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2022年10月

ポモドーロ・タイマー(好きな音楽2022年10月)

先月に続いて、今月もヒーリング系のBGMを良く掛けています。その中で「ポモドーロ・タイマー」というものを知りました。

ポモドーロは、トマトを意味するイタリア語。パスタ職人を自負する無風凧にとっては、見過ごすことのできない単語です。トマト時間、、、何だろう?

仕事をするときに効率的な時間配分は、25分集中5分休憩、4回繰り返したら30分休憩、を繰り返すことなのだそうで、そのような時間配分促すタイマーを「ポモドーロタイマー」と呼ぶそうです。

ポモドーロタイマーでググると、Youtubeに一杯!ということで、最近はこのポモドーロタイマーをBGMにんしていることが多い。

とはいえ。

来客があったり、論文書いている時についつい我を忘れて、、、ということもあり、あまり厳格には守れていません。そもそもですが、本当に集中するときには、BGMすら不要なわけで。

とはいえ、25+5分の生活がだんだん馴染んできている無風凧でした。

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批判できない者に進歩無し!

Z世代。いろいろな点で私達世代とは違います。最近見つけた彼らの行動パターン。

とにかく「人を褒めることしかしない」。

先日。とある研修会での出来事。A氏にビジネスプランを発表させ、きいている人に「A氏のプレゼン改善のために良くないな、と思う点を3つ津指摘してください」という課題を出しました。

ところが。20人ほどいたAudienceは「とてもよかった。改善点は不要です」。「言葉が明瞭な点が良かった」、、、と褒めることばかり。本当の意味で改善点(欠点)を書いたレポートは3つしかありませんでした。

円滑なコミュニケーションのためには、人の批判はしない、という考え方も理解はできます。でも、お互いで切磋琢磨する場では、正直に欠点の指摘、所謂批判することは必要ではないでしょうか。批判無くして進歩無し。無風凧はそのように考える次第です。

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詰将棋: 今週も同型!(新飛車はとられるのか9)

土曜日は詰将棋の日!

20221029  自分でもよくやるなあ、、、と思いますが、同じ形の詰将棋が5週続きました。このブログをご覧の方も、さすがに「をっと、すごいぞ!」と思って下さっていれば幸いです。来週も続くのか?!

過去の同じ形の詰将棋、下記もぜひご覧ください。

新飛車はとられるのか5コチラ 参照)
新飛車はとられるのか6コチラ 参照)
新飛車はとられるのか7コチラ 参照)
新飛車はとらえるのか8コチラ 参照)

五週目の今週は、解説を書いておきます。というのは、詰将棋としては駄作なんですが、奇跡の詰将棋(?)だからです。

1) まず、詰め手順は並べ詰めです。こんなもの、詰将棋ではない!と言われそうです。

2) でも、初手が銀、というのは、心理的には少し指しにくいのではないでしょうか?というのも、「金三枚に銀一枚なら、金に手が伸びる」「初手が65銀だと、75の飛車を取られてしまう」からです。え?そんなことない、って?そうですね。すぐに気が付きますから。

3)一路右に寄せたら、詰将棋としては成立しない(ここが書きたかったところ!)。一路右に寄せても、同手順で詰みそうです。事実詰むのですが、初手63右成が、成立して、余詰めアリ、になってしまうのです。柿木先生が教えてくれました。これを書きたかったから、「新飛車はとられるのか9」としてブログにアップする気になりました。

みなさま、ぜひ一路右、をご確認してみて下さい、「新飛車はとられるのか9」って奇跡の作品、と得心いただけるかと思います。(左右、どこに振っても余詰めがあります)

 

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ぎっくり腰

このブログを始めてから何度目のぎっくり腰でしょうか。今回は、朝風呂に入ろうとしたときに違和感。念のために、とコルセットをして出勤したのですが10分で発症。普段は15分の道が一時間以上。大変です。

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意外に美味しい、、、冷めたホットチーズトーストサンド

今日、新しいお弁当を試しました。

ホットチーズトーストサンドをお弁当にする。たったそれだけなんですけど。

作るときの工夫は、ケチャップとマヨネーズを入れてるくらい。

いかに「ホットサンド」でも、お弁当にして昼に食べる時には「冷めています」。、、、が。これが美味しい。それも想像以上。パンが少し「湿った感じ」なのも、おいしさに繋がっています。

しばらくは、この「ホットチーズトーストサンド」でいいかな、と思っています。

レシピ:

1) 8枚切りトースト2枚、片方にはケチャップを塗りスライスチーズをのせる。もう片方はマヨネーズをぬりスライスチーズをのせる。

2) オーブントースターで焼く

3) 冷めるまで待つ。

4) 中合わせでサンドイッチにする。

たったこれだけです。

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音楽教室の著作権料問題

一昨日、最高裁でJASRAC vs 音楽教室の「著作権料問題」の判決が下りました(コチラ など参照)。

判決要旨は、「音楽教室における生徒は著作権料を払わない、教師は支払う」ということです。

この判決は、ちまたで言われているよりも、「音楽教室側の負け」です。というのも、

1)「著作権料(割合)」を高くすると、結果として受講料が高くなり、生徒側が支払うようになる。
2) どの曲を練習しているかで、教室の受講料を変えることはできないだろうから、結果として一律の値上げになる。
3) JASRACは、包括で受け取るから、結果として濡れ手に粟。

いま、JASRACは「負けた風」を装っていますが、実際は高笑いではないでしょうか?

さて。音楽教室での「レッスン」における著作権および著作料は、どのようにあるべきでしょうか?最高裁判決が出た後ですが、改めて考えてみましょう。

まず、著作権法22条。ここでの問題は「公衆に聴かせることを目的として」という部分です。音楽教室の講師が生徒に対して演奏する場合、
1)生徒が公衆にあたるか
2)そもそも聴かせることが目的か
という二点を問いたい。公衆という場合に、1対1で成立するのか。そして、講師は「聴かせることを目的としているのか」。
月曜日の最高裁判決は、一人であっても公衆という判断をしたのでしょうし、演奏は「聴かせることを目的としている」と判断したのでしょう。しかし、無風凧的には、「公」が入った時点で、一人相手というのは日本語として合点がいかないし、講師は「弾かせる」ことを目的に演奏していて「聴かせる」ことを目的としていない。「弾けるようにするために」演奏する場合と「聴かせるために演奏する場合」では、心持が違います。そのあたりを考えても、22条から言えば、著作権料支払いの対象にならないと考えるのです。

別視点で。音楽教室で演奏されることの「広告効果」。究極の「ロングテール」です。楽譜の売上は言うに及ばず、Youtube等での再生をはじめとしたある意味の著作権料収入。加えて、音楽に接する時間がふえるということは、可処分時間の中および可処分所得の中で音楽の存在がおおきくなるということで、音楽文化の発展につながります。風が吹けば桶屋が儲かる式だと思う方もいらっしゃると思いますが、目先の1%の収入でどれだけの機会損失をしているか。この点を考えても、音楽教室での著作権料徴収は否定されます。

とはいえ。最高裁判決は絶対です。今後、法律が変わらない限り、今回の判決に従って著作権料を支払うことになっていきます、、、残念。

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これからの世の中を見据えるはなこ

20221025_g いつもはなちゃん先生の写真を送って下さる特命希望さまから、はなちゃん先生を題材にした絵画が送られてきました。タイトルは、

「これからの世の中を見据えるはなこ」

みなさま、いかがでしょうか? 無風凧には、これからの世の中よりも、足元に落ちているタオルが気になって仕方がないはなちゃん先生ではないか、、、と思うのですが、、、、。

さて種明かし。

特命希望様にお送りいただいたのは、いつものように写真でした(左)。それを、ゴッホ風に変換するWebサービス(Data Chef、コチラ 参照)で絵画に仕上げたのが右のものでした。

20221025 ゴッホの特徴をよく表していると思います。自動変換でここまでできるのか、とAI技術の進歩の速さに驚かされます(実は全然おどろいていませんが)。

でも、はなちゃん先生のかわゆさは、やっぱり写真のほうが伝わってくるように思います。

写真出典 特命希望様ご投稿

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フォロー罪について考える

興味深い判決が出ました。(こちら 参照)

記事によると、「中傷記事にイイね、を押したら(つまり、フォローしたら)、罪になる」というものです。

これ自体は、自然な流れだと思いますし、憲法に照らし合わせても妥当な判決だと考えます。しかし、その上でいくつかの疑問が残ります。

1) 元記事が突然書き換わった場合はどうなのか。

記事の内容が突然書き換わって、中傷記事になっていた、と言う場合はどうなるのでしょうか?イイねを押した投稿を、日々全てフォローしていないといけない、と言うことになるのでしょうか? と言うのも、フォロワーが「いつの時点で書き換わったか」を証明して、自分は書き換わった記事にイイねを押していない、と主張しても、実際はフォロー数の一つとしてトレンド入りすると言う「効果=加害行為」に加担しているわけです。一般的な意味での「過失」とは、意味が違います。なにせ、一旦は「意思表示」をしていますし、書き換わる可能性があることはネット民なら常識だから、善管注意義務の範囲と解釈されるからです。

2) ここでは、中傷だけが問題になっていますが、ひと昔問題になった「褒め」も同様です。本当は大したことない内容を大げさに喧伝して、値かも「良いものだ」と感じさせることは、向きが逆とはいえ、論理的には同じ現象・同じ行為と言えます。これなんて、社会における実害と言う意味では、中傷記事と同様に危険なものです。

と言うわけで、伊藤詩織さんへの中傷に対するフォロー罪は、さらに裾野の広い事件だったりするわけです。

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夜は電灯を消してくださいね。

20210310 まるたろう: 灯火親しむ秋、って言うけど、無風凧さんは一年中、親しんでいる感じ。照明の付点けっ放しは良くないよ。

写真出典:自前のM5
無風凧は、読書しながら入眠するので、自然と「点けっ放し」になります。そして、、、起きた瞬間も明るいですから、すぐに読書ができます。、、、と言う生活をしています。

 

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詰将棋:新飛車はとられるのか8

土曜日は詰将棋の日!

今日も、「新飛車はとられるのか」のシリーズをお楽しみください。

20221022 「あ、またか、、、」と思った方、このブログを毎週みて下さってありがとうございます。そうです。同じ形で少しづつ変えて、4週続けています。ちょっと粘着質ですかね?

今回の8は、5と基本は同じ詰み手順なんですが(新飛車はとられるのか5 は、 コチラ )、右に寄せたおかげで、角が一枚、不要になりました。詰将棋としては価値は低いのですが、4週続けば、ちょっとは楽しんで、、、いただけませんか?お願いします。

ちなみに。来週も同じ形の詰将棋です。お楽しみに!!

新飛車はとられるのか5コチラ 参照)
新飛車はとられるのか6コチラ 参照)
新飛車はとられるのか7コチラ 参照)






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6560 vs. 5295

6560 vs. 5295.

何の数字だと思いますか?

6560は、無風凧の一番好きなTVコーナー、今日のわんこ(フジテレビ、コチラ 参照)の今日までの放送回数(コロナで取材ができずに再放送になった時もありましたが、その数は含まれていません」)。そして、5295は、無風凧のブログの継続日数。

きょうのわんこは、ゴルフ中継などで時々放送が無い日がありますが、原則は月~金の毎朝、わんこを紹介してくれます。1994年4月からですから、もう28年も続いている名物コーナーです。

無風凧の「〇〇の気持ち、翻訳。」は、ココログの名物ブログ。土日も含めて毎日更新しています。だから、一週間で二つづつ、追い付ています。

いま、1265回の差がありますから、およそ600週あれば、今日のわんこに追いつくことができます。、、、600週後って、2034年になります。あと12年。このブログの1万日目(2035年です)までには、今日のわんこに追いつくことができそうです。ワクワクします。

みなさま、応援よろしくお願いします。

#このブログは、時々「一日に二つ」アップしていますが、5295は「継続日数」です。

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祝!採用待ち

久しぶりに、、、ちょっとだけハッピーな気分です。

「詰将棋おもちゃ箱(コチラ 参照)」に投稿していた無風凧の詰将棋、このたび目でたく「出題(登録)待ち」になりました。ぱちぱち。おもちゃ箱での掲載時期はまだ決まっていませんが、とても楽しみ。

スマホ詰パラへの投稿は終了いたしましたが、ほそぼそと作成を続けています。これからも、応援よろしくお願いいたします。

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子育てクーポン→国会議員とは。

人気回復の為でしょうか。岸田内閣が、またぞろ奇策を出してきました。「子育てクーポン」。(コチラ など参照)。

上記記事の概略は「少子化対策として、0歳児~2歳児のいる家庭に、一定額のクーポンを渡す」というもの。先日の出産準備金の第二段という感じでしょうか。

これを見て、、、無風凧は思うのです。「今の国会、民意をわかっていない。」

少子化の本当の原因は何か。

まず、その点がずれているのではないでしょうか。記事中にもありますが、いくばくかの金銭やクーポンで解決することができるような理由ではありません。経済的不安がある、というのは事実でしょう。でも、「経済的不安=今お金を貰えれば良い」という短絡思考で解が得られるような単純な理由ではない、それが実情です。

一説には、国会議員になるためには、数千万単位の「準備金」が必要と言われます。ポスター作ったり、DM投げ込んだり、、、はすべて自腹ですからね。だから、現在の視点でいえば「富裕層」に相当する人もしくは「たにまちの居る人(経済的な不安がない人)」が国会議員になっているわけです。

だから、統計的な結果の「見方」もおのずとそのようなバイアスがかかっている。政府の諮問会議のお歴々も、大学教授などを長年務め、現時点では本当の意味での「経済的な不安」を覚えたことが無い方ばかり。だから、解釈も考察も生データの声とは違うし、それに基づく施策・対策も的外れなものになる。

このようなズレを解消するには、国会議員の選出方法から変えていかねばならないでしょう。人口ピラミッドがピラミッドではなく頭デッカチになっていますが、将来の希望する人口分布を想定して、「その人口分布にしたがった意見を決定できる議員割合」になるようにしていく必要があると主張します。

テレビの視聴率のように、母集団に対して統計的に等価であるような「議員の選出」。まずは、そこからスタートしなければ、国政は良くならないと、子育てクーポンの記事をみて、考えました。

注: と言っても、衆参あわせて713人で、そのような「等価な分布」を作れるかというと、不可能なんすけどね。そのための施策は別途持っていますので、別の機会に。

 

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グリーン車内で

今日の移動中の話。

新幹線のグリーン車に、幼稚園生位の兄弟と母親が乗ってきました。案の定、動物園状態。親は、何とか静めようと努力はしているようなのですが、焼け石に水。

一眠りどころか、読書もできないほどです。

子供は走り回るのが仕事、と言う方がいらっしゃることや、子供は元気が一番と言う意見も尊重します。しかし、それらは節度をもっている子供の話。増して静寂なグリーン車内での運動会は、咎められてしかるべきと思いますが、読者の皆様はどのようにお考えでしょうか?

 

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Z世代でもこれはいかんだろ!

今日の話。

サイレンを鳴らして走っている救急車が近づく中、横断歩道をゆっくり渡っている高校生を見ました。

他の車は脇に避け、人もいそいで渡り切り、という中で、一人の高校生だけがゆっくり歩く。ついには、救急車が速度を落として、高校生が渡り切るのを待って、走り出しました。

その後、この高校生が友人と会話をしていたところを見ると、耳が遠いわけではない。なぜ早く渡ろうとしないのか、理解に苦しみます。無風凧の場所からは大声をあげても届かない距離だったので、どうしようもない状態でしたが、同級生と思われる一群は、注意もしない。

これって、どうなんでしょう? 事勿れ主義のZ世代だから、では済まされない、本質的な問題を内包しているように思います。これこそ、親のしつけの問題ではないかなあ、、、そのように思う無風凧との方が過去の遺物になってしまったのでしょうか?

今日は眠れそうにありません。

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疲れたけど良いことがあった日。

今日はとても疲れました。いま、すわっているのも辛いぐらい。

でも、、とても良いことがありました。嬉しいので、今からごほうびのぜんざい食べます。はなちゃん先生に叱られちゃうかなあ、、、

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詰将棋:新飛車はとられるのか7

土曜日は新作詰将棋の日!

20221015 今週も、新飛車はとられるのか?のシリーズです。毎週見て下さっている方の中には、「え?同じ問題?」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、もちろん、違う詰将棋です(先週先々週 もご覧ください)。

3週続けて、同じ初形を題材にしています。今回は、一列右になりました。三つ子という以外には、取り柄が無いです。

個人的には、詰上がりで、玉の周りがさっぱりしているのも気に入ってはいるのですけどね。

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27%

岸田内閣が、危険水域に入ってきました。支持率27%、不支持率43%(コチラ など参照)。

菅内閣の最低支持率が29%だったことに鑑みても、「危険」と言わざるを得ません。菅さんの後、鳴り物入りで、、、という感じで登場しただけに、失望感も支持率低下の後押しをしているのでしょうか。

ここまで落ちると、無風凧的には首相交代が視野に入ってくると思うのですが、、、、次はだれでしょうね? 意外と菅さん再登板、ということもあるのではないか、と予測します。それぐらい、今の自民党はタレント不足です。

だからといって、他の党に政権が移るはずもなく。そもそも、単独過半数ですから、他の党は連立しても人数的におぼつきません。

無風凧的には、またぞろ「道州制」を叫びたくなります。日本分割案。とりあえず、日本を12州程度にわけて、原則州政府が政治を行う、というのでいかがでしょう? 中央政府は、州から送られた代表者で、州間の調整のみをミッションとする、、、聊か、夢物語ではありますが、1億2000万人を支えきれないのなら、小さくして支えていくしかありません。

いかがでしょう?

 

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TIMES HIGHER EDUCATION 大学ランキング

今年のTHEのランキングが発表になりました(コチラ 参照)。トップは7年連続で英オックスフォード大学でした。日本の東大は、昨年の35位から順位を下げて39位でした。

毎年発表されるTHEの大学ランキング。もちろん、意味を正しく理解して内容を把握したうえで参考にすることに、無風凧は異論はありません。でも雑誌記事やネット記事になると、「大学ランキング」という言葉だけが先走りしてしまい、どのような評価を行った大学ランキングなのかがないがしろにされてしまいます。その点を強く指摘したい、というのが無風凧の主張です。

参考までに、以下の3点を挙げます、「THEのランキングの内容」を一度、吟味してみませんか?

1) THE Japanは、本国(英国)とは異なるランキングを発表しています。本国の結果で、国内の大学は、東大-京大ー東北大がトップ3。でもTHE Japanの結果は、東北大-東大ー(阪大、東工大)です。なぜ異なるのでしょうか?

2) なぜ、7年も連続で英国が首位なのか? しかも、「細かく指標の寄与率を変えているにも関わらず」にです。

3) THEのランキング発表をすることで、得をするのはだれか?(THEは、ビジネスとして何を得ようとしているのか?)

ランキング上位を目指すことは悪いことではありません。しかし、今一度のその意味を考えてみて下さい。

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過失傷害罪に相当する精神障害

刑法209条に、「過失傷害罪」が規定されています。

過失傷害。簡単に言えば、不注意で人にけがをさせてしまった場合、です。罰金30万円以下の罰金もしくは科料です。ちなみに、怪我に至らなかったとしても、軽犯罪法違反になることがあります。また、その怪我が原因で障害が残った場合などは、慰謝料の対象になります。

では。

本人は悪意がなく言った言葉で、精神障害が起きた場合はどうでしょうか?「いじめ」「はらすめんと」の成立要件に至らない場合。でも、受け取った本人はいたくきずついてしまうような場合はどうでしょうか?

因果関係がなかなか特定できないなど、色々な理由で、結局「言われた者損」な状態です。

最悪なのは、言った本人は励ましているつもりでも、受け取った方がプレッシャーに感じている場合などは、悪意がないだけに最悪です。そして、「精神病患者いっちょう上がり」になってしまうのが今の日本です。

この場合は、「第三者が見て適当か否か」は関係ありません。本人が傷ついてしまえば、それが全てですから。

これからの法律で、過失傷害に相当する精神障害をどのように扱うのか、興味津々です。

 

 

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COVID‐19: をっとやばい!

最近。訃報が続いたために、予約していた記事が先送りになってしまうことが頻出していました。昨日の「鍋」の記事は、本来は10月2日の予定だったりして。

そんなこんなで、今日10月11日に分も「予約されている」と思っていたのですが、今見たらまだ昨日のまま! ストックが終わっていたようです。をっとやばい! ということで、急遽ネタ探ししました笑。

無風凧のブログ予約よりも「やばい」のは、今日から始まった2022版のGOTO トラベルではないでしょうか。なにがやばいかって?

そもそも論ですが、ワクチン接種証明もPCRの陰性証明も「感染拡大対策」には、あまり効果がない。ワクチンはもともと「重症化を抑える」ためのもので、感染拡大対策ではない。 PCRの陰性証明も、「三日前」だったらBA5に関して言えば意味がない。というのも、発症までのリードタイムが2~3日だから。

こんな「対策にもならない対策」を、本気で論じている施策は、「やばい」以外の何物でもありません。

為政者の皆さま、もう少し「理系脳」を持ってください。お願いいたします。

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鍋が恋しい季節になりました、、、

ここ数日、急に寒くなってきました。鍋が恋しい季節です。

でも、最近の物価高騰は、無風凧宅の夕飯を直撃!、、、と書きたいところですが、あまり影響受けていません。美味しいものを美味しいときに食べる。それが、無風凧のモットーです。つまり、旬の食材を用いること。これは意外と家計に優しくて、出費を抑えることができます。

とはいえ。

最近の白菜の価格は、ちょっとすごいですね。そもそも、八百屋では一玉では売ってない。(多分、一玉600円では、だれも買わないからでしょう)。別の意味で、無風凧邸では白菜を買わなくなります。というのも、切った野菜を買うことが苦手だから。

白菜が無い場合は。キャベツは値段が安定していますから、キャベツを用いたもつ鍋風もありますし、小松菜を使って豚しゃぶというのも美味。小松菜は無風凧地方では値上がりしていませんし。そうそう。レタス鍋というのもありますが、、、まだ挑戦したことがありません。

鍋が美味しい季節、、、色々工夫して、楽しんでいます。

 

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訃報:一柳慧氏

作曲家の一柳慧先生がなくなりました。享年89歳。一柳先生のご冥福を心からお祈りいたします。合掌。

無風凧にとって、「現代作曲家」といえば、最初に一柳先生の名前を挙げます。巨匠中の巨匠。

その一柳先生と言えば。何といっても高校時代に「タイム・シークエンス」の楽譜を見たときの衝撃が忘れられません。ピアノを弾きながら、右手は同じ音の形。左手も音形は一緒。だけど、右手だけが徐々に遅くなっていく、、、一小節の中の音符の数が、19,18,17,16,15,、、と減っていく。この楽譜は、たいへん悔しいけど所見では頭の中でならなかった。20世紀音楽の諸相というレコード(当時はまだレコードでした!)で、堀由紀子さんの演奏を聴いて、自分の読譜力の未熟さに打ちのめされたことを思い出します。

上野文化会館小ホールで行われた、「80歳記念演奏会」も思い出深いです。ゲネプロから拝見しましたが、80歳とは思えないパワフルなパフォーマンスをしておられ、無風凧はとても楽しませていただきました。

卓球がお好きだったとのことで、一度ご一緒さえていただく予定でしたが、色々あって適わず仕舞い。とても残念です。

改めて、一柳先生のご冥福をお祈りいたします。合掌。

# 最近、訃報続きですね、、、、

 

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詰将棋: 新飛車はとられるのか6

20221001 無風凧お得意の「双子の詰将棋」。先週の作品と見比べてください(コチラ 参照)。盤面上は歩が一枚ふえているだけ。持ち駒はちょっと変わっていますが。

詰め手順は相当違いますから、楽しんで頂けると思います。今回も、飛車は二枚とも取られます(涙)。先週のものよりは、ワンランク難しいと思います。

桂4枚あって詰まぬことなし、の格言は本当ですね。

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COVID-19: 第8波

感染者の全数把握を止めたからでしょうか。最近はめっきりCOVID-19関連のニュースが減りましたね。感染者数として報告される数も、随分減ってしまいました。

これで、終息してくれれば、、、と、無風凧も切に願ってはいるのですが、現実はどうでしょうか?

データが無い状態では、科学者の端くれとして予測をすることができません(予測値を算出することができません)。なので、以下は戯言レベルの予感にすぎませんが。

20220929これまでの傾向を見てみましょう。右図は、JHUのホームページからの切り取りで、日本におけるCOVID-19志望者の数を表しています。このグラフは、高齢の方が多いとか、COVID-19に感染して死んだ方の数を表していて死因がCOVID-19と限っているわけではない、などのそしりはありますが、おおよその傾向としてこれを元に考えます。

第1波から第7波まで、ピークがきれいに出ています。加えて、2と5が小さいな、とか、1,3,4,6,7のピーク値がほぼ一直線に乗るな、とか、いろいろなことが分かります。おおよその周期=4か月周期も、あながち無視できないけど、あまり正確な周期でもなさそうだ、ということもできそうです。

ここからが戯言レベル。無風凧的は、2022年5月6月のプラトーがどうしても気になります。ここで、なぜ減り切ることができなかったのか。いろいろな要因はあるでしょうが、本来はここが第7波だったのではないか、という仮説を立ててみると。死者のピークは、毎年、2月5月9月、というおおよその周期が常に続いていることになります。この中で、2020年の9月、2021年の9月、そして2022年の5月がなんらかの理由で爆発的なレベルまではいかなかった。21年9月と22年5月に関しては、ワクチンの効果かもしれませんが、22年2月と22年9月のピークがありますから、ワクチン効果は限定的という仮説を挙げることができます。

さて。2月5月9月仮説を信じるなら、次は2023年の2月に死者のピークが来ます。これは、2022年12月ころから感染拡大が始まり、1月に感染ピーク、23年2月に死者ピークとなります。昨今、ノーマスク運動やGOTO再開が進んでいます。このまま感染対策がないがしろにされていくと、23年1月の感染者数は、相当大きな数になります。包絡線でピークの線形でいえば、実質は40万人規模ですが、全数把握をするわけではないので、つまびらかにならない。その際、COVID-19の死者数の週毎のピーク値は、線形予測の範囲で2500人程度になります。

上記は、JHUのグラフからの直感的(中二的)な予測です。いたずらに不安をあおる意図ではありません。

弱毒化が進み、被害者が減ることを心から祈っています。

追記: オリンピック悪者説は、このグラフからは棄却される可能性が高い。2021年9月(オリンピック後)の死者数は少なくとも低めに出ています。

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数学教育最大の課題

朝日EduAで、戦う数学者芦沢光雄教授の記事が紹介されました(コチラ参照)。

芦沢教授の主張は、まったくもってその通りだと思います。でも、もっと本質を突いてほしい、と思い、今日は私論を展開します。芦沢教授の批判を目的にしているわけではありません。賛同しているからこそ、もう一歩先を、と考える次第です。

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数学教育に何を求めるのか。この問いに対する答えが、芦沢教授に限らずほとんどの数学教育者、いや、数学に限らずすべてのカリキュラム関係者の議論から抜け落ちているのが現状。教育に何を求めているのか。

明治新政府の時代は、富国強兵、脱亜入欧という明確な答え。そして手法として「先達においつけおいこせ」という問題意識があり、まずは真似る、次に学ぶ、が許されていた。その名残で、水準としては西欧レベルに達した後も(=問いの答えに達した後も)、教育手法の変更はなく、同様の手法で知識体系を伝授することにまい進してきた。その結果、1980年ころまでの「日本の教育」は世界最高水準を保つことができた。

ゆとり教育は、それに対するアンチテーゼとして設定されたと捉えることができる。知識体系を伝授することのアンチテーゼとして、「簡便化した知識体系」となってしまったことが、ゆとり教育の失敗の原因の一つ。そして、それ以上におおきな原因は、「教師・教員にその意識がなかった」。つまり、旧式の教育を受けてきた教師・教員は、それが是であり、アンチテーゼに慣れるまでに時間がかかり、現場的な混乱が生じた。

さて。21世紀になって、あらたに大きなカリキュラム改定を試みることになる。情報や探求の課目をいれることにより、カリキュラムの見直しを行っており、大学共通テストも2024から変更される。では、教育に何を求めるのだろうか、そしてその答えは、現場に浸透しているだろうか?

応えはともに否である。その証左は、引用した芦沢教授の記事そのもである。知識体系を教える、という大筋は変わっていない。そして、「カリキュラムを考える人が、古い人たちである」ことも変わっていない。カリキュラムを考える人が、その道の「専門家」であることも変わっていない。教育に何を求めるか、何を学んでもらうかは、変わることができない。

改めて、数学教育に何を求めるのか。それをもとに、今の知識体系自信をスクラッチして、新たにビルドしてほしいと無風凧は考えます。

(無風凧ならどうするか、の素案はありますけど、今日はそれが主題ではないので割愛。でも、かなり違いますよ、、、)。

 

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研究者の優劣

訃報記事が続いたため、少し時間が空きましたが前回の続き(コチラ 参照)。科研申請を書きながらこの記事も書いたのですが、気が付いたら申請日より後に、ブログ公開です。笑。

研究者と一言で言っても色々なタイプがいます。アイデアが豊富に出てくる人(研究ネタ思いつくのが上手い人、これも立派な研究者です)、一つのことをとことん突き詰める人、理論的な人、実験が得意な人、フィールドワークを得意とする人、研究そのものよりもチームをまとめるのが得意な人、、、などなど。

発表するのが得意な人、論文書くのが上手な人、結論が出たら興味を失って発表は面倒くさいと思う人など、アウトプットも千差万別。

さらには。大きな目的に向かって地道に進めることができる人、小さなテーマをいくつもこなすことができる人、納得できるまで自分一人でこなそうとする人、友達などとディスカッションするのが得意な人。

このように考えると研究者も千差万別です。

では、研究者を評価するとした時はどうなるでしょうか。もしくはその人の研究の重要さを評価する。

一般的には、論文の数でまず評価されます。そしてその論文がどの程度引用されたか(被引用数)でさらに評価されます。論文も、査読付きのオリジナル論文なのか解説論文なのかなどでいくつかの区別がなされますが、大体こんな感じです。

そうしてみると。

論文をたくさん書くことができる人、もしくはそのような研究テーマの人は非常に評価されやすい。逆に、大きなテーマだけれども一人で何年もこもって研究するような人は評価されにくい。特に門外漢の第三者評価のようなことをする場合には、上述のように論文の数が評価基準になりますから、どうやっても評価されない。

でも本当は実力のある研究者。こういう人ってたくさんいます。無風凧の知る限り、ほとんどが冷や飯食いです笑。もちろん、無風凧が知ってるという意味で限定合理性の中ですから、本当の意味で実力があるかどうかはまた別の判断が必要ですが(これは理論的に適切な評価する手法がないことを示しています)。

このように、研究者の優劣を決めることは非常に難しいことが、改めてお分かりいただけるかと思います。

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アリキック(訃報:アントニオ猪木氏)

訃報が続きます。

プロレスラーにして国会議員だったアントニオ猪木さんが、他界されました。猪木さんのご冥福をお祈りいたします。合掌。

生前、色々とご活躍をされたアントニオ猪木さん。皆さんは何が一番思い出に深いでしょうか。

無風凧にとっては、アリキック。これに尽きます。1976年、格闘技世界一選手権でモハメド・アリと戦った時の戦法です。

そもそも論として、異種格闘技戦は、ルールの調整が難しい。柔道と相撲は、絶対に相いれないことと同様に、ボクシングとレスリングも相いれない。その中で作られたルールの中で、つまり、ボクサーであるモハメド・アリを相手に統一ルールを守り、かつ相手の弱点を突く。その先方がアリキック。このアリキックという戦法にいたく感激したことを覚えています(目からうろこ状態)。

今思うと統一ルールの不備だったということができるかもしれません。また、正々堂々と戦ったのではないという方もいらっしゃるかもしれません。しかしそれでも、自分が勝つために最大限の工夫を行うという、猪木のアリキックの価値はいささかも減じるものではないと考えます。

そして。この考え方は、ビジネスの世界では「当たり前」のことです。競争に勝つためには、法律や慣習の中で、工夫をします。時々、慣習や破りをすることもありますが、それも含めて、「工夫」です。(慣習やぶりは、失敗したときのリスクが大きいですから、いちかばちかの大勝負だったりします)。

数年前に、ビジネス戦略の講義の中で、何度かアリキックのエピソードを話したことがありますが、最近はあまりピンとこない人が増えているようです。少し寂しい感じがします。

改めてアントニオ猪木さんのご冥福をお祈りいたします合掌。

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訃報: 6代目円楽

日本テレビ笑点で人気の三遊亭円楽師匠がなくなりました。円楽師匠のご冥福をお祈りいたします合掌。

無風凧としては、今でも円楽と言うよりは「楽太郎」と呼びたい噺家さんです。決して、円楽を継ぐべきではない、とかいう意味ではありません。楽太郎という名前をもっと大切にして欲しい、という思いです。古典芸能の世界ですから、名跡を継ぐことが一つの出世。でも、自分で名跡を作り出すことができたら、本当の意味での大落語家だ、と思うからです。

そんな意味で、先代が亡くなった後、六代目円楽として引き継いだ時にもちょっと違和感がありましたし、先年は円生を継ぐという話を聞いた時には、正直な話、かなり落胆しました。名跡を残さなくてはならないという責任感も理解できます。しかし、それ以上の「落語家のイノベーター」でいてほしいと願ったからです。

当代随一の人気落語家だったと思います。でも。円楽一門にいたので、生の落語を見たのは数えるほどもありません。(無風凧のメインの寄席は末広亭、その前は鈴本でしたから)。生で拝見したのは、最後はいつだったかなあ、、、20年近く前のような気がします。

これで改めて円楽師匠のご冥福をお祈りいたします。合掌。

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有吉九段の訃報

火の玉流、と呼ばれた有吉道夫先生が帰幽されました(コチラ など参照)。87歳。有吉先生のご冥福をお祈りいたします。合掌。

略歴などはググっていただくとして。

有吉先生と言えば、ご本人のことより、ご子息(と言っても無風凧より5つほど年上)と将棋を指したことを思い出します。ある時。有吉玉が横に並んだ金三枚の上に乗っている、という盤面になったことがありました(有吉先輩が先手で、78金68金58金67玉だったと記憶します。ちなみに、無風凧の69飛に対して68金打と受けたために金の3枚並びが成立しました)。有吉先輩は、その玉をたいそう気に入って、翌日もそのネタを話していたことを思い出します。

将棋をさしながら、有吉先生のエピソードもいくつも聞いたのですが、今はもう忘れてしまっています。おやじ、と読んでいらっしゃった。当時に優しいお顔は今でも思い出せるのですけどね。

師匠大山十五世と同じく、還暦過ぎてもA級に在位していました。強かったんだなあ、、、と今更ながらに思います。

改めて、ご冥福をお祈りします。合掌。

 

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詰将棋: 新飛車は取られるのか5

20220924 土曜日は詰将棋の日!

今週は、「新飛車は取られるのか」の新作です。

飛玉飛が、奇麗にならんで、銀で挟んだだけ。シンプルな配置です。持ち駒も、角2に金と、おしゃれにまとまったかな、とちょっと自画自賛。

この形に慣れてくると、初手は一目で決まるかもしれませんが、初手はちょっと気持ちよく。

4手目が非限定なのがすごく悔しいです。後半(収束)は定番(?)です。前半だけ、お楽しみください。

 

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