究極のSDGs
昨日の続き(昨日の記事は コチラ)。
無風凧が経営学を勉強したとき、「経営者の最初の仕事は、次の経営者を見つけること」というの習いました。当時、大企業に勤めていましたので社長交代のことを思い浮かべたのですが、なんとなくそういうものかなと思っていました。今思えば、次の経営者を見つけて育てることにより、自分の経営テクノロジーを承継するとともに、イノベーションのジレンマにならないようにするための一つの方策なのかなと合点がいきます。
自分の子育ては間違えていたかどうかが分かるのは自分に孫ができた時だ、ということを聞いたこともあります。これは、自分の子供の子育ては自分の子育てと同じでしょうから、自分の子育てを客観的に見て判断するということだと習いました。この伝でいくと、経営者が自分の経営方法は正しかったかどうかを判断するのは、自分の2世代あとの経営者がどのように育ったからだということができます。
経営者の世代が変われば、当然目標も変わります。もちろん時代の進行により、企業環境も変わっているでしょう。その環境に適応していくためにも、目標は言うに及ばす、色々な経営テクノロジーも変わらなくてはなりません。このような環境下で企業が生き残っていく、これこそ本当の意味でのSDGsではないでしょうか。
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