないのですけど。ちなみに、65の香は限定です。

 

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おなかすきました

このブログを書いているのは、午後10時50分。

夕飯が少し早かったからでしょうか。おなかがすきました。ぐーぐー鳴っています。

こういう時は、、、早く寝るにこしたことはありません。食べるとデブになるし、それ以前に眠りが浅くなります。

ということで、今日はおやすみなさい。

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今年のアンダンテフェスティーボ

12月8日は、シベリウスの誕生日。1865年生まれですから、生きていたら今では157歳です笑。

毎年、12月8日はアンダンテフェスティーボを聞く日、、、ですが。今年は、スコアを読む日にしました。

準備は耳栓。静かな部屋で耳栓すると、静かというより耳の感度が上がったような感じになります。

そこで、スコアを読み始める。弦楽四重奏のスコアではありますが、頭の中では金管四重奏(サクソルン四重奏)にしている。

1)コルネット2,テナーホン、ユーホニアム。

途中で気が付くのは、ユーホニアムでは下の音の安定性がない。なので、バストロの音を足してみる。

2)コルネット2,テナーホン、ユーホニアム、バストロ。

原曲のVn1と2を単純にコルネットに置き換えるのは安易だということが気になり始める。

2番コルネットはフリューゲルホーン持ち替えの方が印象が良い。

3)コルネット1,コルネット2(フリューゲル持ち替え)、テナーホン、ユーホニアム、バストロ。

テナーホンの伸びる音域とヴィオラの音域は同じはずなのに、テナーホンでは音が薄い感じがする。しかし、バリトンホーンにするとさすがに音域がすこし苦しい感じだ。ここはフレンチホルンの方が倍音が複雑になって良い感じがする。

4)コルネット1,コルネット2(フリューゲル持ち替え)、フレンチホルン、ユーホニアム、バストロ。

ここでもう一度気になるのは、バストロ。トロンボーンの音も悪くはないが、もっと深みのある音が欲しい。ここはE♭チューバ当てる方が全体を包み込む感じが出てくる。

5)コルネット1,コルネット2(フリューゲル持ち替え)、フレンチホルン、ユーホニアム、E♭チューバ。

これでもう一度頭で流してみる。最後のTimpaniは、欠かせない。なにせ、天国の門の開く音だから。

6)コルネット1,コルネット2(フリューゲル持ち替え)、フレンチホルン、ユーホニアム、E♭チューバ、Timpani.

Tubaが加わると、フリューゲルの音は少し邪魔。コルネットでよいと修正。

7)コルネット1,コルネット2、フレンチホルン、ユーホニアム、E♭チューバ、Timpani.

これで完璧だ。

157歳のシベリウスも、この編成のアンダンテフェスティーボを聴くと、大喜びではないだろうか。

12/9追記:
E♭テューバは①少し音が丸すぎる気がする、②フレンチホルンがF管である、の理由でFテューバに変更。

8)コルネット1,コルネット2、フレンチホルン、ユーホニアム、Fチューバ、Timpani.

随分、すっきりして、祝祭感がワンランクアップしました。

 

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内申書の高校間格差(ランキングについて考える)

こういう記事を見ました。

「新たな成績評価に「おかしい」と疑問の声…高校間の内申“格差”で大学受験が不公平になるという衝撃(コチラ 参照)。」

内容は、タイトルから想定される範囲で十分です。このタイトルから、ランキングについて考えてみます。

まずは、簡単。身長のランキングです。

10歳の5人と10歳の5人。この10人を身長順に並べてみるとどうなるでしょうか。おそらく高い方から5人が10歳で低い方から5人が5歳ということになるでしょう(もしかしたら一人くらい入れ替わるかもしれませんが)。上から8人えらぶということになると、ほぼ間違いなく5歳の下から2人が選ばれない。という結果になります。

では、10歳の5人を身長順にならべ、5歳の5人を身長順に並べる。そして、順位をみていくことにしましょう。10歳から一人、5歳から一人、選ばれないことになります。

この例で言いたいことは、「母集団の性質が変われば、どういつ評価は行われない」ということ。

内申書ベースの大学受験は、上述の「身長」の例と同じようなことが起きます。だからと言って、「母集団の性質」を考慮したとしても、その手法が問題になりますし、「母集団ランキング」で本当のランキングとの齟齬が生じることがあります。後者は「学歴フィルター」と呼ばれているものの一つの変形ですね。

公平な評価。絶対に実現できません。だから、試験をする方は、「最大多数が不公平感を感じにくい手法」を提供するしかないのです。無風凧のランキング理論を学習して、少しでも「不公平感を感じさせない」評価をしてほしいものです。

 

 

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適応障害

転職や転勤などで起きる適応障害。

殆どの場合、「移動してきた人」の「障害」として片付けられています。しかし、実際そうでしょうか?

無風凧のところに来た相談の一つ。周りに溶け込めなかったことは事実としてあるのでしょうが、周りの人たちがある意味で「その方を受け付けなかった」。だから、溶け込めなかったようなのです。

色々な出来事を聞いていていると、友人の方を持ちたくなるようなことが多くあって。適応障害は「もともといた方々」のように思えます。集団適応障害と一人の健常人。この場合、一人の健常人を「帝王障害」と診断してしまうことが、往々としてあるようです。

医学的には、「異常が出た健常人」が病人ということになるでしょう。でも、、、原因を作った集団の方が名の方に精神的な異常があり、健常者である無風凧の友人は「障害事件の被害者」だと言えそうなのです。

このように考えると。適応障害は「精神的な傷害事件」として扱わなくてはならないことになります。

適応障害という言い方も含めて、考え直す必要があるように思います。

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じゃがいもと牛蒡

今日のスープ。

手羽元、にんじん、牛蒡、ジャガイモ、しめじの コンソメスープ。(ニンニクも少々。味は塩コショウのみ)。

これまでの無風凧なら、ジャガイモではなく「蕪」を入れるところ。冷蔵庫にジャガイモが沢山あるので、挑戦してみました。

最初に具材を蒸し煮して、それから水とブイヨンを足す。普段通りに作りました。ジャガイモにしたからでしょうか。香りが少し泥臭い感じで嫌な予感。

でも。

スープ自体は、非常に濃厚で、蕪とは一味違ったスープになりました。ただ、牛蒡とジャガイモを合わせた触感はいまいちなので、今後、改良の余地があります。例えば、ジャガイモを微塵切りにするか、逆に牛蒡をスライスするか。

色々書きましたが、最終的には自画自賛で、美味しいスープでした。

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わんこびより

きょうは、お散歩中に色々なわんこに会いました。

しろしーば、あかしーば、シュナウザー、ボーダーコリー、ミニチュアダックス、マルチーズ、雑、雑、、、、

其々にかわいいわんこばかりですが、やはり、「嬉しそうに飛びついてくるわんこ」は、可愛さ百倍です。かわいい顔をしていていも、おすましさんは、、、ちょっと残念な気がします。声をかけて無視されると、落ち込みます。。。

とはいえ、大量のわんこに会えて、今日はちょっと嬉しい一日でした。

 

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詰将棋:面積最大の五角形

20221203_20221122115601 土曜日は詰将棋の日!

今日の詰将棋を予測できた方は、多かったのではないでしょうか? 3角形、四角形とくれば、次は五角形です。

五角形を形成するためには、一つの行もしくは列に三枚並べてはいけないので、意外とパターンが限られます。右図は、理論限界の最大面積を達成していますから、これを超える「五角形の面積」はありません。63.5です。

詰将棋と呼んでいいのか?というほど簡単ですね。しかも初手駒取り。

最近の詰将棋より:
もっとも正三角形に近い詰将棋は、コチラ
面積最大(?)の四角形は、コチラ

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どうした?羽生9段

昨日、B1級順位戦の9回戦が行われ、羽生9段が近藤7段に敗北。今季の成績を3勝五敗としました(コチラ など参照)。今季絶好調で王将戦の挑戦権も手に入れた羽生9段。どうした? 頑張れ!!

かつて、無風凧は「藤井ー羽生の順位戦は見ることができないかもしれない」という記事を書きました(コチラ 参照)。今年の2月、羽生さんがA級陥落したときは、一期でA級復活することは規定路線のように思っていましたが、今はB1級で下から4番目。A級復帰はおろかB1は3人降級しますから、首の皮一枚残っている、というところです。どうした?頑張れ!!

ところで。松本さんの記事(コチラ)での、今期B1級の星取表をみて、残念なことが一つ。下から4人=50歳以上の4人、になっています。さらに言うなら、下位6人は、年齢的には上から6人。奇しくも45歳以上が揃っています。そして、何れもかつてはA級で活躍した面々。AIの波が押し寄せる直前の世代、というところでしょうか。寂しさ一入です。

年明けから始まる王将戦は、そういう意味でも世代間勝負でしょう。頑張れ、羽生九段。

 

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えきねっと

JR東日本のオンラインサービス「えきねっと」。

新幹線予約をはじめとして、いまや出張には欠かせないサービスの一つです。

しかし。

このえきねっとの「決済システム」は、信じられないくらい脆弱です。

無風凧が持っているカード3種類、どれも使えなくなってしまいました。「システムエラー」で「時間をおいてお試しください」のメッセージが出るばかり。

今回はコンビニ決済という非常手段で対応しましたが、こんなことがいつまでも続くと、手間が馬鹿になりません。Viewカードにしたら解決するのでしょうか?

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