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研究の重要度、研究者の資質

大学の教員なりたい人のほとんどは、、、研究をしたいから、でしょう。研究したい。 積極的に研究者になりたいわけではなく研究以外の仕事ができない、という稀有な人もいるでしょうが、いずれにしても研究したい。

では。その人の希望する研究は、どの程度重要なのでしょうか?そして、その人の「研究者としての素質」はどのように考えればよいのでしょうか?

そもそも、として測れるものでしょうか?

研究者の世界は、実力一本勝負ではない。成果が出るということと、その人の資質・実力があるということは、まったく別。加えて、研究が重要か否かはわからない。現時点でそれら「重要か否か」をどのように判断するのか。

1) 識者とか大御所と呼ばれる一部の人の「限定合理性」の中で判断される

2) 研究者の「インフルエンサー」的なロビー活動の効果が大きい

3) 公金を使う場合は、「まったく専門外」な官僚の判断にゆだねられる

の3点をもってしても、本当に重要なものか否かの確証が下がっていくことは間違いないでしょう。

大器晩成、という言葉があります。二十過ぎればただの人、という言葉もあります。これらは、実力が変わらずに、環境=取り巻きの扱いが変わると考える方が、合理的な説明ができます。

ということで。限られた研究職というポジション。どのようにして決めればよいのでしょうか? このネタも続きそうです。

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