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COVID-19: 自宅療養は定着するのか?

COVID-19の感染拡大で、医療崩壊になんなんとしています。軽症者は自宅療養、など学会関係者が声明をだしていますが、はたして効果があるのでしょうか?ゲーム理論的に考えて、効果は薄いだろうな、と思わざるを得ません。

ゲーム理論。囚人のジレンマというと、訊いたことがある人が多いでしょう(ご存じない方はググってください)。

囚人のジレンマと同様で、軽症である人が全員自宅療養すれば、確かに医療崩壊に歯止めがかかるでしょう。しかし。囚人のジレンマと異なるところは、ゲームに参加している人が「多人数」ということです。つまり。全員が自宅療養するのは、確率的に難しい。それに、他人から見たら軽症でも、本人は少なくとも苦しいわけで、病院に行ってしまうこともある。

とすると。

まじめに自宅療養している人は、ある意味「馬鹿をみる」ことになります。「自分だって通院して楽になりたい」と思うのが人情。その結果、自宅療養者が減り、全員通院する、というのがゲーム理論の教えるところです。

これをひっくり返すのは、相当大きな犠牲心かインセンティブが無ければ、無理です。それに、、、軽症から一気に重症化するのがCOVID-19の特徴の一つ。結果として、「手遅れ」になる確率が増える可能性が捨てきれません(こんなことを書くから、やっぱり病院に行こうという人が減らないんだ、というお叱りは甘受いたします)。

というわけで、現時点での施策のままでは、自宅療養は定着しないだろうな、と思っている無風凧です。

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